- コラム
2019.09.26
[#犬と暮らしの知恵]バードック=ゴボウを使って犬たちの皮膚ケアを。
そろそろ、少しずつ夏のような暑さが和らぎ、秋らしい日和が感じられるようになってきます。この時期になると、皮膚のかゆみが出やすい犬たちや、草花によるかぶれなどの症状が出る犬たちもいます。
そんな時は、身近にあるアイテムで犬たちの体調管理のお手伝いができればいいですよね。
本日はそんな秋に取り入れたい、ハーブとしても使われているバードック=ゴボウを使った簡単なハーブの活用方法をお届けします。
その1皮膚トラブルを癒す 抽出液(ハーブティー)で体のお手入れ
バードック=ゴボウはもともと、体内の浄化や体質改善が期待できるハーブとして、トニックハーブの異名を持っています。
ダイエットやお通じに効果があるといわれていることは、ご存知の方も多いですよね。ごぼう茶、なんてアイテムが流行ったこともありました。
また、ドイツではバードックとネトルの抽出液(目的に合わせたドライハーブをお湯を入れて抽出したもの=ハーブティー)をローションにしてマッサージに使うという方法が伝統的にとられているそうです。皮膚の表面を清潔に保ち、理想的な常在菌のバランスを維持するのに役立つのだとか。
そんなバードックを犬たちに活用するのならバードックのハーブティーを布にしみ込ませ、体を拭いたり優しく当てて使うのがオススメ。
同じように抗菌作用があるカモミールやネトル、カレンデュラなどと一緒に使うとより効果が実感できるはずです。
この時期、皮膚や被毛が脂っぽくなってしまったり、かゆみがなかなか引かない、という症状が出ている犬にオススメです。
その2ストレスによるかゆみを内から癒す トッピング
先ほども少しお話しましたが、バードックにはデトックスの効果もあるといわれていて、ヨーロッパでは長く薬用として使われてきた歴史があります。
抽出した液体は血液やリンパの流れを改善し、毒素を排出する助けとなるとも言われています。バードックの抽出液を飲むことで、ストレスなどによって起きやすくなる皮膚のかゆみなどにも働きかけるのだとか。
私たち人間も、季節の変わり目にめまぐるしく変わる気候や、慌しい毎日に心も体も疲れてしまうとじんましんが出てしまうことがあると思います。
そんなストレス性のかゆみや皮膚トラブルには、バードックとクリバースというデトックス効果のあるハーブたちがオススメ。
犬たちに使用するのであれば、あく抜きと過熱をしたゴボウをフードのトッピングにプラスしたり、ごぼう茶をフードのふやかしに使うのも良さそうです。そのままだとにおいが強く、犬たちが食べたがらないようであれば、ゴボウを使ったおいしいレトルト POCHI マンナン・ベジ&ハーブなら、バードックと相性の良いハーブをいくつも使っていて、お手軽にデトックスとかゆみのケアができますよ。
ゴボウが入ったおいしいレトルト