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2023.02.02

米粉で作る、犬を愛した女王のケーキ"ヴィクトリアケーキ"[#犬の手作りレシピ]

米粉で作る、犬を愛した女王のケーキ

英国を感じられる、ちょっと素敵なバレンタインのスイーツを作ってみませんか？
今回ご紹介するのは、19世紀に栄華を極めた大英帝国を作り上げた、イギリスのヴィクトリア女王の名前を付けられたイギリスの伝統的なケーキ。

ヴィクトリア女王は、愛犬家もとても有名だったそうです。
今年のバレンタインデーは、その名を付けられたケーキを手作りして楽しみませんか。

ヴィクトリアケーキの上には通常、粉糖がかかっていますが、今回ご紹介するレシピは砂糖不使用。そのため、代わりにアーモンドプードルを振りかけてみました。飼い主さん用には粉糖をかけたりして甘みを調整してくださいね。

＜材料：2頭分＞（1頭分の出来上がり重量：124g）

米粉　　　　　　　：50g
バター（無塩）　　：50g
溶き卵　　　　　　：1個
ベーキングパウダー：小さじ1/2
牛乳　　　　　　　：大さじ1
アーモンドプードル：適宜
いちごソース　　　：100g

作り方のご紹介

1.ボウルにバターを入れてホイッパーでほぐす。卵を3回に分けて加え、その都度よく混ぜる。

2.1に米粉、ベーキングパウダーを入れてゴムベラでよく混ぜ、牛乳を加えてさらに混ぜる。


3.型にクッキングシートを敷いて2を入れる。

4.180℃に予熱したオーブンで20-25分ほど焼く。取り出して型から外し、粗熱が取れたら横半分に切る。

5.4の下部の断面に「砂糖不使用！犬と楽しむ「基本のいちごのソース」を塗り、上部をのせる。

6.皿に盛り、お好みでアーモンドプードルをかける。

＜飼い主さんにおすすめの食べ方＞
飼い主さん用に作る場合は、生地に砂糖を加えて甘味を調整してください。

本日のメニュー『ヴィクトリアケーキ』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977）最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977）最低値と比較。(%)は充足率

調理時間約60分
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー：301kcal/1頭分(124g)


《三大栄養素》出来上がり1食分中
たんぱく質：5.2g
脂質　　　：24.6g
炭水化物　：21.6g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977）最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977）最低値と比較。(%)は充足率

《その他、気にしたい栄養成分》
食物繊維　：0.3g
カルシウム：55mg
リン　　　：115mg
鉄　　　　：0.6mg

DOG's TALK

POCHIのペット栄養管理士

犬好きが多いことで知られる英国王室。先代のエリザベス女王もコーギーを深く愛していて、何代にも渡りコーギーと暮らしていたことが知られていました。ちなみに、ヴィクトリア女王が愛したのは日本でも大人気のポメラニアン！ポメラニアンの犬種としての確立に大きく貢献した人物としても有名なんです。ポメラニアンと暮らす方へ、19世紀の女王に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

■ 管理栄養士のアドバイスと今回のレシピからとれる栄養素のちょこっとメモ

知っておくと役立つ栄養素：ビタミンB6
米粉で作る、女王のケーキ"ヴィクトリアケーキ"で気になるのが、ビタミンB6が不足気味なこと。ビタミンB6は、アミノ酸代謝に必要な栄養素。そのほかにも免疫機能の正常な働きの維持、皮膚の抵抗力の増進にも必要で、赤血球のヘモグロビンの合成にも欠かせない栄養素です。
ビタミンB6がもっとも豊富に含まれているのは、しじみやあさりといった貝類ですが、カマスやバナナなどからも摂取が可能です。いちごの代わりにバナナをジャムなどにして作るのも良いかもしれません。

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