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2022.06.29

犬のオヤツに!キウイの手作りドライフルーツ&蒸しパンの作り方

犬のオヤツに!キウイの手作りドライフルーツ&蒸しパンの作り方

キウイで自家製・無添加のドライフルーツを作ってみませんか?
今回は砂糖を使用せず、犬も安心して食べることができる自然の甘さを目指しました。
ドライフルーツにするときは焼きムラを出さないように、キウイを同じ厚さで切ることがポイントです。
作った後はチャック付きの保存袋や消毒した清潔な瓶やタッパーなどで乾燥剤と一緒に保存しましょう。保存期間は約1カ月ほどです。

米粉を使った蒸しパンのレシピも合わせてご紹介するので、トッピングの飾りとしても彩りをプラスしてくれます。
また、ヨーグルトやプリンなどおやつに乗せるだけで、おしゃれにもビタミンの補給にもなります。
もちろんそのままでも美味しくいただけます。ぜひ作ってみてくださいね。

飼い主さん用に作る場合は、生地に砂糖を加えて甘味を調整してください。

2頭分の材料のご紹介(出来上がり重量:蒸しパン3個で67g、ドライキウイ総量18g)

★キウイのドライフルーツ
キウイ     :1個(68g)


★米粉の蒸しパン
米粉       :50g
ベーキングパウダー:1.5g
水        :50g

作り方のご紹介

キウイのドライフルーツ

1.キウイの皮をむいて5㎜程度の輪切りにし、キッチンペーパーで水気をふき取る。

2.オーブン皿にクッキングシートをしき、キウイを間隔をあけて並べる。

3.100℃のオーブンで60分加熱する。

4.3を取り出してキウイを裏返し、100℃のオーブンで再度60分加熱する。

5.取り出して粗熱を取り、皿に盛る。あるいは、保存容器などに乾燥材を一緒に入れて保存する。

米粉の蒸しパン

1.ボウルに全ての材料を入れ、混ぜる。

※飼い主さん用に作る場合は、生地に少し砂糖を混ぜてください。


2.耐熱の型に1を8割ほど流し入れ、600Wのレンジで2分加熱する。粗熱が取れたら取り外す。

3.器に盛り付ける。

本日のメニュー『キウイの手作りドライフルーツ』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率


調理時間約120分以上

AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー:14kcal/約18g
※米粉の蒸しパンは含まれません。

《三大栄養素》出来上がり約18g中
たんぱく質:0.4g
脂質   :0.1g
炭水化物 :4.6g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

《その他、気にしたい栄養成分》
食物繊維 :0.9g
カルシウム:9mg
リン   :10mg
鉄    :0.1mg

DOG's TALK

POCHIのペット栄養管理士

甘酸っぱさが魅力のキウイからは、豊富なビタミン類だけではなく、鉄分などに代表されるミネラル類も摂取できます。それに、水溶性・不溶性食物繊維もたっぷりなので、犬の健康管理に役立つフルーツとしてオススメ。ドライフルーツにすることで食べさせやすくなりますし、ちょっとしたお出かけオヤツとしても活躍しますよ。

■ 管理栄養士のアドバイスと今回のレシピからとれる栄養素のちょこっとメモ

知っておくと役立つ栄養素:葉酸・ビタミンC

キウイのドライフルーツにはビタミンCや葉酸が豊富に含まれています。ビタミンCと言えば抗酸化ビタミンとして広く知られていますし、葉酸は成長ビタミンといわれるほど犬の体を作るために大切な栄養素のひとつです。ビタミンCも葉酸も水溶性ビタミンのため体内に留まることができません。そのため定期的に食事にうまく取り入れましょう。