《再登場》おいしいから人気。皮膚被毛の健康維持に「POCHI 亜鉛プラスチュアブル」

原材料の確保が困難となり長期欠品していた人気サプリメント『POCHI 亜鉛プラスチュアブル』が再販となりました。
容量と中身フレーバー「天然香料（ビーフ、ポーク）」から「天然香料（植物由来）」などに若干変更が加わりましたが、
1粒2.7gあたり亜鉛含有量10mg に変更はございません。

ところで、
犬の食事を手作りをしている飼い主の方で、ミネラル分としてカルシウムを気にする人は多いと思いますが、亜鉛が不足してるかも？と考えたことがある人はもしかしたら少ないかもしれません。
亜鉛は人間にも犬にも欠かせない必須の微量栄養素ですが、人間と比べ犬は体重の割に亜鉛の必要量が多いという特徴的な栄養素のひとつになります。

おさらい亜鉛の主な働き

亜鉛は様々な酵素の働きを助けるミネラルで、タンパク質やDNAの合成を促進し、皮膚被毛や免疫を正常に維持する働きがあります。

AAFCO基準に適合したペットフードを食べている場合、亜鉛は必須栄養素として、フードそれぞれにある程度添加されていますが、亜鉛の必要量や吸収量はそれぞれ犬によって個体差がでて亜鉛が不足している場合も起こりえます。
とくに、犬の手作り食は、食材から必要とされる亜鉛の給与量（AAFCO基準）を満たすのは難しく、サプリメントとして亜鉛を補充する必要があります。（特集記事：「犬の手作り食、亜鉛のバランスを考えてチャレンジしてみた！」もぜひご覧ください。）

亜鉛が不足すると皮膚の新陳代謝と抗体生産にも影響することが知られており、皮膚の異常やコラーゲン合成障害、脱毛や爪の変化、生殖機能の低下、免疫力の低下などを引き起こすことがあります。
このような皮膚トラブルの場合、動物病院で亜鉛が不足しているかどうかを判断するのは難しいため、まずは亜鉛を投与してその反応を見る方法がよく用いられているようです。
なんだか痒がるなどいつもより神経質な行動を見かけたら、亜鉛不足も疑ってみてください。

亜鉛は、どんな食スタイルであってもカルシウムとリンのバランスと同じくらい気にしてほしいミネラル分。
とくに、長毛犬種や長毛猫種では換毛期に活発に働くケラチンを作り出さなくてはならず充分な亜鉛の供給をオススメしたいところ。亜鉛不足は比較的表面に出やすいといわれていますので、まずは簡単チェックしてみましょう。

簡単チェック亜鉛不足かチェックしてみよう

家庭でできる6つのチェックポイント。

□ フケが出やすい
□ 顔やマズルに脱毛がある
□ 肉球がかなり硬い
□ 毛のパサツキ、毛艶が悪い
□ 色素が抜けてきた
□ 最近、ちょっとした傷の治りが遅い

ひとつでもチェックがあったら、亜鉛不足が影響しているかもしれません。

■ 亜鉛を多く含む食材

参考に亜鉛を多く含む食材は以下の通りです。（食品成分データベース＜五訂日本食品標準成分表＞より）

牡蠣５～６個（60g)　：7.9mg
馬肉(赤身)100g：2.8mg
プロセスチーズ２枚（40g）：1.3mg
木綿豆腐１/２丁（150g）：0.9mg
挽きわり納豆１個（50g）：0.7mg
鶏肉ササミ100g：0.6mg

【犬の亜鉛の必要含有量】※AAFCO基準（2014 Official Publication）により
ドライフード100g(1日)あたり：最低値 8mg(DM 成犬用ドライフード）

毛のパサツキ、毛艶が悪い、フケが出やすい、顔周りや胸部、お腹部分が脱毛しやすい、なんだか色素が抜けてきたように感じたり、ちょっとしたかすり傷なら知らぬ間に治っていたのに最近直りが遅いなど感じたら、亜鉛不足もひとつの要因になっているかもしれません。
オヤツ感覚で与えられるPOCHI の「亜鉛」のサプリメントを活用してみませんか。