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2023.12.21
スイスの伝統菓子「エンガディナー」はクリスマスにもピッタリおやつ♪[#犬の手作り食レシピ]
年末年始を控え、家で過ごす時間も増えてきたのでは。
手作りの犬のオヤツに挑戦して、おうち時間をちょっと素敵にしてみませんか?
今回ご紹介するのは、スイスの伝統菓子「エンガディナー」。
ちょっと耳慣れないスイスのお菓子だっておうちで作れば犬も食べられるオヤツに早変わり。
りんごジャムを使って自然な甘さが美味しいオヤツに仕上げました。
エンガディナーとは、砂糖やはちみつなどを煮詰め、たっぷりのくるみをクッキー生地で包み込んだスイスのエンガディン地方の伝統お菓子です。
濃厚な味わいで、一口食べたらやみつきになるとか…。
今回は犬用にアレンジして、くるみではなく、りんごで作ってみました。
甘さ控えめに作っているので、飼い主さん用には、粉砂糖をかけたりして甘みを調整してください。
クリスマスのプレゼントとしてもきっと犬が喜ぶオヤツの作り方をご紹介します。
<材料:2頭分>(1頭分の出来上がり重量:88g)※マフィン型2個分
【タルト生地用】
・無塩バター:35g
・砂糖:10g
・卵:15g
・薄力粉:40g
・強力粉:25g
・粉砂糖:少々
【りんごジャム用】
・リンゴ:1個
・塩:ひとつまみ
・レモン汁:小さじ1
作り方のご紹介
【下準備】
・無塩バターと卵は常温に戻しておく、残った卵はあとで使うので残しておく。
・薄力粉と強力粉は合わせてふるっておく
・型に薄く無塩バター(分量外)をぬり、強力粉(分量外)をはたいて冷蔵庫で冷やしておく
【りんごジャムを作る】
1.りんごは4等分に切り、皮と種を取り除き、薄くスライスする。
2.鍋にりんご、塩を加え、蓋をして弱火で20分煮込む。
蓋をあけ、木べらでペースト状にしてレモン汁を加え、冷ましておく。
【タルト生地を作る】
3.無塩バターを滑らかになるまで練り、砂糖を加えすり混ぜ、溶いた卵を入れ、泡だて器を使いしっかり乳化させる。
4.粉類をいれ、ゴムベラで切るように混ぜ、まとまったら台の上で生地を伸ばしながら滑らかになるまでこねる。
べたつきがなくなり、生地にまとまりがでてきたらOK。
5.生地を35g程度に丸めて、型に入れ、指で押さえつけながら型のふちまで生地を敷きこんでいく。
残った生地は3mm程度の厚みに伸ばしておく。
6.型に2のりんごジャムを八分目くらいまで入れ、上部の生地を内側へ折り込み、その部分に卵(分量外)を塗る。
7.5の伸ばした生地を4cm程度の円形にくり抜き、6にかぶせ、空気を抜くように押さえつけて、卵を塗る。
8.冷蔵庫で10分ほど冷やし、もう一度卵を塗ってから竹串を使って模様を書き、170度に予熱したオーブンで25分焼く。
<飼い主さんにおすすめの食べ方>
りんごジャムに砂糖をいれて作る、または仕上げに粉砂糖をかけて甘味を調整してください。
本日のメニュー『エンガディナー』の栄養計算をしてみよう
調理時間約1時間半(冷まし時間を含む)
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー:310kcal/1頭分(160g)
《三大栄養素》出来上がり1頭分
たんぱく質:4.4g
脂質 :16.2g
炭水化物 :48g
食物繊維 :3g
カルシウム:17mg
リン :50mg
鉄 :0.5mg
■ 管理栄養士のアドバイスと今回のレシピからとれる栄養素のちょこっとメモ
知っておくと役立つ情報:スイスのお菓子の歴史
エンガディナーのエンガディナー・ヌッストルテといいます。もともとスイスは寒冷地で、お菓子の材料が豊富ではありませんでしたが、フランスやイタリアなどで出稼ぎ職人として勤めていたスイス人たちが技術を持ち帰り、お菓子作りの技術が発展していったそうです。
今ではお馴染みの「板チョコ」を世界で初めて開発したのはスイスでした。