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2019.08.27
食物アレルギーかもしれない、という犬の食事選び ~ペット栄養管理士のアドバイス #09 ~
犬たちの毎日の暮らしを少しベターにするTipsを、POCHIのコンサル担当のスタッフたちがお届けします。
*1 ご相談内容は一例であり、犬たちの生活習慣や体格、体質などによって差があります。
~アレルギーの可能性がある犬のフード選び~
<とあるご相談内容>
アレルギーの疑いがあるのですが、どの食物にアレルギーがあるのか、フードをどのように選べば良いのか、わかりません。
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コンサル担当 U
コンサルティング担当スタッフのリーダー的存在。自身の経験をもとにしたサプリメントやフード選びに関する知識が豊富。
コンサルの相談で、多く寄せられるもののひとつが「アレルギーみたいなんだけど…」というご相談です。
アレルギーといっても、原因となるものや症状は犬たちによって様々ですが、中でも『食べ物に対するアレルギー』に対して悩んでいる飼い主さまが多いように感じます。
『食物アレルギー』とは、特定の食物に含まれる"アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)"に「免疫」機能が過剰に反応してしまうことで、体に様々な症状が引き起こされるものです。
犬や猫に見られる症状は主に「酷くかゆがるようになった」「急に皮膚の赤みが強くなった」「毛が薄く、その箇所をかゆがる」「お腹の調子が悪い」など。
一過性というよりは、しばらく気になる症状が続いて、食べ物に対するアレルギーの疑いが出てきます。
症状の改善は、原因となる食べ物を与えないことが一番です。
動物病院でアレルギー検査をし、与えてはいけない食べ物を特定するのが一番早い方法だとは思いますが、他には、今まで食べていた食事の内容を見直し、一つ一つ抜いてみる方法もあります。
アレルゲンの多くはタンパク質です。穀類、豆類もタンパク質を含むので、対象になります。まずは、これらに疑いをかけて食事から抜いて様子をみます。
(※ただし、この方法は時間もかかるので症状によっては病院でアレルギー検査をしてもらうことをおすすめします)
アレルギー症状が出る原因となる食べ物がある程度特定できたら、対象の食べ物が使われていないフードを選ぶようにしましょう。
「たくさんあるフードの中からどうやって!?」
そんな時、POCHIの"犬のためのアレルギー検索"機能が役立ちます。
POCHIでお取り扱いのあるフードに使用されている原材料のデータベースからできていて、主食ドライフードの原材料にアレルギー物質が含まれていない商品の検索ができます。
とても便利な機能なので、フード選びの際にはぜひ活用してみてくださいね。