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2023.01.26

冬のおいしさそのまま、犬の手作りオヤツに。「干し芋の蒸しパン」

冬のおいしさそのまま、犬の手作りオヤツに。「干し芋の蒸しパン」

自然由来の甘さがたっぷり詰まった干し芋を使って、犬が喜ぶ手作りおやつを作ってみませんか?
電子レンジを使って簡単にできる蒸しパンです。冬の定番のおやつ、干し芋はさつまいもを蒸して、干すだけのシンプルなオヤツで、自然由来の甘さで好んで食べる子も多いはず。

今回使用する干し芋には、ビタミンB1、ビタミンEのほか食物繊維が含まれています。
ビタミンEは細胞の老化防止の効果が期待でき、血行促進や冷え性の改善に役立つので、冬場の栄養補給におすすめの食材です。


甘くて美味しい干し芋ですが、糖質も多く含まれているため、与えすぎには注意してくださいね。
また、中には砂糖や添加物が加えられているものもあるので、体重や添加物が気になる方は無添加のものを使ったほうが安心です。

材料:2頭分(1頭分の出来上がり重量:191g)

・干芋       :80g
・卵        :1個
・小麦粉      :150g
・ベーキングパウダー:8g
・豆乳       :80g
・オリーブオイル  :大さじ1

作り方のご紹介

1.干芋は1cm角ほどの大きさに切る。

2.ボウルに卵、豆乳を入れ、しっかり混ぜたらオリーブオイルをいれ、しっかり攪拌させる。

3.小麦粉、ベーキングパウダーをいれ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。干し芋をほぐしながら加えて混ぜる。

4.耐熱容器に流し入れ、表面をならす。ふんわりとラップをし、電子レンジで600W4分加熱後、ラップをしたまま3分おいておく。竹串を刺して生地がついてこなければ完成。生地が付いてくる場合は、10秒ずつ追加で加熱する。

本日のメニュー『干し芋の蒸しパン』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

調理時間約20分
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー:427kcal/1頭分(191g)


《三大栄養素》出来上がり1食分中
たんぱく質:12.0g
脂質   :10.8g
炭水化物 :88.1g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

《その他、気にしたい栄養成分》
食物繊維 :4.3g
カルシウム:150mg
リン   :290mg
鉄    :2.1mg

DOG's TALK

さつまいもの甘みがぎゅっと濃縮された干し芋は、天然由来の甘さだけではなく栄養もたっぷり。犬でも好きな子が多い食材です。
今回は蒸しパンの具として使いましたが、これだけで十分な甘さがあるので犬たちにも大好評。簡単にできるのに、とても喜ばれるので冬の定番オヤツとしてぜひどうぞ。バレンタインデーの手作りオヤツとしてもオススメです。

■ 管理栄養士のアドバイスと今回のレシピからとれる栄養素のちょこっとメモ

知っておくと役立つ栄養素:ビタミンEとビタミンC

蒸しパンに使った干し芋には、さまざまな種類のビタミンが含まれています。βカロテンや、ビタミンCのほかにも、ビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEといえば、ドッグフードにも使用される抗酸化成分です。犬の細胞の老化を進める活性酸素によって細胞がダメージを受けるのを軽減します。ビタミンCとビタミンEは互いに補い合う関係にあり、一緒に摂取することで抗酸化作用をより高めるといわれています。

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