食にうるさい柴犬もフードジプシー卒業か？〜続けてみたらみんなハッピー編

柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。

今回は、フードジプシーを卒業！？したかもしれない柴犬のお話。
気に入って食べていたフードが製造中止になったり、体調の変化で以前のフードが食べられなくなったり…。いろいろな理由でフードジプシーになる犬はいますが、柴犬の場合は単に「気まぐれ」？

しかしついにフードジプシーに終止符を打つ日がやってきたそうで…？

柴犬と暮らす飼い主ならきっと「あるある！」と声を揃えてくれそうな「笑っちゃうけど真剣」な柴犬と飼い主の日常をお届けします。

グルメな殿様、その後

今日も嬉しそうにごはんを食べてくれました。頑固だからこそ、美味しい顔を見せてくれると喜びもひとしお…だったりします。

以前、お試しさせていただいたPOCHI ザ・ドッグフードベーシックワイルドサーモンミディアムラージ粒レポ続編です。あれから1ヶ月が経ちました。

フードに謎のこだわりをもつ犬と暮らしている飼い主さんはわかってくれると思います。
サンプルを喜んで食べてくれたからとフードを購入した途端、なぜか全く食べなくなることってありますよね？
開封したてのフードの袋を見て途方にくれるという経験を何度繰り返したことか。
というわけで、そんな飼い主さんとも共有できるかもしれない1ヶ月後の様子をレポートします。

基本、我が家の柴犬はお殿様。気に入らないフードに対してはちゃぶ台返しで主張してきます。
ときには飼い主が味見をしないと食べてくれません。
そんな柴犬ですが、1ヶ月経った今でも「ご飯だぁ」と嬉しそうに食べてくれています！これって実はかなり奇跡的なこと。
食事の用意をすると鼻がふんっと膨らむので、香りが良いのかな？
グルメな殿様も満足そうで一安心です。

フードを変えて嬉しかったこと

背景の華やかさに対して、ショボショボの目元。目ヤニもだいぶきれいになってきました。

一ヶ月食べ続けてて一番変化を感じるのが、目やにがグッと減ったことです。以前は、拭いても拭いても、気づくと目やにがついていました。シニアになってからの症状だったので、「そんな年齢になったのか」と諦めつつケアしていたのですが、その量がかなり少なくなりました。

ここ数年は「いい写真が撮れた」と思っても目やにマンになっていてがっかりしていたのですが、いつでも可愛い写真がたくさん撮れるようになって親バカ飼い主としては大満足です。

凛々しい顔をして散歩道を歩く柴犬。「いい仕事(ウンチ)したぜ～」と言っているかのようです。

もう一つ、フードを変えてからの大きな変化はうんちです。
近年、いきむ時間が長くなったり、うんちのキレが悪く苦戦したりすることがありました。
そのせいか、うんちをすると体力がなくなるのか大仕事をしたかのようにしばらく休憩。

今回、POCHI ザ・ドッグフードベーシックワイルドサーモンミディアムラージ粒に変えてからは、うんちがスムーズに出ている印象です。
踏ん張りポーズをするとすぐにスルスルと出るので体が楽そう。そしてうんちは「出した～」という感じで増えました。

お腹がすっきりするのか、うんちをした後も休憩なくすぐ軽やかに歩き出します。
人間もそうですが、快便って健康のバロメーターのような気がしますよね。
もしも我が家の柴犬が喋れたら「快腸、快調、絶好調！」とか言い出しそうです。

飼い主も見習いたい体重の変化！

コレは想定外だったのですが、食べ続けているうちに大きく変化したのが、やや増えてしまっていた体重が戻ったことです。

もともとこだわりが強すぎるせいで食が細かった我が家の柴犬。
よく食べよく出しよく動いているからかもしれません。これぞ健康的なダイエットの見本！
飼い主は美味しいものがあると、よく食べよく出し、よくゴロゴロしてしまうので、ここは見習わなくてはいけませんね。

一方、最初のお試しの時に期待していた被毛の変化は、正直まだわかりません。
フワフワになるといいなと思っているのですが、なんと言っても今は換毛期。
フワフワからどんどん抜けてスッキリ薄毛になる時期なので、むしろツルンとした見た目になってきています。
被毛の変化は、エアコンが稼働して夏なのにモコモコの冬毛を生やし出すまで様子見になりそうです。