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2021.07.05
夏のスッキリ手作りレシピ。豆乳で作る、モロヘイヤの冷製スープ
日差しが気になる季節がやってきますね。今回は暑い時期の体調管理に役立つ、旬の食材であるモロヘイヤを使った冷製スープを紹介します。
作り方のポイントは、2つ。
まずはモロヘイヤをしっかり茹で、シュウ酸を減らしましょう。
そして牛乳ではなく、犬のお腹のに優しい無調整豆乳を使います。
モロヘイヤと豆乳にはポリフェノールが豊富に含まれているので、紫外線が気になる季節にとってもおすすめの食材です。
飼い主さんは、お好みで塩や胡椒で味を加えてください。
モロヘイヤの粘りでとろとろなスープは、夏バテ気味の身体にもうれしい一品になります。
犬と一緒に内側からもしっかり紫外線対策して、暑い夏を乗り切りましょう。
材料:2頭分(1頭分の出来上がり重量:約105g)
モロヘイヤの葉 :50g(茎入りで70g)
じゃがいも :50g
無調整豆乳 :100g
水 :50g
オリーブオイル :少々
作り方のご紹介
1.じゃがいもの皮をむき芽を取り除き、薄切りにする。モロヘイヤは葉と茎に分ける(葉を使用)。
2.鍋に水、1を入れ、柔らかくなるまで茹で、水気を切る。
※モロヘイヤにはシュウ酸が含まれていますが、茹でることでアクとして排出されます。
3.2のじゃがいもとモロヘイヤ、無調整豆乳、水をミキサーに入れ、なめらかになるまでかける。
4.鍋に3を入れ、ひと煮立ちさせ、冷蔵庫で冷やす。
5.器に入れ、お好みでオリーブオイルをかける。
※飼い主さん用として作るなら、完成前にお好みでお好みで塩・胡椒をして味を調えてください。
本日のメニュー『夏のスッキリ モロヘイヤの冷製スープ』の栄養計算をしてみよう
調理時間約55分(冷やす時間を含みます)
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー:39kcal/約105g
《三大栄養素》出来上がり約105g中
たんぱく質:3.5g
脂質 :1.7g
炭水化物 :7.5g
《その他、気にしたい栄養成分》
食物繊維 :3.8g
カルシウム:75mg
リン :65mg
鉄 :1.0mg
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POCHIのペット栄養管理士
暑い日のクールダウンにぴったりの冷製スープです。犬に与える時には粗熱を取り除く程度でも問題ありません。モロヘイヤに含まれる抗酸化成分、βカロテンは紫外線が気になる季節の皮膚や瞳の健康管理に役立ちます。豆乳に含まれるイソフラボンと呼ばれるポリフェノールの一種は、犬の神経系の働きを穏やかにするといわれています。花火、雷が苦手で興奮しやすい犬が穏やかに過ごしたい時にも意識したい栄養素です。
■ 管理栄養士がアドバイス。次の日作るときフォローしたい栄養素とおすすめメニュー
ちょっと気になる栄養素:ビタミンB12
モロヘイヤ冷製スープで気になる栄養素、ビタミンB12。
犬にとってビタミンB12は、体の中でたんぱく質を作ったり、赤血球を作るのに必要な栄養素です。ビタミンB12は、貝類やレバーに多く含まれているため、不足しないように他の食事で補うのがオススメです。あさりを使った深川飯風まぜご飯や、レバーを使ったジャーキーなどを与えるのがおすすめです。あさりもレバーもしっかり火を通してから与えるようにしましょう。