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2023.04.06
目指せフォトジェニック! 柴犬あるある~お花見も戦いだ編〜
柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は、春も盛りの桜と柴犬のおはなし。
小さな天然記念物・柴犬と桜の組み合わせは「日本っていいなぁ」としみじみと感じさせてくれます。
でも、その撮影も一筋縄ではいきません。だって柴犬ですからね。
柴犬と暮らす飼い主ならきっと「あるある!」と声を揃えてくれそうな「日本の原風景…?」な柴犬の日常をお届けします。
柴犬が1年で一番忙しい季節?桜と柴犬のコラボは最強!
相性抜群な日本の風景と日本犬。
日本中が淡いピンク色に染まる桜の季節は、まさに柴犬が1年で最もフォトジェニックになる時と言ってもよいかもしれません。
桜が満開になる頃は、日本中の柴犬の飼い主さんが散歩中にひたすら写真を撮りまくっていると思いますが、我が家も例外ではありません。
桜の季節は写真撮影が多くなるので、特別なギャラ(オヤツ)を用意してお散歩へ。
いつもなら撮り直しに厳しい我が家の柴犬ですが、普段もらえないオヤツがあるのを知っているので撮影にも大変協力的です。
猪木さんの「元気があればなんでもできる!」という名言がありますが、柴犬の場合は「オヤツがあればなんでもできる!」という感じでしょうか。
ただ一つ問題なのが、頭の中がオヤツでいっぱいなのでペロリン顔になってしまうこと…。
日本犬らしく凛々しいショットを撮影したいのですが、なかなかうまくいきません。
それでもなんとか撮影すると、なんともフォトジェニックな1枚の出来上がり。
やはり桜と柴犬はよく似合います。
お花見ならぬお花狩り?柴犬流・桜の楽しみ方
写真撮影もいいですが、ゆっくりお花見も楽しみたいもの。
けれども、柴犬と一緒にお花見をしようとしても、ゆっくりできないことがあります。
その理由は、柴犬流の桜の楽しみ方があるから。
とくに桜吹雪の舞う最高の雰囲気でのお花見は、狩人となった柴犬が大活躍!
桜の花びら以外眼中にないためドリンクを薙ぎ倒したり、お弁当に全身で突っ込んできたりと飼い主はちっともゆっくりできません。
もちろん、お花を見る余裕もありません。お花見なのに。
かと思えば、自分が飽きてしまうと「帰る」という主張が強いのも柴犬です。
お花見の時期は静かなバトルも
日本のお花見といえば宴会ですが、前日に宴会があったエリアを通る時は要注意です。
グルメハンター柴犬の嗅覚は、どんなに小さな宴会の食べ残しも見逃しません。
飼い主が桜を眺めている間に素早く周囲の食べ物を物色をしようとします。まったく気が抜けません。その素早さは、光の速さを超えるかも?
宴会のご馳走といえば、唐揚げなどの犬には与えたくないものばかり。
食べ物以外にも、焼き鳥の串など口にすると危険なものが落ちていることもあるので油断はできません。
桜の季節のお散歩は、宴会後のコースは通りたくない飼い主と「とっても良いニオイがする!」となんとしてもそちらへ行きたい柴犬との静かなバトルが繰り広げられるのです。
それでもやっぱり柴犬と桜の名コラボは外せない!
せっかく素敵な写真が撮れるのに、一筋縄ではいかない柴犬とのお花見。それでもやっぱり、この季節はなんとなくワクワクしてしまいます。
宴会後のエリアを避けつつ、桜の花びらを追いかけたい柴犬をなだめつつ、特別なオヤツを握りしめて最高の1枚を撮りに向かう全国の飼い主たちに幸あれ!
これまでの"柴犬あるある"