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2024.02.26
柴犬あるある~ 冬の寒さでここが変わるぞ編~
柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は『柴犬の不思議現象冬編』です。
美しい四季がある国、日本では四季折々さまざまな風景が私たちの目を楽しませてくれます。
その季節にしか見られない特別な光景に胸を躍らせるたび「日本っていいところだなぁ」としみじみ感じます。
季節ごとにさまざまな表情を見せてくれるのは、日本の天然記念物である柴犬も同じようで…?
寒い時期だけにみられる不思議な現象、変わらない超マイペース、そして飼い主の願い…。うちの子の顔と見比べながら「冬もやっぱりいいなぁ」なんて、思っていただければ嬉しいです。
冬になると若返る?!
シニア期といわれる年齢になった頃から、ちょっとした日常の変化も気になりはじめました。
とくに、大好きなボール遊びをやりたがらなくなったり、散歩の距離が極端に短くなったりすると、もう心配でたまりません。
「足や腰が痛いのかな」と不安になり、チェックしようとして逃げられ、マッサージしようとして鬱陶しがられる、そんな感じです。
「でもまぁ、そろそろそんな年齢だよな」と覚悟を決めた頃、突然、元気に歩き出し、ボール遊びを催促してきます。
そうです、冬がやってきたのです。
動きたがらないのは、ただ暑かっただけだったというオチ。
あんなに動かなかったのに、ボール遊びも大好きなフリスビーもエンドレス。
あまりに楽しそうな姿に「シニアじゃなかったんかい!」と思わず突っ込んでしまうことも。
夏の間は心配して、冬になると元気な姿にほっとする。
そんな展開を繰り返して、毎年冬の訪れに気付きます。
冬になると若返る我が家の柴犬。
このままずーっと、毎年若返り続けてくれるといいな。
そこで寝る?寒くなってもお散寝だけは外さない
冬になると若返るとはいえ、お散寝だけはハズせません。
そうです、お散歩じゃなくてお散寝です。
冬の地面は冷たいのに……冷たいアルファルトの上や雪の中でも、しっかり寝る!寒くないのか?!ってか、私は寒いぞ!
寝ている柴犬の姿を、寒風吹き荒ぶ中、ガタガタ震えながら見守る飼い主。
冬になると変わるどころか、変わらなすぎる柴犬ルール。
頼むから、このルールだけは、冬になったら変えてください……。
ふわふわもふもふ冬の柴かわいすぎる問題
冬の柴犬の一番大きな変化は、換毛による冬毛の姿です。
夏毛のシュッとした姿もいいですが、冬毛でふさふさもこもになった柴犬の可愛いことといったら!
見た目だけでなく、冬毛になった柴犬の触り心地も最高です。
なでるとふんわりと手が被毛に潜っていきます。
柴犬の被毛は、見た目の印象は硬そうに見えますが、実はとってもふわふわで柔らかです。
寒い時に好んで潜り込む毛布や、外気から守るために羽織らせるフリースもよく似合います。
もふもふに包まれた柴犬は、まるでヌイグルミのようです。
思わず「かわいいねぇ」と声をかけてしまいますが、心なしか本犬もまんざらでもない顔をしている気がします。
あまりに可愛いので写真に収めようとスマホを立ち上げると、迷惑そうに潜っていってしまいます。
邪魔してごめん……。
寒さに負けない柴犬が好き
夏の暑い時期は、ダラーっとまったりする時間が多くなる我が家の柴犬。
もしかして、冬眠ならぬ夏眠モード?力を蓄えたように、冬になると思い切り走り回ったり、ルンルンな足取りでお散歩したり、元気な姿を見られるシーンが多くなります。
飼い主的には、寒くて早く帰宅したいような日であるほど、元気いっぱいで帰りたがらない我が家の柴犬。
飼い主が寒さに震えるのもおかまいなしに、元気いっぱいに真冬の散歩を満喫するその姿。
「まいったなぁ」と言いつつも、思わず笑顔になる飼い主なのです。