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2023.11.09

犬のオヤツとしても太鼓判。季節の手仕事「我が家の干し芋」

犬のオヤツとしても太鼓判。季節の手仕事「我が家の干し芋」

以前犬に食べさせてびっくりするくらい好評だったのが、手作りの干し芋。とても簡単にできるので、オススメのおやつの一つです。
秋が旬のさつまいもを皮つきのまま使い、オーブンを使ってじっくり火入れして作る手作りおやつ。材料はさつまいものみで添加物や保存料も入っていないので、安心です。

さつまいもは食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整え、順調な便通や免疫系のサポート、コレステロールの吸収を抑制する働きも期待できます。
また、皮付近に含まれているヤラピンという不溶性食物繊維は、腸の動きを助けるため、とくに便秘に悩む犬にオススメです。

甘くておいしいさつまいもは、糖質も多く含まれていますので、与えすぎには注意してくださいね。
飼い主さんもそのまま食べられるので、うちの子と一緒に秋から冬のおやつとして、ぜひお楽しみください。

<材料:2頭分>(1頭分の出来上がり重量:160g)

・さつまいも:1本(400g)

作り方のご紹介

1.よく洗った皮つきのさつまいもを蒸し器で40分蒸す。(竹くしがスッと入るくらいまで)

2.触れるくらいまで冷まし、7~8mmの幅程度にカットする。

3.天板に並べ、100度に予熱したオーブンで1時間、さらに裏返して1時間加熱する。

4.さつまいもが一回り小さくなったら完成! よく冷ましてから食べさせてください。

本日のメニュー『我が家の干し芋』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

調理時間約2時間半(冷まし時間を含む)
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー:113kcal/1頭分(160g)


《三大栄養素》出来上がり1頭分
たんぱく質:0.9g
脂質   :0.5g
炭水化物 :33.1g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977)最低値と比較。(%)は充足率

食物繊維 :2.8g
カルシウム:40mg
リン   :46mg
鉄    :0.5mg

■ 管理栄養士のアドバイスと今回のレシピからとれる栄養素のちょこっとメモ

知っておくと役立つ情報:甘いさつまいもの見分け方

秋から冬にかけて美味しくなるさつまいも。散歩中に「♪い~しや~きいも~~」と聞こえてくることも多くなりますね。
今回は「おいしいさつまいも」を見分ける方法をご紹介します。
まずは皮の色が濃くはっきり出ていること、つやつやしてデコボコしていないもの、そしてレモンに近い形をしていること。この3つが大きなポイントになります。
皮の色、デコボコ、形の3つのポイントはスーパーなどでも確認しやすいので、買い物をするときはぜひチェックしてみて下さい。

この3つの条件を満たしているさつまいもは、筋が少なく柔らかい食感で甘くなる傾向があります。

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