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2021.11.01
History -POCHIは日本の犬にとって、飼い主様にとってどんな存在でありたいか。
POCHI は、日本の犬にとって、飼い主様にとって
どんな存在でありたいか。
POCHI では、プレミアムドッグフードのセレクトショップの先駆けとして、自分たちが納得できる商品のみをお届けしてきました。
いま、インターネット上には、たくさんのショップが立ち並びます。幾多ある中でPOCHI を選んでいただく理由を考えた時、知っていただきたいのは創業当時からDNA として育まれてきた想いや考え方です。
これまで培ってきたPOCHI ブランドの背景にあるストーリーをご紹介します。
POCHI年表
1998年 | POCHI創業。 愛犬を子供のように思える人のために、国内初プレミアムドッグフードのカタログ通販をスタート。 同時に、犬の生活に関わる相談、質問のための窓口を設け、即答できない質問は、大学・研究機関などに問い合わせた上で、改めて答えるという独自のスタイルで、犬のコンサルティングサービスを開始しました。 |
2000年 | 「ドッグフードがなくなった場合、直ぐに届かないと困る。」そんな多くのお客様のお声に応え、物流システムを見直し、当日出荷のサービス開始。 |
2002年 | 24時間受付ができ、簡単にご注文いただけるオンラインショップを開設。 |
2006年 | 「おいしく食べてよいウンチ」のプレミアムドッグフードをトライアルするための「初回送料無料」、気軽にお買い物できるよう「2回目以降も2,500円以上で送料無料(当時)」開始。また、創業当初より行っていた電話コンサルティングサービスもインターネットからいつでも相談できる「WEBコンサルティングサービス」として開始しました。より安心してお買い物できるよう「プライバシーマーク/Pマーク」を取得しました。 |
2008年 | 便利な機能「マイページ」を備え、気に入った商品が購入履歴から簡単ステップで注文でき、探す手間も省きました。 また同時にいつでもどこでも、場所を選ばず携帯電話からの注文を可能にしました。 |
2010年 | 多様化した犬猫のアレルギー対策のために、ペット通販で初の「アレルギー検索」ができるようになりました。動物病院のアレルギー検査項目を考慮しています。 |
2012年 | プレミアムフードの種類が多くなり選べないという飼い主の皆さまの声に応えて、ブランド別/カテゴリ別の主要なスペックを横並びで見比べできる「ドッグフード主要スペック表」や「ハーブの豆知識」、各ブランド独自の原材料表記を統一した「POCHIの原材料表記について」を公開するなど、納得して選んでいただけるようなサポートコンテンツが充実しました。 |
2014年 | 「POCHI」サイトがフルリニューアル。 マイページや検索機能を充実、スマートフォンにも対応し、さらにお買い物しやすくなりました。また、猫のフロアを拡大し、「tama(たまのおねだり)」サイトを新規オープンしました。 |
2016年 | POCHIオリジナル総合栄養食ドッグフード第1弾として「POCHI ザ・ドッグフード 3種のポルトリー」を販売開始。 |
2017年 | オリジナルドッグフード第2弾「POCHI ザ・ドッグフード ワイルドサーモン」販売開始。 |
2018年 | POCHI ザ・ドッグフードに機能性をプラスしたラム肉のドッグフード(総合栄養食)「POCHI ザ・ドッグフード ラム プラス エイジングケア」販売開始。 |
2019年 | POCHI ザ・ドッグフードの中・大型犬粒サイズ「POCHI ザ・ドッグフード ミディアムラージ粒 3種のポルトリー」販売開始。 |
2020年 | まったく新しいコンセプトのシニアフード「POCHI ザ・ドッグフード エイジングケア シリーズ」販売開始。 |
2021年 | 「POCHI ザ・ドッグフード ベーシックシリーズ」が全種類リニューアル。 ペットフードの研究開発・国内工場として、ペットウエルネスクリエイティブセンター(PWCC)開設。 総合栄養食ウェット「POCHI ザ・ドッグフード ウェット 鶏むね肉とレバーのランチ」販売開始。 |
2022年 | 総合栄養食ウェット第2弾「POCHI ザ・ドッグフード ウェット 鹿肉とレバーのランチ」販売開始。 |
