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2024.01.10
和犬との旅を満喫してきた~柴犬あるある倉敷お出かけ編
柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は『柴犬と一緒に旅に出よう!倉敷お出かけ編』です。
犬と一緒に旅に出ると、新たな一面が見えたりして新鮮に感じるもの。でも、頑固でマイペースな性格の柴犬では……あれ?いつもと変わらないかも?
とはいえ、日本犬にピッタリの風景が広がる倉敷や琵琶湖への旅では、普段通りの姿もちょっぴり凛々しく見えたりもして。
なんだかフォトジェニックな写真とともにご覧ください。
今回は、美しい街並みと柴犬の表情が映える(!?)「柴犬と行く!日本の風景」です。
心が武士だからこそ似合う!和の風景を歩いてみた
昨年の秋、柴犬と一緒に倉敷、琵琶湖に旅行へ行ってきました。我が家の柴犬は強力な雨男なので心配していたのですが、旅行当日は見事な晴天!
嬉しいのと同時に、なぜか「これで運を使い果たしたのでは」という謎の不安が湧き上がります。
実際はなにごともなく楽しい旅行となったのですが、それほどまでに強い雨男の呪縛に苦笑いの飼い主です。
さて、今回の目的地である倉敷といえば、伝統的な建物が作り出すレトロで美しい街並みが楽しめる美観地区は外せません。
心が武士である柴犬と伝統的な日本の風景、これは絶対に似合うはず!
白壁の蔵屋敷や倉敷川沿いに続く当時の風情を感じられる街並み、どこを切り取っても絵になる和の風景の中で写真を撮るのを楽しみにしていました。
心は武士でも仕方なし!ナイスショットのハードルは高い
もともと、写真撮影にはあまり協力的ではないうちの子。
1枚目はまだいいのですが、撮り直しをすると飽きて能面のような顔になってしまいます。
それを予想して、ギャラ(特別なおやつ)を用意しましたが、まったく役に立ちませんでした。
「武士たるもの、そんなものでは動かぬ!」という感じです。
最後には撮り直しを許さず、1枚撮り終わると勝手に切り上げてサッサと移動してしまいました。
撮影させてもらえるだけで有難いのかもしれませんが、せめてその1枚は良い顔で写って欲しい。
また、写真をとっていると「きゃー、かわいい」「似合うねぇ」「お利口だねぇ」など、観光客の方々に声をかけられます。
うちの子は究極のビビりなので、知らない人に声をかけられる度にテンションガタ落ちでドヨンとした顔になってゆきます。
せっかく褒めてもらっているのになぁ……。
柴的距離が武士でなくなるお出かけマジック
普段はまるで武士のように、柴的距離を守るうちの子。
知らない犬との出会いは、まるで時代劇のワンシーンのようです。
けれどなぜか、旅行中は武士でなくなる瞬間があります。
知らない犬が横を通っても、知らんぷりしてクンクントコトコと散歩を続けます。
旅行先は自分のテリトリーではないからか、それとも知らない土地のニオイに集中しているからなのか。
とはいえ、フレンドリーになるわけでもなく、挨拶は許さぬガウガウっぷりを発揮。
旅先でも謎多き柴犬です。
フォトジェニックな柴犬が好き
ナイスショットのハードルは高くても、なんとなく絵になってしまうのが不思議。
写真撮影に飽きて仏頂面になっていても、それが和犬らしい凛々しい表情に見えたりします。
「めんどうくさいなぁ」と思いながらも撮影に付き合ってくれるうちの子に感謝しながら、ナイスショットに見えなくもない写真を眺め、旅行の思い出にひたる飼い主なのでした。