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2023.02.13

まるで別犬?雪でテンションMAX状態の柴犬がかわいすぎる~柴犬あるある雪が大好き編~

まるで別犬?雪でテンションMAX状態の柴犬がかわいすぎる~柴犬あるある雪が大好き編~

柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。

今回は強いこだわりと気が乗らなかったらテコでも動かない頑固さを持つ柴犬が、一番頑固になる瞬間をお届け。でも、同時に一番いい顔を見せてくれる瞬間でもあるんです。
柴犬と暮らす飼い主ならきっと「あるある!」と声を揃えてくれそうな「雪が大好きすぎる柴犬」の様子をお届けします。

雪と一体化?!ちょっと変わった遊び方

雪の中を歩くだけでこんなに嬉しそう。普段の散歩との落差が気になりますが、いったん忘れましょう。

雪の中を歩くだけでこんなに嬉しそう。普段の散歩との落差が気になりますが、いったん忘れましょう。


雪の季節になると、SNSでは雪の中で大はしゃぎする柴犬の写真を見かける機会が多くなります。そうです、柴犬は「雪大好き!」そんな子がたくさんいるのです。
しかも、その「好き」っぷりが半端ない。フワフワの雪を見れば、迷わずダイブ!どんなに深くても気にしません。体の半分まで埋もれてしまっても、ピョーンと飛び出てまたダイブ!その姿はまるでウサギのようです。

左:いくぞー!(助走)  中:トリャー!(ぴょーん)  右:ウワーッ!(ぼふっ)

左:いくぞー!(助走)  中:トリャー!(ぴょーん)  右:ウワーッ!(ぼふっ)


我が家の柴犬も例外ではなく、雪を見ればダイブ!ある時は足がつかなかったらしく、なんとそのまま雪の中を泳ぎながら進んでいきました。雪って泳げるものなんだ……。
雪道散歩では、穴があればとりあえず顔をズボッ!まるで穴の中を確認するのが仕事のように、穴を見つけるたびにズボッと顔を突っ込むのです。
ちなみに、どの遊びもエンドレス。そこに雪がある限り続きます。

帰りたくない!さらにガンコな不動柴登場!

こんなところでも不動柴…。雪原とも一体化したいらしいです。

こんなところでも不動柴…。雪原とも一体化したいらしいです。

我が家の柴犬は、雪が好きすぎて「帰るよ」と言っても聞こえないフリをします。帰るどころか、どんどん雪の深い場所まで進み、すました顔で「飼い主もコッチくれば?」と振り向くのです。

「帰る」っていったの、聞いてたよね?

当然ですが、雪の中でも拒否柴や不動柴は発動、心なしかいつもの散歩よりも主張が強い気もします。雪の中で駄々っ子のように寝転がったり、渋谷のハチ公かと思うほど固まって家と反対方向を向いて固まったり。「絶対に帰らない」という声が、ハッキリと聞こえてくるようです。

雪は泳ぐもの。そう思っている柴犬もときに溺れます。ずぶずぶ。

雪は泳ぐもの。そう思っている柴犬もときに溺れます。ずぶずぶ。

雪の散歩での不動柴との戦いは、寒さとの戦いでもあります。仕方ないので、最近は小さな水筒に温かいお茶を入れて出かけるようになりました。でも本当は早く帰りたい……。

帰宅しても、窓の外に雪が見えると窓をガリガリして「表に出せ」と主張してくるのが柴犬です。気づかないフリをしていても、めげる気配はありません。ちょっと疲れてくると、ガーリガーリとちょっとペースが落ちてきますが、窓を開けるまで負けないという強い意思を感じます。
何度、外に出ても家に帰ると同じことの繰り返し。カーテンを閉めて外の雪が見えなくなるまで、飼い主と柴犬の攻防は続くのです。

犬は喜び庭駆け回り、そのあと炬燵で丸くなる

雪原の穴にはとりあえず顔を突っ込み…。顔が凍ってこの表情。「早く拭いてくれ」と言っている気がします。

雪原の穴にはとりあえず顔を突っ込み…。顔が凍ってこの表情。「早く拭いてくれ」と言っている気がします。

遠すぎる雪の不動柴 雪が深すぎて迎えにもいけません。 ただ震えながら待つしかない…

遠すぎる雪の不動柴 雪が深すぎて迎えにもいけません。 ただ震えながら待つしかない…

 


雪の中ではしゃぎまくる柴犬を見るたびに、あの童謡を思い出します。でも実は、あの童謡の猫のパートまで奪ってしまうのが柴犬なのです。
実は柴犬は炬燵も大好き。雪の中で転がりまわって遊んだあとは、ぬくぬくと過ごすのがお気に入りです。
炬燵にもぐってスヤスヤと眠る柴犬の写真がSNSに溢れるのもこの季節。まるでお布団をかけて寝ているみたいな柴犬や、完全に中に入って外からは姿が見えない柴犬、なぜかお尻だけ外に出ている柴犬など、炬燵の楽しみ方もそれぞれです。

我が家には炬燵はありませんが、仕事部屋では飼い主よりも先にデスクの下に潜り込み、足元用のホットカーペットを占領します。ハッキリ言って、邪魔です。
仕方がないので、足の先だけホットカーペットにのせて仕事をします。ちょっと寒いけれど、仕方ありません。だって、幸せそうに寝ている柴犬を起こすわけにはいきませんから。

そんなところも柴犬が好き

雪が好きすぎるゆえに謎の楽しみ方をする柴犬たちと、寒さと戦いながらそれに付き合う飼い主の姿は、もはや冬の風物詩です。
「好きなものはトコトン好き!」そんな無邪気さも、柴犬の魅力。
あの嬉しそうな顔を見たくて、雪の季節を毎年楽しみにしている飼い主なのです。

 

この笑顔が見られるから、毎年雪が楽しみになりました。

この笑顔が見られるから、毎年雪が楽しみになりました。