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2019.09.05
ナスを犬に食べさせても大丈夫?秋に美味しいナスの栄養の"ナスニン"。
少しずつ進んでいく季節に合わせて、旬の食材や美味しい食べ物も移り変わります。夏から秋の間に美味しい旬を迎える野菜のひとつがナスですが、ナスには犬たちに嬉しい機能性成分も含まれています。
犬たちにナスを食べさせる時のポイントと合わせて、嬉しい旬の味わいと健康に働く機能性成分をご紹介します。
犬にナスを食べさせても大丈夫?
ナスは全体の9割以上が水分で占められている野菜です。秋に収穫されたナスは、他の時期よりも身が引き締まっていて風味も豊かと言われています。
基本的には、ナスを犬たちに食べさせても問題ありませんが、もちろん、大量に食べさせすぎてしまうとお腹がゆるくなったりすることもあります。犬たちと一緒に楽しむ際には、ナスを細かく切りオリーブオイルなどでいためるなど調理して、ドライフードのトッピングにしたり、彩りとして添えたりするのがオススメです。
ナスを使ったアレンジレシピ
ナスに含まれる機能性成分と活用方法について
ナスの紫色の皮には、特有のポリフェノールの一種であるナスニンが含まれています。ナスニンはベリー類にも含まれているアントシアニンの仲間のポリフェノールで、増えすぎた活性酸素を除去する抗酸化作用が期待できます。
また、アントシアニン同様に視力に関わる機能を維持したりする効果も期待できるので、夏の強い日差しを受けた犬たちの眼のケアとして、旬の食材を活用してみてはいかがでしょうか。
ちなみにナスは全体の比重が軽くスポンジ状なので、犬たちのドッグフードのかさ増しとして使用するという手も。栄養価が高くない一方で食べ応えがあるので、ダイエットに取り組みたい犬たちの季節のトッピングにぴったり。目に嬉しい成分入りなので、シニア期の犬たちの食事の彩りとしても、ぜひお試しください。
おわりに
今回は秋に美味しい野菜、ナスを犬に食べさせても大丈夫なのか、ナスに含まれる栄養についてご紹介しました。
旬の野菜は、犬の手作り食やオヤツとして与えられるものも多いので、与えられるものをうまく取り入れることで食事のバリエーションを増やしたり、体重管理にも使えます。
ナスの場合は、犬に与えても問題ありませんが、生の状態のまま大量に食べさせてしまうと、犬の体質によっては下痢になってしまうこともあるので注意が必要です。
適切な方法で調理して、取り入れてみてくださいね。