2023年 | POCHIはじめてとなる療法食「POCHI 犬用食事療法食 腎臓ケア フレッシュチキン」販売開始。 |
2024年 | 「エイジングケア シリーズ」をよりシニア犬に特化させた「エイジングケアシニア シリーズ」」に全面リニューアル。 療法食第2弾「 POCHI 食事療法食 消化器ケア 低脂肪 フレッシュターキー 」販売開始。 |
1998年~ カタログ通販時代
▼▲▼ POCHI誕生 ▼▲▼
日本のポチたちに、もっと幸せになってほしい。
POCHIが創業したのは1998年。それよりもさらに前から、 ショードッグの世界ではショーに出られない犬のことは「ポ チ」と呼ばれていました。また、ペットショップなどでは、 血統書が付いていない雑種の犬のことも「ポチ」と呼ばれ ていました。プレミアムドッグフード専門店であるPOCHI は当時は異質なネーミングでしたが、「人間の都合で犬を 差別してもいいのか?」「犬の幸せとはショーに出ることな のか?」「日本のポチたちはもっと幸せになってもいいので はないか?」という純粋な違和感から生まれました。
■ 商品選びの基準
素材や製法、組み合わせのこだわりが、犬の健康とお客さまの喜びにつながるかを基準に、「これは!」と自信を持っておすすめできる商品を国の内外からセレクトしています。
また、選んだ商品については、創業当初から今日に至るまで、私たちができる限りの詳細な原材料表示を心がけています。
商品選びは、
・可能な限り人間が食べられるぐらいの原材料で作られているものであること
・化学薬品・酸化防止剤など、危険な添加物が含まれていないものであること
・しっかりとしたパッケージであること
POCHI取り扱い商品は、長年に渡って寄せられたお客様の声とペットに関わる有識者との幅広いネットワークを通じて蓄えた、
経験ある専門家たち(講師の依頼もあるペット栄養管理士)の確かな目でセレクトしています。
さらに、健康を見据えた新しい提案も積極的に取り入れています。
確かな商品を通して、本当の「犬の幸せ」がつかめることを心から願っています。
▼▲▼ メーカーと共に ▼▲▼
充実したカタログ内容。 商品にこだわる姿勢がメーカーと輸入元の共感を呼んだ。
カタログ通販を行なっていたドッグフードショップは珍しく、しかもしっかりと商品のこだわりや栄養成分、商品の中身の写真や与え方まで細かく記載していたのはPOCHI のカタログのみでした。セレクトショップとしての規模はまだまだ小さく、取扱量も少なかったものの、この販売姿勢は当時はまだ創世記だったプレミアムドッグフードメーカーからの信頼を得ることにもつながりました。「POCHI のカタログで販売して、ともに成長を遂げよう」。そんな機運が生まれていきました。
▼▲▼ オタク気質 ▼▲▼
常識を疑い、納得できたものだけを扱う。 それが今のPOCHI の文化に。
創業当時、ペットフードの情報は、まだまだ発展途上で、「いい加減」な情報が多く出回っていたのも現実でした。たとえば、当時のある雑誌には植物性脂肪の方が酸化しにくく健康に良いなどと書かれていたりもしました。また、海外から輸入されたプレミアムフードの裏書には色々な成分が書いてありますが、間違って日本語に訳されていたりということも珍しくありませんでした。そうした経験から、とにかく自分たちで調べる、納得しなければ商品として扱わないというPOCHI 独自の文化が育まれ、それは今も続いています。
▼▲▼ 1回30分以上 ▼▲▼
お客様との電話でのコミュニケーションは、POCHI にとっても貴重だった。
カタログの無料請求や注文は当時は電話がほとんど。犬を家族と思っている飼い主様からの電話は、POCHI スタッフにとって飼い主様と犬との暮らしのリアルを知る本当にいい機会でした。1回の電話で30 分以上は当たり前、話を聞いているうちにいつのまにか飼い主様の次にその愛犬のことをよく知る存在となることもありました。今のPOCHIは、カタログ販売からインターネット販売が中心となったことで、当時よりもお客様との接点が少なくなりましたが、そんな中でもPOCHI で働く人の人柄が見えるような、飼い主様に寄り添ったショップ運営を大切にするよう心がけています。
2002年~ カタログ~ウェブショップ移行期
▼▲▼ 手作り食 ▼▲▼
毎日ドライフードで犬は本当に喜んでいる?
