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2018.07.30
嗜好性を下げずにお腹の調子を整えるスゴいやつ!
犬たちの体調のサインが、分かりやすく現れるのがうんちの状態。
毎日の生活のサイクルのなかでチェックできるので、気にしているという方も多いと思います。
しかし、言葉を話せない犬たちの体調は、私たちがアンテナを張り巡らせていても把握しきれない部分も。
だからこそ、普段の生活の中で健康への働きかけをしていきたいですよね。
特に便の状態に影響を与える腸などの消化器系は、食物の栄養を摂取するために必要不可欠な器官です。
消化器系が正しく機能して初めて、良質のドッグフードなども栄養として体に取り込まれるので、小さな気付きも大切にしていきましょう。
いつもどおりの生活なのに…なぜ?
口から摂取した食べ物の栄養の多くは小腸で消化吸収され、残りは大腸に運ばれます。
大腸は水分やミネラルを吸収したり、腸内細菌による繊維質の発酵の場としても重要な役割を持っています。
その分解の役割を担っていると言われているのが腸内細菌です。
腸内細菌によって食物繊維が発酵し、分解される過程で乳酸・酪酸などの短鎖脂肪酸やビタミンなどの有用成分が発生します。
この腸内細菌のバランスの乱れが、犬たちの便の状態を不安定にすることがあります。
食べすぎ、誤飲や誤食、フードの変更など、心当たりがないのに、急に下痢になってしまった場合などには、この腸内環境の乱れが原因の可能性が疑われます。
環境の変化、たとえば、引越しや暑すぎるなど気温の変化でもストレスから、下痢や軟便になる犬も多くいます。軟便は、大腸の中に便が留まる時間が短くなるためウンチの回数が増え、また粗相をしてしまうことも。
このケースの場合は、うんちの回数が増えたり落ち着きがなくなったりすることが多く、時には粘膜が混じったゼリー状のうんちが出ることもあります。
便秘になりがちの犬たちも、腸内細菌のバランスが崩れることで、ぜん動運動が阻害され、腸閉塞などに結びつくこともあります。
お腹の状態が安定しない犬たちは、食べものが消化しやすいよう消化酵素をとり入れてみたり、善玉菌を増やすものについて考えてみてはいかがでしょうか。
使うと分かる!ここがいいんです。嗜好性を下げずに、お腹の調子を整えるすごいやつ
サプリメントに抵抗のある飼い主さまもいらっしゃるかもしれませんが、自然由来の成分や有用菌、消化酵素などを組み合わせることで効果的に胃腸の働きを助けるサプリメントがあります。犬たちの体に直接作用するのではなく、本来の働きを「助ける」ことに特化しているサプリメントは、いつものごはんと一緒にまぜるだけなので手軽です。
普段のごはんにほんの少し、ちょい足しすることで「いつものごはん」が「お腹にやさしいごはん」に早がわり。
この嗜好性を邪魔しないサプリメント、『HP-MAX(エイチピーマックス)』は、POCHI創業から1年後に発売されてから現在まで、少しずつアップデートを繰り返しながらも、支持を集め続けている人気アイテム。
消化酵素と納豆菌などの有用菌で構成されています。
また、ほんのり磯の香りを漂わせる海草の成分を配合し、嗜好性を高めています。
POCHI HP・MAX
犬たちの消化吸収を助ける成分がぎゅっ。
消化酵素が、消化吸収を助け、納豆菌、酪酸菌、オリゴ糖の働きで腸内細菌バランスを整えます。毎日与えることで健康維持に役立ちます。
Note:せっかくのいい素材のものを食べさせても、からだに吸収されなくては意味がありません。消化吸収のために毎日使うサプリとしてお勧めしています。
●原材料
海草粉末 DLメチオニン 塩酸Lリジン 微生物由来生成物(ドリセラーゼ) 納豆菌 酪酸菌 フラクオリゴ糖 トルラ酵母 キトサン
●給与量(1日)
子犬・子猫・小型犬・猫 ティースプーン1/4杯~1/2杯 中型犬 ティースプーン1/2杯~1杯 大型犬 ティースプーン1杯~2杯 *ティースプーン1杯は約3g程度
【原材料と解説】
○アミノ酸
成長促進・抵抗力をアップするアミノ酸
メチオニン・リジンの2大アミノ酸には、筋肉を増やしながら体脂肪を減少させる働きがあります。
内臓の機能や抗病力のアップが期待できます。
アミノ酸スコアを補正し、無駄なく食事を利用できます。
○複合消化酵素(ドリセラーゼ)
プロテアーゼ・・・タンパク質分解酵素
セルラーゼ・・・セルロース分解酵素
ペクチナーゼ・・・ペクチン分解酵素
タンパク質の利用効率を高めます。
特に植物の細胞を守っている細胞壁の構成成分であるセルロース、ペクチンを分解し、植物性の栄養吸収を高めます。
○キトサン
カニやエビなど甲殻類に含まれる食物繊維・キチン質から精製された成分です。
脱コレステロール、
消化機能を改善する腸内有効菌の増殖、
重金属など有害物質の吸着・スムーズな排泄、自然治癒力のアップ。
○納豆菌
納豆菌は胃酸に冒されることなく、腸まで生きたまま届き腸内環境を整えます。
また、消化酵素の産生、ビタミンB群の産生なども行います。
○酪酸菌
抗腐敗性酪酸菌は悪玉菌の排除、善玉菌の増殖を促し腸内細菌叢の平衡を維持します。
消化酵素を産生し炭水化物の分解とビタミンB群の産生によって栄養分の消化吸収を高めます。
○フラクトオリゴ糖
フラクトオリゴ糖はそれぞれの個体が持つ、体に合ったビフィズス菌をはじめとする腸内の善玉菌の栄養源となり増殖させます。
おわりに
下痢や軟便が続くと、水分がきちんと体に吸収されず脱水の状態になってしまうことも。
嘔吐を伴う場合や、便に血が混じったりしている場合、震えや熱を伴う場合には、速やかに動物病院へ。
下痢の症状が出ている間は、消化によって胃腸にかかる負荷を軽減させるために、一食お休み(絶食)させてあげることもオススメです。
トッピングを活用する際には、刺激の強いものを避け、適度なタンパク質量のトッピングを選ぶようにしてください。
しかし、犬たちに元気や食欲があり、数日で下痢の症状が落ち着くようであれば、日常的に腸内環境を整えることで、下痢や軟便を減らすことができるかもしれません。
常日頃からの働きがけで「おいしく食べて良いウンチ」を目指しましょう!(スタッフ OKAPy)