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2023.11.27
スッキリ柴からモフモフ柴へ!季節の変わり目の気になるアレコレ〜柴犬あるある・換毛期編 Part2
柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は『今年も豊作!換毛期編』です。
季節の変わり目になると、ダブルコートの犬たちは被毛が生え変わります。いうなれば、これは犬にとっての「衣替え」。もちろん、個体差はありますが、普段以上にどっさり毛が抜けるという子も少なくありません。
今回は、そんな換毛期を迎えた柴犬のあるある。皮膚が弱い犬にありがちなあるあるも…?
今回は、抜け毛と共に笑いを振りまく柴犬の「換毛期あるある」です。
「抜けてる?」が挨拶の季節がやってきた
お散歩で柴犬友達に会うと「抜けてる?」「抜けてるよねぇ」が挨拶の季節がやってきました。
そうです、換毛期です。
このやりとりで「抜けないよ」という返事を聞いたことはありません。
時間があれば、うちの子の換毛武勇伝で盛り上がるのがお約束。
最新の換毛武勇伝には「シャンプーの後の排水溝に、びしょ濡れの子犬ほどの量の抜け毛が残っていた」というものがありました。
これを聞いて「そんな大袈裟な」と思うか「あるある」と思うかで、一緒に暮らしているのが柴犬かわかるとかわからないとか。
ちなみに我が家は、今、せっせとシャンプー後の抜け毛を集めています。
実は、我が家の柴犬の抜け毛で毛糸を紡いでもらうことにしたから。
そんなことまでできてしまう柴犬の抜け毛の量は、本当にアメージングです。
このお話は、いつかご紹介できたらいいなと思います。
柴っ子あるある?ブラッシング時の皮膚チェック
柴犬によっては、換毛期にかゆみを感じる子もいるそうです。
フワフワとした抜け毛が刺激になるほか、静電気を帯びた被毛に触れた皮膚がかゆくなってしまうのだとか…。予防としては、ブラッシングして抜けた毛をしっかりとってあげるのが有効だそうです。
我が家は、ブラッシングの時に皮膚チェックをしています。
地肌の色が変わっていたり、必要以上に毛が抜けていたりしないかの他、経過観察中のできものやしこりの様子も確認します。
トラブルに負けないで、少しでも快適に過ごせるといいなと願いながら。
犬仲間さんを見ていると、柴犬はお肌がデリケートな子も多い印象です。
カイカイで苦労している飼い主さんも多いですよね。
お友達の柴犬には薬湯に入れてもらっている子たちもいますが、こちらは反応がマチマチのようです。
お風呂嫌いで大騒ぎになる子もいれば、シャンプーは苦手だけどお風呂は大好きという子、諦めて「虚無」になってしまう子までさまざまです。
皮膚の疾患は継続的な対策が必要なことも多いので、できることならお風呂を好きになって欲しいものです。
まぁ「水は天敵」という子の多い柴犬相手なので、高望みかもしれませんが……。
皮膚トラブルには負けないぞ!
柴犬仲間同士の会話では、皮膚バリアが弱い子だけでなく、アレルギーも多いと感じます。
食事だけでなく、花粉やハウスダストなどで症状がでる子も少なくありません。
うちの子も、ここ最近になって牛肉を食べると口のまわりがうっすらと赤くなるようになりました。
かゆみもあるようなのでメニューから外しましたが、若い頃は大好物で問題なく食べていたのでちょっと可哀想ですね。
人間と同じく、年齢とともに食べものに変化がでる犬は多いようです。
できる範囲で、美味しく喜んでくれるもの、体質に合うものを見つけて、食事を楽しんでもらえたらと思います。
抜けても抜けても柴犬が好き
我が家の換毛期はだいぶ落ち着いてきて、首のまわりにモフモフのマフラーを巻いたような状態になってきました。
夏のスッキリとした柴犬もかっこいいですが、冬のもこもこになった柴犬も、ぬいぐるみみたいでなんとも可愛いものです。
どちらの可愛い柴犬も、抜けて抜けて抜けまくる換毛期を乗り越えてこそ出会える姿!そう思うと、エンドレスな換毛も愛しく思える飼い主なのです。