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2022.07.13
犬の食欲を応援&熱中症対策に!鶏ささみのひんやりお茶漬け

気温や湿度が高い日が続いたりすると食欲が落ちてきますよね。
犬の食欲にも変化が起きていませんか?
そのようなときにぴったりの食欲を促進するお茶漬けの紹介です。
冷たく、さっぱりした味わいのお茶漬けは食欲を促し、水分補給にもつながります。
この一皿でタンパク質や炭水化物、ビタミン・ミネラルも補給できるので、食欲がない時だけでなく、犬に水分補給を意識させたい時、暑い中での散歩の後、体をクールダウンさせたい時にも活躍してくれるレシピです。
鶏ささみのひんやり茶漬けで湿気の多い梅雨、暑い夏、体調不良を乗り切りましょう。
飼い主さん用に作る場合は、だしを追加したりして味を調節してください。
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2頭分の材料のご紹介(1頭分の出来上がり重量:155g)

ごはん :140g
鶏ささ身 :20g
トマト :1/4個(49g)
大葉 :1枚(1.4g)
白いりごま :適量
▼だし汁
水 :140ml
和風顆粒だし:小さじ1(※できれば自然由来のもの)
作り方のご紹介

1.耐熱容器に鶏ささ身をのせて水をかける。ふんわりラップをして600Wのレンジで40秒ほど加熱する。粗熱が取れたら手で一口大にさく。
※飼い主さん用に作る場合は、水の代わりに酒を使うと柔らかくなります。

2.トマトは1cm角に切る。大葉は千切りにする。

3.ボウルに▼だし汁の材料を入れてよく混ぜる。

4.茶碗にご飯を盛り、鶏ささ身、トマト、大葉、白ごまをのせる。
※飼い主さん用に作る場合は、だしを追加したりして味を調節してください。
本日のメニュー『鶏ささみのひんやりお茶漬け』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率
調理時間約10分以上
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー:113kcal/約155g
《三大栄養素》出来上がり約155g中
たんぱく質:4.8g
脂質 :0.4g
炭水化物 :27.8g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率
《その他、気にしたい栄養成分》
食物繊維 :1.4g
カルシウム:8mg
リン :55mg
鉄 :0.2mg
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暑い時期は、体温維持に必要となるエネルギー量が少なくて済むので、犬の食欲も低下しやすくなります。とはいえ、栄養不足に陥って体力が低下したり、シニア期の犬で体力を維持させたい時などには、食欲を刺激するために手作り食を変化として取り入れてみるのは効果的。水分量が多いお茶漬けなので、飲水量を意識させたい時や体のクールダウンをさせたい時にもぜひご活用ください。
■ 管理栄養士のアドバイスと今回のレシピからとれる栄養素のちょこっとメモ
知っておくと役立つ栄養素:微量ミネラル マンガンについて
鶏ささみのひんやり茶漬けには微量ではありますが、マンガンが含まれています。犬の健康維持においてはあまり重視されることがない微量ミネラルではありますが、実はさまざまな酵素を健康的に働かせるために必須の栄養素のひとつです。
それから、骨の形成を助け、関節を正常に保つはたらきや神経系の健康維持にも必要な栄養素のひとつです。穀類や肉類をきちんと摂取していれば不足することはありませんが、食欲不振などでオヤツばかり食べているなど、偏った食事が続いている時には気を付ける必要があります。