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2019.06.19
気になる犬のニオイ。顔の臭いが原因かも?涙焼けなど臭いが気になる時の対策
気温が高くなり、湿度も高くなってくると、犬たちのニオイが気になるもの。ニオイの発生源となるポイントはいくつかありますが、今回は顔周りのニオイに注目。
意外にも犬の気になる臭いの発生源になっていることが多いのが犬の顔周りです。とくに短頭種の犬の場合は顔の臭いの原因をしっかり取り除くことができれば、気になっていた臭いを抑えることもできるはずです。
犬たち顔周りで発生しやすい臭いニオイの原因と、知っておくとちょこっと得するお手入れのポイントや豆知識をご紹介します。
犬の顔周りのニオイ その1涙やけなどによる臭い
犬たちの顔周りから発生する臭いの中でも、多いトラブルの一つが眼からあふれる涙が原因となって雑菌が関係していると考えられる「涙やけ」。
犬たちは私たちよりも大きな眼を持っていて、短頭種などの場合は特に外に出ている面積も大きく、非常にデリケートな部位。長毛の犬たちの場合には、被毛の一部が目に入ってしまい刺激となる場合もあるようです。
本来、涙を鼻などに流すためにある鼻涙管の詰まりによって、涙が溢れてしまうことがあります。目の周りが常に濡れたままの状態でいると雑菌が増え、被毛を変色させニオイを発することで涙やけを起こす原因になることもあるようです。
対策としてはこまめにふき取ってあげるほか、涙のpHをアルカリ性から酸性に変えることで雑菌の繁殖を抑え、健康的な皮膚を維持できることがあります。体のpHコントロールについては、食事内容の見直しから始めることがベストです。
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POCHI スタッフ OKAPY
犬たちのオシッコトラブルなどの対策として使われる尿pHを酸性に傾ける作用があるサプリメントを服用していると、酷い涙やけや、ヨダレやけが改善されることがあります。これは、体内のpHが酸性に傾いたことで、ヨダレや涙のpH値も酸性に近くなり雑菌の繁殖が抑制されたためと推察されます。
もちろん、尿pHをコントロールするサプリメントを使用する場合には、こまめにpH値をチェックし、犬たちの体調に無理のない範囲で使用するようにしてくださいね。
犬たちの体液のpH値をチェックするなら
*1 ロールpHチェッカー
犬の顔周りのニオイ その2顔のしわなどの皮脂・汚れによる臭い
フレンチブルドッグやパグ、シーズーなどの短頭種の犬のような、顔に深いシワがある犬たちのケアで大切なのが顔のシワのお手入れ。チャームポイントでもあるシワの中には皮脂汚れや垢などが溜まりやすいだけでなく、蒸れやすい環境にもなるので雑菌が繁殖し、ニオイのもとになりやすい部位の一つです。
これらの犬種と暮らしている人であれば特に気をつけて、こまめにウェットティッシュやめん棒などを使って拭き掃除をしていることが多いかと思います。
短頭種の犬の中には敏感肌の犬も多く、臭いを伴う皮膚トラブルに悩んでいる犬も多いので、お手入れの際には犬たちの皮膚に優しいケア成分を使用したアイテムを活用し、衛生的に保ってあげたいものですね。
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ブヒ愛好家 ペット栄養管理士 K
僕の家にいる犬たちも、外に出た後には砂ボコリや土などが入りこむこともあるので、顔のシワは毎日拭いてあげるようにしています。また、皮膚や被毛が脂っこくなりやすいので、全身拭くことでニオイ対策を行うことも多いです。ウチの犬たちは短毛だから被毛が乾きやすいので、ニオイが気になったらいっそシャンプーということもあります。
犬たちの顔周りのニオイ その3犬たちの口元の食べかすの臭い
犬たちの食事の食べかすが口元の被毛についたままの状態になっていることが、犬たちの顔のニオイの発生源担っているケースも。特に顔周りの毛が伸びやすい犬たちには注意が必要です。
犬たちは食器に鼻先や口を突っ込んで食事をするため、どうしても口元が汚れやすく、また毛に汁気のある食べかすなどが絡み付いてしまい、こびりついて時間が経てば経つほどなかなか取ることが難しくなっていきます。
犬たちが食事を終えたら速やかに口元を拭いてあげるか、ウェットフードの中でも犬たちの被毛につきにくい工夫がされているタイプのものを選ぶなどして対策をしてみてください。
特に気温と湿度が高い時期にニオイが気になるようであれば、特定の時期だけ顔周りをすっきりトリミングしてあげるのも、イメージチェンジになって楽しいかも…?
おわりに
犬たちの顔の周りのニオイが気になったら、まずは目元や口元に汚れが付いていないかをチェックしてみましょう。また、涙やけに悩んでいるようであれば、できることから取り組みを始めてみるのもオススメですよ。
ポチでは涙やけの対策としてサプリメントを選ぶ際のポイントやオススメのアイテムをご紹介しています。(犬の涙やけへのアプローチ。まずは涙が増える原因を知ってサプリメントを選ぼう。)
顔のまわりだけではなく、犬のニオイは早めに対策をすることで予防できることもあります。少しでも「最近におうな」と感じたら、犬の体調や様子に異変がないかを確認してみると良いかもしれませんね。