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2019.12.02
犬の故事成語・ことわざ講座 ~Every dog has his day.~
人々と長く過ごしてきた犬たちは、さまざまな形で私たちの文化にも関わって来ました。昔の人々から伝えられてきた言い回しや表現にも、犬たちが登場します。そこには「犬って○○だよね」という昔の人々が犬たちに抱いてきた印象やイメージなどが反映されています。
昔の人々が見てきた犬たちの姿を映す鏡として、犬たちが登場する故事成語やことわざ、慣用句を紹介します。
~Every dog has his day.~
Every dog has his day.
《出典》
英語の慣用句
《意味》
全ての犬たちに「本人(犬)が主役になる日」がやってくるように、辛いことがあったり悲しいことがあっても、犬のように前向きに過ごしていればきっと良いことがある。
どういった場面で使われる?
気がつけば冬ももうすぐそこ。天気が優れなかったり、年末が近づいた慌しさの中で上手くいかないことがあったりして、「あーあ…」と気分がブルーになることもありますよね。でも、そんな時にいつも元気で前向きな犬たちの姿を見ていると、こっちまでちょっぴり元気をもらえるような気がします。
犬たちはまるで「毎日が幸せな日」のように前向きに楽しそうに過ごしていますが、そんな犬たちにも「お友達に唸られた…」とか「いたずらし過ぎてママを怒らせちゃった…」だとか、気分がブルーになる時があります。でも、それを引きずらずに次の楽しいことに目を向けて過ごしているように見えます。
また、犬との暮らしの中で上手くいかないこともあると思いますが、そんな時もできれば「前向きに今を楽しむ」気持ちで楽しいことを見つけながら、きっと報われる日が来ると信じて辛いときを乗り越えたいものですね。