首輪とハーネス、どっちを選ぶべき？～ペット栄養管理士のアドバイス #14～

犬たちの毎日の暮らしを少しベターにするTipsを、POCHIのコンサル担当のスタッフたちがお届けします。

*1 ご相談内容は一例であり、犬たちの生活習慣や体格、体質などによって差があります

～首輪とハーネス、どっちを選ぶべき？～

＜とあるご相談内容＞

犬たちの散歩の際には首輪かハーネスどちらを選ぶのが良いでしょうか？それぞれのメリット、デメリットがあれば教えてください。

DOG's TALK

コンサル担当　K

商品バイヤー兼ペット栄養管理士。ブヒ系をこよなく愛している。犬たちの手作り食にも挑戦しているのだとか。

絶対にこちらが良い！という正解はありませんが、我が家の犬たちは短頭種なので健康を考えてハーネスの方が良いのかな？と個人的には思います。自身の経験を踏まえて今回はお話しますね。

ハーネス・首輪のメリット・デメリット

ハーネスのメリットは何と言っても首に負担がかからないこと。リードを引っ張る力が胴体で分散するため負担が軽減されます。
首輪では首にだけ力がかかるので首や喉に負担がかかります。特にフレンチブルドッグやパグなどの短頭種は呼吸器系のトラブルが多いためハーネスの使用がオススメです。

しかし、首輪ほど矯正力が無い（嫌がらない）ため、お散歩で引っ張り癖があったり飛び出し癖があったりして矯正したい場合はオヤツを使用したトレーニングなど工夫を交えながらのトレーニングが必要になると思います。
反対に、首輪には矯正力があるため、飛び出しや引っぱり癖を抑える時には有効な場面があるかもしれません。しかし、それだけに力の強い犬たちが飛び出したり引っ張った際や、犬たちのリードが引っかかってしまった時には、力が犬たちの首に集中してしまうという面もあるかと思います。犬の個性にもよりますが、時と場合、そして犬たちによって選んでいくこともひとつの選択肢なのではないでしょうか。例えば、お散歩の練習が必要なパピーや、引越ししたばかりの土地など慣れていない場所を歩く時には首輪を、上手に落ち着いてお散歩できるようになったらハーネス、などのように切り替えるのも良いかもしれません。

余談ですが、わが家の犬たちには首輪とハーネスを両方つけてお散歩やお出かけに行っていますよ。

リードはハーネスに付け、首輪には迷子札をつけています。ハーネスを用いる理由は上述のように首の負担を軽減させるためです。
また、散歩中にハーネスから犬がすり抜けてしまった場合、そして迷子になってしまった万が一のために迷子札つきの首輪をしています。

以上、考え方は様々ですが、飼い主様と犬の生活スタイルに合わせて選択することが最善の方法だと考えます。

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