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2022.05.18
【初心者向け】犬のシャンプー、どうやってる?家でのお手入れのコツ
犬のシャンプーはトリミングサロンで行うこともできますが、実際に犬と暮らしていると、家で犬のシャンプーをする必要がある場面も出てきます。
例えば、外で遊んできた後、泥やホコリまみれになってしまうことも良くありますし、ニオイが強くなった時、子犬であればトイレの失敗などでシャンプーが必要になることも。
これらのたびにトリミングサロンに行くのは現実的とは言えませんし、できればスムーズに家で犬のシャンプーを行いたいもの。
そこで今回は、家庭で犬のシャンプーを行う際のちょっとしたポイントと、子犬からシニア犬まで使えるオススメシャンプーをご紹介いたします。
犬のシャンプーの適切な頻度とは?
犬のシャンプーの頻度は、犬の体格や毛質にもよると思いますが、特に汚れが気にならない場合であっても、月に1~2回は行っているという方が多いです。小型犬であればもう少し回数が増えるというご家庭もあるかもしれません。
それに加えて、外遊びから帰った後や、汚れやニオイが気になる時のほか、犬の皮膚トラブルがあってシャンプーでのケアが必要な場合は、さらに回数が増えるかもしれません。
「そんなにシャンプーしても大丈夫なの?」と思われる方もいるかもしれませんが、犬の皮脂が多い状態が続くと雑菌が増えやすい環境となり、ニオイや皮膚トラブルが起こりやすくなります。犬のシャンプーは皮脂汚れを落とすものですから、しっかり皮脂汚れを落とし、そのうえでスキンケアや被毛ケアを行うことで健康維持に役立ちます。
シャンプーを始める前にしっかりチェックしよう
実際に犬のシャンプーを始める前にチェックしておきたいポイントをまとめてみました。
・犬用のシャンプー、コンディショナーは十分な量あるか
・犬の体調は問題ないか、怪我などをしている様子はないか
・トイレは済ませてあるか
・お湯の温度は適切か(37~38度前後が適切といわれています)
トリマー直伝 犬のシャンプー中のポイント
犬のシャンプーをするとき、シャンプー剤を直接犬の皮膚や被毛に垂らしてしまっていませんか?犬の体をしっかりと濡らし、シャンプーを薄めて泡立ててから、犬の体に塗っていきましょう。
オススメの方法は風呂桶にシャンプーの原液を入れたら、蛇口からお湯を足しながら泡立てる方法。シャンプーを泡立てる時に、人間用でも市販されている泡立てネットを使うとスムーズです。
犬の体を十分に濡らし、スポンジについた泡を犬の身体全体に載せていきます。犬の体を撫でながら、泡を地肌につけていきます。これによって皮脂汚れやニオイが落ちやすくなります。この時、シャンプーブラシやラバーブラシを使って地肌の汚れから落とすことがオススメ。洗いは基本2回行うようにしてください。
犬のシャンプー剤をすすぐ時にも、地肌までしっかり濡らします。シャワーヘッドは、なるべくボディに近づけるのがポイントです。
洗いと同じくらい重要なのが、すすぎ残しがないかを確認することです。
背中は指先を立てながら、その他は手のひらも使って全身をくまなくチェック。すすぎ残しがあると、ヌルっとした感触がするので、そこを再度よくすすぎましょう。洗い残しや、すすぎ残しや皮脂汚れが残っていると犬の皮膚トラブルの原因になってしまいます。
コンディショナーもシャンプー同様、お湯で希釈してから全身にかけて被毛になじませて使います。こちらも流し残しがないように、繰り返しお湯で洗い流してあげましょう。
シャンプー後のケアのコツ
シャンプーやリンスが終わったら、まずは素手で、犬の全身から水気を切っていきましょう。
次に、吸水性のよいタオル(ペット用の吸水タオルとして販売されている“セームタオル”と呼ばれるものがおすすめ)を使用してタオルドライを行います。この時、犬の被毛が絡まないように優しくなでながら水分を拭き取っていきます。
ドライヤーを使って犬の被毛を乾かしていく時のポイントは、しっかりと風量があるドライヤーを使用すること。温度は犬に当たる風が「少しぬるいかな?」と感じるくらいがベストです。片手でタオルドライを行いながら、犬の被毛を掻き分けながら乾かしていきましょう。また、温風が犬の顔や耳の中に当たらないように気を付けてください。
ある程度被毛が乾いてきたら、ブラシを通してあげながらブローして全身を整えていきます。
この時、濡れている部分がないかをしっかり確認していきましょう。足先や指の間、わきの下や耳などが生乾きになっていることが多いです。生乾きのままにしておくと、せっかくキレイにしても雑菌が繁殖しやすくなり皮膚トラブルやニオイの原因になります。ちなみに、皮脂が残っていると乾きにくくもなります。
★子犬からシニア犬まで。オススメシャンプー
洗い上がりさっぱり、乾きやすい♪オススメシャンプー
POCHI スカルプケアソープ
●原材料
カリ石鹸素地 浄水 蜂蜜 グリーンティ抽出エキス 柿渋抽出エキス 竹炭粉末 精製竹酢液 加水分解コラーゲン グラニュー糖 海塩 グリセリン 植物性エタノール ヒノキ精油
●主な原材料詳細
カリ石鹸素地・・・洗浄成分として使用。馬油を原料にした液体石鹸
精製竹酢液・・・ミネラル分を多く含み、皮膚の新陳代謝を促します
加水分解コラーゲン・・・保湿成分として使用。魚由来(鱗)
グリセリン・・・保湿成分として使用。ヤシ油由来
植物性エタノール・・・安定化成分として使用。米由来
●原産国:日本
スカルプケアシャンプーは、馬油石鹸ベースの地肌をすっきり洗い上げる石鹸シャンプーです。天然成分のみで作りましたので、皮膚トラブルを持つ敏感肌の犬や猫に特におすすめできるシャンプーです。
ナチュラルにこだわり、厳選した原材料を使用しています。合成界面活性剤、合成保存料、合成香料、発泡剤などの化学成分は不使用です。間違って口に入っても問題ないほど安全性の高いシャンプーです。
石鹸シャンプーを中和するリンスには、「有機カボスジュース」を主原料としたPOCHI コートケアリンスがオススメです。
皮膚が敏感な犬でも定期的なシャンプーができます。低刺激、そして、その使い心地は地肌をすっきりとやさしく洗い上げ、サラサラの仕上がりになります。
おわりに
今回は犬のシャンプーのコツをまとめてご紹介しました。
実際にやってみると体力も必要で、なかなか骨の折れる作業です。だからこそ、しっかりとポイントを押さえて進めていくことで飼い主と犬の負担も減らせるはず。
気温が上がり、湿度も高い夏になると皮膚トラブルやニオイが気になる場面も増えてきて、シャンプーをする機会が多くなります。そんな時は、今回ご紹介したコツやアイテムを上手く取り入れてみてくださいね。
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POCHIのペット栄養管理士 岡安
ペット栄養管理士です。犬ぞりやフリスビーなど、犬とできるアクティビティが好き。大型犬を見るとテンションが上がります。
ペット栄養管理士について
*1 2002年5月より実施されている、「ペット栄養管理士」の認定試験に合格した、犬や猫の栄養学の専門家です。栄養・健康増進及びペットフードの品質向上等に関する会員相互の知識、技術の向上を目的に1998年6月に設立された一般社団法人日本ペット栄養学会によって認定されている資格です。 日本ペット栄養学会