（フリーライター、ドッグジャーナリスト：臼井 京音）

2022年3月31日から4日間開催された、日本最大級のペットイベント「インターペット」のPOCHIブースで盛況だった、新しいタイプのエイジングケアフードや、来場犬の体脂肪測定の結果などを紹介します。

POCHIブースに並ぶ新コンセプトフード

第 11 回「インターペット ～人とペットの豊かな暮らしフェア～」が 2022年4月1～3日、東京ビッグサイトで開催されました。同イベントには、8つの国と地域から465社が出展し、4日間で4万3,755 名と1万8,513 頭のペットが来場しました。

POCHIも、ドッグフードメーカーとして出展。カラフルなフードのパッケージで彩られたブースは、小さな犬から大きな犬、子犬からシニア犬まで多数の来場客でにぎわいました。

訪れた方に話をうかがったところ、
「カラフルでステキなパッケージが目に留まって足を止めました。そろそろシニアになってきたので、この『POCHI ザ・ドッグフード エイジングケア』シリーズが気になります」とのこと。
そこで、獣医師免許も持つPOCHIスタッフが、エイジングケアのドライフードについて説明。

「このフードは、3歳くらいから中年にさしかかるというカリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームのDNAメチル化を老化の定義を参考に、家庭犬の健康な食生活を目指して開発されました。人間では“中年”と言われる年齢から、エイジングケアフードを食べさせ始めるのがおすすめですね。
最大の特徴は、低脂肪と低カロリーなことです。
また、関節、免疫、体重、心臓、目、おなか、尿路、皮膚被毛などシニア期に見られるトラブルが出る前に使い始めたい成分を、11種類も配合しているんですよ」

それを聞いて、一緒に暮らしている大きな犬に健康的にダイエットをさせようと考えていたという来場者は、さっそくサンプルを手に取っていました。

POCHIのエイジングケアフードはミドルエイジから

“POCHI ザ・ドッグフード エイジングケア”は、シニアドッグのために常用できるのはもちろん、ミドルエイジ（中年期）にも活用できるドライフードです。
「我が家の犬は、若い頃から急性膵炎を何回か経験しました。『体質的に膵炎にかかりやすい傾向があるから、なるべく低脂肪のフードを与え続けるように』と、獣医さんからアドバイスされたんです。なので、うちの3歳のコにもマッチしているこのエイジングケアフードを、ぜひ食べさせてあげたいです」
このように話す飼い主さんもいました。

また、原材料にこだわってドッグフードを選んでいるという大きな犬の飼い主さんは、入念にパッケージの表示をチェックしていました。
「ミートミールを使っていないドッグフードを、いつも好んで購入しています。
このエイジングケアフードは、新鮮生肉100％使用という点が魅力的です。お味は、ワイルドサーモン、ラム、チキン系と３種類あるんですね。異なるタンパク源をローテンションして与えているので、全種類試してみたいです」とのこと。

さらに、エゾ鹿ダイスカット、馬肉のポトフ、鶏レバー＆砂肝など、ドライフードのトッピングに最適な、肉類のレトルトに興味を示す飼い主さんも多数見られました。

ヘルシーで質の高い原材料を使用したドッグフードに対するニーズの高まりを、POCHIスタッフはイベントをとおして実感していました。

体脂肪測定に予約殺到

POCHIのブースで大盛況だったのが、獣医師による体脂肪測定。予約制で、ボーダー・コリーなどの大きな犬の参加も見られました。
測定を担当した、菱沼獣医師は言います。
「どの飼い主さんも、一緒に暮らしている犬たちの体重だけでなく、体脂肪率も適正かを気にされていました。
大きな犬では、もとは屋外で走り回ったり泳いだりする仕事を与えられていた犬種も多いので、家庭犬としての生活では運動が不足して太りやすい傾向にあります。そのことを知ったうえで、体脂肪率にも関心を持たれている飼い主さんが、今回の測定結果などを健康管理に活かしていただければうれしいです」

トッピングや旅行時に最適なパウチフードも大人気！

ブースでひときわ来場者の視線を集めていたのが、パウチされた「POCHIザ・ドッグフードウェット鶏むね肉とレバーのランチ」。
「こちらは人間用ですか？」と、スタッフが尋ねられたのは、１回だけではありません。
「なんだかおしゃれでかわいいパッケージですね！」と、手を取っていた飼い主さんに、
「１袋80gがパウチされたこのウェットフードは、総合栄養食です。
原材料が人間用として認められたものを使用しているだけでなく、人間の食品工場と同じ品質チェックを行っている工場で作っていて、全てがヒューマングレードなんですよ。
ドライフードと混ぜてあげるのもおすすめです」とスタッフが説明をすると、
「レバーの香りが大好きなうちのコのために、トッピング感覚ドライフードに混ぜてあげたら、きっと大喜びすると思います」と、ある飼い主さんは微笑んでいました。

「文庫本に近い小さな使い切りサイズ、いいですね！　旅行を計画しているのですが、これは持ち運びやすいですし、ウェットフードなので水分補給にも役立ちますし、お出かけ用としても購入したいです」と話す飼い主さんもいました。

ちなみに、このパッケージは再生可能な有機資源であるバイオマスインキを使用しているため、CO2排出量の削減や石油資源使用量削減につながり、サステナブルでもあります。

今回のブースで出会った飼い主さんは、みなさんヘルシーで低脂肪なフードに関心が高かったのは言うまでもありません。
それに加えて、“うちのコ”がより健康なシニア期を迎えられるように早くから準備をしたい、毎日の食生活を楽しんでもらいたいと願う気持ちが高いこともわかりました。

◆POCHIザ・ドッグフード エイジングケアの詳細はこちら：
https://www.pochi.co.jp/ext/the-dogfood-ageingcare.html#tokutyou

◆POCHI ザ・ドッグフード ウェット 鶏むね肉とレバーのランチ の詳細はこちら：
https://www.pochi.co.jp/ext/the-dogfood-wet.html