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2021.03.15

犬の体重管理に手作り食 春キャベツとささみのごま和え

犬の体重管理に手作り食 春キャベツとささみのごま和え

思い出したように冷たい風が吹き、外に出るのが辛くなる日がある春先。お散歩が楽しくなる季節ではありますが、花粉に悩む方には少し辛い季節でもありますね。

今回ご紹介するのは、冬の間に運動不足から体重増加が気になっている犬におすすめのレシピ、キャベツとささみのごま和えです。
旬のキャベツをたっぷり使った、食べ応えのあるヘルシーな一品です。 

作り方はとってもシンプル。
キャベツ、ささみを電子レンジで加熱して、ごまと和えたら完成です。

シャキシャキしたキャベツの食感や、ささみの歯応えが楽しめます。
飼い主さんは犬用に食材を取り分けた後に、酒、砂糖、塩、醤油を加えて味を調えてからお召し上がりくださいね。

油を使わず野菜がしっかり摂れるメニューなので、犬のダイエット時にぜひお試しください。

材料:2頭分(1頭分の出来上がり重量:約60g)

キャベツ:100g
ささみ:50g
白いりごま:大さじ1/2

作り方のご紹介


1.キャベツを犬が食べやすい大きさに切る。


2.1を耐熱容器に入れふんわりとラップをし、600Wのレンジで1分30秒加熱する。水気を切る。ささみはふんわりとラップをし、600Wのレンジで2分加熱する。粗熱がとれたら、適当な大きさに手でさく。


3.ボウルに2、白いりごまを入れ、よく混ぜて器に盛る。

飼い主さん用として作るなら、犬用に取り分けた後に、酒、砂糖、塩、醤油をお好みで加えてよく混ぜます。

本日のメニュー『春キャベツとささみのごま和え』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

調理時間約10分
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー:44kcal/約50g

《三大栄養素》出来上がり約60g中
たんぱく質:7.1g
脂質   :1.5g
炭水化物 :3.1g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率


《その他、気にしたい栄養成分》
食物繊維 :1.2g

カルシウム:50mg
リン   :85mg
鉄    :0.5mg

DOG's TALK

POCHIのペット栄養管理士

柔らかくておいしい春キャベツをたっぷり使っているので、ドッグフードのかさましとしても活躍しそうなメニューです。
ちなみに、ゴマにはゴマリグナンというポリフェノールの仲間が含まれていて、抗酸化力を持つ成分として知られています。
ささみは好きな犬も多く、タンパク質をしっかりとれますし、シニア犬の体重管理にオススメの食材を使ったレシピですね。

■ 管理栄養士がアドバイス。次の日作るときフォローしたい栄養素とおすすめメニュー

とくに気になる栄養素:ビタミンDとカルシウム
根キャベツとささみのごま和えに不足している栄養素はビタミンDです。ビタミンDはカルシウムとリンの吸収を促して、骨の健康をサポートしてくれるはたらきがあります。不足を補うためには、別の食事でビタミンDを補うのがオススメです。ビタミンDはいわしや鮭などの魚に多く含まれています。焼魚や煮魚など加熱処理をして、できれば骨ごと与えるようにすれば効率的にビタミンDとカルシウムが摂取できますよ。

時短なら!バランス栄養食(総合栄養食)+おかずで、手作り感覚が楽しめます。