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2024.03.11

雪がなくても雪遊び!~柴犬あるある雪遊び2024~

雪がなくても雪遊び!~柴犬あるある雪遊び2024~

柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は『雪遊び2024編』です。

雪やこんこ♪ということで、童謡そのままに雪が大好きな柴犬さんは、毎年心待ちにしていることがあるそうです。それは…雪深い地域を訪れてエンジョイする雪遊び!
シニアになってなお、雪にかける想いは熱く、パピーのようにはしゃぐ姿が見られると家族の楽しみになっていたのですが、今年は異変があったようで…?

都心で雪を見かけることも多かった2024年の冬、雪を待ち焦がれていた柴犬さんの運命やいかに。
皆さまも冬の思い出を想像しながら笑っていただけると嬉しいです。

毎年恒例の雪遊び!のはずが……

柴犬「雪あるっていったじゃん…」

柴犬「雪あるっていったじゃん…」

雪が大好きな我が家の柴犬のために、毎年冬になると雪遊びに出かけます。
もちろん、今年もワクワクしながら計画し、2月最初の週に福島へ雪遊び旅行へ行ってきました。

ところが、福島に到着すると思わぬ光景が。雪がまったくないではありませんか!
地元の人も「こんなに降らない冬ははじめて」と言うほど、暖冬の影響で雪が降らないそうです。
なんと、お宿から見えるスキー場でさえ地肌が見えています。

柴犬「雪、あった!ほんの少しだけど……」

柴犬「雪、あった!ほんの少しだけど……」

うちの子もなんだか呆然としているような……?
とはいえ、雪大好きっこの我が家の柴犬はわずかな雪も見逃しません。道路の端に残る雪の上を選んで歩くことに決めたようです。

雪がなくても雪を満喫

雪エリアだけを選んで歩く!カチコチの雪でも、やっぱり嬉しいようです。ちなみに飼い主は滑らないように気を張り続けるしかない。

雪エリアだけを選んで歩く!カチコチの雪でも、やっぱり嬉しいようです。ちなみに飼い主は滑らないように気を張り続けるしかない。


残念ながら残っている雪もフワフワではなく、シャーベット状態。
シャリっとツルッとして、とにかく歩きにくいったらありゃしない。

けれども雪好き柴犬的には、そんなことはお構いなしのご様子。
どんなに状態の悪い雪でも、そこに雪があれば幸せなのかも。
蛇行しながら雪のある場所だけを選んでルンルン散歩を楽しむ姿、切ないような可愛いような。
この切り替えの速さ、見習いたい!

雪の上で明るい表情ではしゃいでくれる姿を見ると「来てよかった」としみじみ感じます

雪の上で明るい表情ではしゃいでくれる姿を見ると「来てよかった」としみじみ感じます

この日のお宿は庭付きコテージ。
庭に少しだけ雪が残っていました。
こうなるともう、部屋には入ろうとしないのが、雪好き柴犬というもの。
ほんのわずかな楽しみも味わい尽くす様子に、雪は少ないけれど連れてきてあげて良かったと思う飼い主です。

旅行から戻ったら大雪警報?!

雪のあるエリアから出ようとしません。寒いから部屋に戻ろうよ〜。

雪のあるエリアから出ようとしません。寒いから部屋に戻ろうよ〜。

雪遊びは諦めたけれど、ちょっとの雪やひんやりした気候を満喫した我が家の柴犬。
これはこれで良い旅行だったのかな?

ところが、話はこれで終わりませんでした。
東京へ戻ったその夜から、まさかの大雪警報が出ているではありませんか(2024年2月前半のお話しです)。


実は我が家、新幹線で移動したため旅行の荷物は宅配便で送ってしまっていました。
つまり、飼い主のスノーブーツや愛犬の雪遊び用のウェアはすべて宅配の荷物の中。
もし大雪になったら、ツルツルと滑りながらうちの子と散歩することになってしまいます。

それでも雪が大好きなうちの子が喜ぶのなら、滑って転んでお尻を打つくらいはなんでもありません。
雪遊びができるぐらいまで降るといいな、と思ってその日は就寝。
翌日、積もった地域もあったようですが、我が家のエリアは雪はまったく積もりませんでした。くぅ、残念。

来年こそは雪遊びしたい!

シニア期の我が家の柴犬。
大好きな雪遊びも「いつまでできるかな」と考えるとちょっと切なくなることもありますが、遊べるうちにたくさん遊ぶぞ!と思っています。
来年こそは、雪遊びのリベンジ。今から計画を立てている我が家です。

帰宅後、わずかな雪に描かれた謎のメモをじっくり読み込む柴犬

帰宅後、わずかな雪に描かれた謎のメモをじっくり読み込む柴犬