カタログで多くのお客様にプレミアムドッグフードを認知いただくことには一定の成功を収めたPOCHI ですが、それと同時にお客様への提案を積極的に行なったのが手作り食です。もちろん、ドライフードを作っているメーカーは完璧なものを作ろうとしていますが、毎日それだけでは味気ない。犬にとって食事は生きている中で大きな楽しみのひとつです。「ちょっとひと手間」というコンセプトでウェットフードをいつものドライフードにのせるだけで、多くの飼い主様から喜びの声をいただきました。
▼▲▼ とことんこだわる ▼▲▼
フレンチシェフと、フィトセラピストと、POCHI がコラボレーション。
手作り食の考え方が発展して出来上がったのが2005 年に販売を開始した「デリカテッセン」。デリ的な犬の食事はすでに世の中ではありましたが、「POCHI がデリをやったらどうなるか?」にこだわりました。作ったのは、犬に理解の深いフレンチシェフとフィトセラピストとPOCHI による最高級のデリ。多くのお客様に驚きと楽しさを届けることに成功しました。
▼▲▼ 犬好きという目線 ▼▲▼
難航するウェブ移行で大切にしたPOCHI らしさ。
カタログで多くのお客様との関係を築き、安定した運営をしていましたが、ウェブショップが多くなり始めると、顧客離れも起こり始めます。これは、これまで半年に1回POCHI カタログで情報を得ていた飼い主様が、スピード感のある他ショップのサイトに移行したためでした。POCHI もウェブ移行は進めましたが、最初はかなり難航。そこで、こだわったのがPOCHI の強みである犬好きの目線で情報を発信するというスタイルでした。他ショップはウェブの専門家がドッグフードショップを運営しているのに対し、POCHI は犬好きのドッグフード販売のプロが運営している、その違いがありました。「飼い主様はどんな情報を求めているか」「その情報と関連するフードは何か?」など、まさに創業当時に電話で受けていた内容をそのままウェブで実践する方法は多くのお客様に支持されました。
2010年~ ウェブショップ期
▼▲▼ サービス向上 ▼▲▼
売ることが目的になっていないか。 その商品が必要と思ってもらうために。
犬好きが発信しているというウェブショップでも、競合ショップも追随するため、これではいたちごっこになってしまいます。そこでもう一度POCHI を選んでもらうために考えたのが、POCHI が本来大切にしてきた、飼い主様の愛犬1頭1頭についてしっかり考えるということでした。「アレルギー検索」、「POCHI のドクターコール24h(現在は終了)」、「コンサルティング(創業から継続)」「読み物コンテンツ強化」など、トライ&エラーでサービス面を充実させ、日本の犬が快適に暮らせることを目指しました。
▼▲▼ POCHIの役目 ▼▲▼
POCHI とは犬と人を幸せでつなぐプロジェクト。
犬と人が住み良い社会を実現するためのチャリティに協力するなど、寄付活動を行なっています。東日本大震災や熊本地震では被災地の犬たちへの支援活動として、義援金寄付やウェットフードなどの支援を実施。また、保護動物(犬猫)の里親会などを行うプロジェクトへの支援活動もできる限り実施しました。こうした活動体験は、社会におけるPOCHI の存在意義を改めて見直す機会となりました。
▼▲▼ オリジナルドッグフード ▼▲▼
どこにもないのであれば、作ってしまおう。 長年のオタク気質の集大成。
ウェブショップ期に入ってから、POCHI のもっとも大きなターニングポイントとなったのは、2016 年にオリジナルドッグフード「POCHI ザドッグフード」を発売したこと。この商品を開発した背景は、POCHI のこだわりである「犬の食事を楽しいものにしたい」(のちにトッピングフレンドリーという考え方につながる)という思いが関係します。トッピングをするにも、今のプレミアムドッグフードを見渡すと、ハイスペックすぎて別の食材を乗せる余地がありません。そこで、「世の中にないのであれば作ってしまおう」という発想に至りました。ポイントはトッピングを乗せたときでも、トッピングなしでも十分な栄養を担保できる絶妙のバランス。これはリンやカルシウムのバランスが良く、取りすぎても栄養過多にならないもの。POCHI がオタク気質でこだわり続けてきた知見の集大成といえます。
▼▲▼ ペットウエルネスクリエイティブセンター(PWCC) ▼▲▼
オリジナルフードラインナップ増加に伴う注文増に対応するため、
オリジナルのペットフード等(犬猫用)の研究開発部門も包括した形の「ペットウエルネスクリエイティブセンター(以下PWCC)」が2021年8月より稼働を開始しました。
PWCCは、大型充填機や金属探知機、エアシャワーなど人間の食品工場と同等の設備を完備し、衛生面と検品体制をより強化した、
オリジナルフードの研究開発及び国内工場の新拠点です。
POCHIは、POCHIで。
変わらない想い。
20 年以上の変遷の中で、紆余曲折を辿りながら今があるPOCHI。ここまで続けてこられたということは、多くのお客様から共感を得られたということの表れだと考えています。今後もPOCHI が考えることは、「犬のためにできることをやっていく」ことに他なりません。 その中で育まれてきたDNA(オタク気質や驚かせる、世の中にないものは作るなど)は大切に、POCHI は、POCHI であり続けていきたいと考えています。