意外と繊細？かかりやすい病気がある？柴犬ファーストで対策しよう～柴犬あるある番外編～

柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は強いこだわりと気が乗らなかったらテコでも動かない頑固さを持つ柴犬と暮らす中で感じた、フード選びのお悩みをお届け。
初めて食べるドッグフードを試したときの反応も合わせてご紹介します。もちろんフードにはPOCHI ザ・ドッグフードベーシックワイルドサーモンミディアムラージ粒を試してもらいましたよ。
柴犬と暮らす飼い主ならきっと「あるある！」と声を揃えてくれそうな「フードのあるある」をお届けします。

柴犬に多い？健康トラブルが心配になる

日本の気候に適していて、比較的丈夫だといわれる柴犬ですが、実は意外と繊細。散歩で出会った柴飼さんの間でも、健康トラブルの話題がよく出ます。

とくにアトピー性皮膚炎や食べ物アレルギーなどの皮膚トラブルや、日本犬に多いといわれる認知症は、多くのお友達柴が抱える問題です。

犬は本能的に自分の不調を隠す傾向がありますが、柴犬はとくにその傾向が強いため、飼い主が気がつかないまま状態が悪化してしまったという話も…。

いつまでも元気でいて欲しい、隠してたって気づいてあげたい。できるなら先手必勝でなにか対策してあげたい。
きっと柴犬と暮らす多くの飼い主さんはそう思って暮らしているはず！

しかし、相手は柴犬。当然ですが一筋縄ではいきません。

柴犬vs飼い主！こんな対策しています

カワイイ顔して、とってもテゴワイのです…。

たとえば、先日、お友達の柴犬が「認知症予防に」と知育玩具を買ってもらいました。隠したオヤツを見つけるパズル・トイです。

新しいものが苦手な柴犬、訝しげに見ると案の定とっとと逃げていってしまったそうです。その後、ようやく慣れてきたと思ったら、オヤツが入っているのをニオイで確認すると、前足でチョンチョンと飼い主に「お前が出せ」と合図。

日々、飼い主への指示出しも上達しているようで、これもある意味、脳の活性化なのかも？

皮膚トラブル対策でシャンプーや薬湯などをしている飼い主さんも多くいます。よく聞くのが、準備をはじめると寝たふりをするという話。直前まで起きていたくせに「あ、今寝てます。熟睡中です」とばかりに狸寝入りをしてくるのだそう。もちろん、抱き抱えてお風呂場に連れていかれるそうですが…。

フード選びも永遠の課題

いわゆるフードジプシーも多い柴犬ですが、食へのこだわりは強く、フード選びも永遠の課題。
特定の肉にアレルギーのある柴犬も多く、なかには牛・豚・鶏といった一般的な肉がすべてアレルゲンというお友達柴もいます。そうなると、食べられるフードの選択肢が少ないわけです。

それなのに「フードを変えると警戒して食べてくれない」「好みのフード以外は絶対に食べない」という柴気質、このせいでフード選びがますます困難になるのです。
これもたぶん、柴犬あるある…。

柴犬の悩みにも優しいフード

これが噂の…。といわんばかりの顔。さて、いったいどうなることやら…。

我が家の柴犬も今年で12歳。シニア期に入り、年齢とともに体調の変化も気になりはじめています。我が家は幸いアレルギーはありませんが、認知症対策に魚がメインのフードを試してみたいという気持ちもありました。
そこで、これまで小型犬用の小粒のみだったPOCHI ザ・ドッグフードベーシックワイルドサーモンに中・大型犬用の「ミディアムラージ(ML)粒」が出たと聞いて、さっそく試してみることに！

POCHI ザ・ドッグフードベーシックワイルドサーモンミディアムラージ粒　2.7kg/4,635円～

主原料：サーモン生肉、フィッシュペプチド、ソラ豆、スイートポテト、リンゴ、エンドウ豆プロテイン、アルファルファ
保証分析値：タンパク質　30%以上、脂質　10%以上、粗繊維　7.4%以下、灰分 7%以下、水分　10%以下
原産国：オランダ
代謝カロリー：　315kcal/100g

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POCHI ザ・ドッグフードベーシックワイルドサーモン・柴犬的注目ポイント

●科学的な保存料・着色料不使用
●遺伝子組み換え食品不使用
●DHA・EPA源としてサーモン油を配合
●関節の健康維持のため緑イ貝を配合
●グレインフリー・グルテンフリー
●新鮮生肉（魚）100%
●タンパク質30％以上

やはりアレルギーの子が多い柴犬の飼い主としては、余計なものが入っていないのは大切です。肉がNGの犬の場合も、サーモンなら安心して与えられます。柴犬的目線でいくと、認知症の予防に効果があるといわれるDHA・EPAを良質なサーモン油から摂れるのも嬉しいですね。
また、子犬の頃にステージ3の膝蓋骨脱臼と診断され、ステージが進行したら手術の可能性がある我が家の柴犬にとっては、関節ケアの「緑イ貝配合」も注目したいポイントです。

予想外！まさかの食いつきのよさ

うわああ！いきなり食べたぁ！？…これにはびっくりです。

知らない食べものは警戒してなかなか食べない子が多い柴犬ですが、もちろん我が家もフードを変えると初日はちゃぶ台返し。
どんなに良いフードでも、柴犬の警戒心には関係なし。今回もきっとそうなるだろうなと予想して、最初は手からあげてみました。

きっと鼻で押し戻してくるだろうな……と思っていたら、あれ？すぐ食べた！試食レポなのにこんなこと書くのもどうかと思いますが、まさかすぐに食べるとは思わなかった！

どうやら美味しそうなニオイがするようで、手の平にのせたフードをうっとり顔で見上げてきて、差し出すとあっという間に完食、スグにおかわりの要求まで！改めて、びっくりです。これが生肉（魚）100%の底力？
おかわりはお皿に入れてあげてみました。運んできた時からワクワクした顔で後をついてきます。いつもなら、食べ物が大きいと怒って「小さくして！」と主張してくる我が家の柴犬ですが、軽い食感で噛み砕けるようで、カリカリと美味しそうな音を立てて食べました。
そしてまた一気に完食！どうやら、とっても気に入ったみたいです。

こんな絵に描いたようなうっとり顔、するんだね…。

1週間試してみたら想定外のうれしい効果も

フードを変えて最初にチェックするのは、翌日のお通じ。柔らかすぎず硬すぎず、しっかりつかめるいいウンチです。
そして1週間食べ続けたところ、想像していなかった嬉しい効果がありました。
まず、シニアになって気になりはじめていた目やに。拭いてあげてもスグに出てしまい「歳だから仕方ない」と諦めていましたが、すっかりキレイな状態に。

もう一つ気付いたのですが、散歩中の草食べがなくなったこと。フードを変えてから、散歩中のサラダバータイムがほとんどなくなりました。これは内蔵の調子がかなりいいのかも。
シニアだからと諦めていた毛並みも、心なしか少しフワフワとに感じる…。もう少し続けて様子をみたいと思います。