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2023.06.22

失敗知らずのお手軽おやつ。「りんごの簡単おやき」[#犬の手作り食レシピ]

失敗知らずのお手軽おやつ。「りんごの簡単おやき」[#犬の手作り食レシピ]

フライパンでできる「おやき」をつくってみませんか?
今回ご紹介するのは、おやつにぴったり、りんごのおやきです。

りんごには、クエン酸とリンゴ酸が含まれており、疲労回復をサポートする働きがあります。また、強い抗酸化作用を持つ、りんごポリフェノールには病気の予防や老化防止にも役立つと言われています。
レシピ中では若干のベーキングパウダーを使用していますが、同量の重曹で代用することもできますので、お好みで使ってみてください。

りんごは少量のはちみつを使い、甘さを少し引き立てて食べやすい味に仕上げました。

生地は砂糖を使わず、シンプルな材料で作っていますので、飼い主さん用には砂糖を足して甘さを調整してくださいね。

<材料:2頭分>(1頭分の出来上がり重量:110g)※4個を想定

・りんご:100g
・はちみつ:5g
・レモン汁:2g
・薄力粉:100g
・ベーキングパウダー(あるいは重曹):4g
・こめ油:10g
・水:40g~50g(粉に合わせて調整)

作り方のご紹介

1.ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー(重曹)を入れ、少し混ぜる。こめ油、水をいれ、なめらかになるまでこねる。ラップに包み15分ほど置いておく。

※飼い主さん用に作る場合は生地に砂糖を加えて甘味を調整してください。

2.リンゴの皮を剥き、芯を取り、1cm角に切る。耐熱容器に入れ、はちみつ、レモン汁を加えて、ふんわりラップをして電子レンジで600wで1分加熱する。一度取り出し軽く混ぜ、ラップはせずに再度1分加熱する。粗熱が取れたら、汁気をとり、4等分にわけておく。

3.生地を4等分にして平たく伸ばし、2のりんごを中に包み、丸型に成型する。

4.フライパンにクッキングシートを引き、3の生地を入れて弱火にかけ、片面10分ずつ焼く。

5.粗熱を取り、食べやすいサイズにカットして完成!

本日のメニュー『りんごのおやき』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

調理時間約35分(冷まし時間を除く)
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー:228kcal/1頭分(110g)


《三大栄養素》出来上がり1頭分
たんぱく質:4.3g
脂質   :5.9g
炭水化物 :48.7g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

《その他、気にしたい栄養成分》
食物繊維 :2.2g
カルシウム:60mg
リン   :110mg
鉄    :0.3mg

DOG's TALK

POCHIのペット栄養管理士

POCHIのペット栄養管理士

もちもち食感が美味しいおやき。好きな子が多いりんごとはちみつの自然な甘さの具で作ってみました。小型犬に与えるときは食べやすいサイズにカットしてあげてくださいね。中~大型犬は丸のみしないよう、飼い主さんが食べさせてあげてください。

■ 管理栄養士のアドバイスと今回のレシピからとれる栄養素のちょこっとメモ

知っておくと役立つ栄養素:リンゴ酸について

リンゴのおやきに使用するリンゴにはリンゴ酸という、犬にとって嬉しい栄養素が含まれています。その名の通り、リンゴに多く含まれている成分で、尿のpH値を上昇させ尿中クエン酸の排出を増やすという実験結果も出ているのだとか。
そのため、リンゴ酸はシュウ酸カルシウム結石の対策として期待できるほか、疲労回復のために取り入れられることがあります。適量のリンゴは「医者いらず」なんて言われますし、オヤツにぴったりの健康食品ですね。

季節のレシピをどしどし更新中♪

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