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2024.10.07
避暑地に行っても室内犬~柴犬あるある猛暑の那須旅行編~
柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は『夏のお出かけのあるある』についてです。
今年の夏は、犬といっしょにお出かけを楽しみましたか?
2024年は1898年に開始された観測以来、前代未聞レベルの猛烈な暑さとなりました。
少し調べてみたのですが、強力な高気圧が日本列島を覆い、強い日差しが降り注ぎ続けた結果、全国的にぐんぐんと気温もうなぎのぼり。
どこに行っても「あ、暑い…」となってしまったというわけ。
そんな中、犬といっしょの旅行でも変化があったそうで…?
そういえば、そんな感じだったなぁ…。とうちの子と一緒に今年の夏をぜひ振り返ってみてください。
雨男を返上したものの……暑さ爆発の夏旅行
自他ともに認める? 雨男の我が家の柴犬。
これまで旅行となると、見事な程の雨男っぷりを発揮してきました。
ところがビックリ! 今年の夏は、一滴の雨も降らず晴天の旅行を達成したのです。
とはいえ、雨は降っていないのに、旅先ではほとんどお出かけできませんでした。なぜかって?
それは今年の夏が、気象庁が統計を取り始めた1898年以降で最も暑い夏と呼ばれた猛暑だからです。
猛烈に暑い東京を抜け出し、涼を求めて向かった先は那須。
あれ? 暑いぞ? 東京より気温が低いとはいえ、例年の東京と同じくらいには暑い……。
でも大丈夫! 那須にはお山があるのです。
ハンターマウンテン那須塩原へ向かいました。
ここでは、リードをつけていれば犬も一緒にゴンドラに乗って頂上へ行けます。
あれ? 暑い……。頂上の標高は約1,600m。
いつもなら、長袖の上着が必要になるぐらい涼しいはずの頂上が、あ、暑い……。
気温を見ると、まさかの28℃。28℃と聞いて「涼しいじゃん」と思ってしまうほど、今年の夏の暑さに惑わされていますが、いやいや。28℃は普通に暑いぞ!?
涼しい山道を散歩しようと思っていたのに、なぜか犬も人もハァハァ言いながら散歩。
こんなはずじゃなかった感がすごい。結局、早々に引き上げて下山しました。
旅行なのに室内犬? 今年はお宿を満喫してみた
どこへ行ってもあっという間に暑くて動けなくなってしまうので、早々にホテルへチェックイン。
やっぱエアコン涼しい! 文明の力、最高!
我が家の柴犬も、旅行へ出発してから一番の笑顔を見せてくれました。
ホッとしましたが、これって旅行楽しいの笑顔なのか?
実際は、自宅にいるのと変わらないのでは……。
このあとは、家族揃って涼しいお部屋でゴロゴロしたり、おもちゃで遊んだり。
いつもはツンデレの我が家の柴犬も、なんだかとってもうれしそう。
夕食の時間には、わんこ用のスペシャルメニューを注文。
キラキラの瞳で一気に完食しました。
我が家の柴犬も「やっぱ旅行は最高!」と言ったとか言わないとか。
涼しい時間にお出かけしたよ
暑いとはいえ、朝晩は東京よりもずっと涼しいのが那須の嬉しいところ。
翌日は、早目の時間に牧場でお散歩しました。
牧場では、遠目に見える牛さんが気になる様子。みんなが食べている濃厚ミルクのソフトクリームには、さらに興味津々です。
少し気温が上がってきたので、川へ移動。
ここでびっくり、お水苦手な我が家の柴犬が自ら進んで川の中へ入っていくではありませんか。
それだけ暑かったんだねぇ。
これは川遊びデビューなるか?!…と期待した飼い主ですが、そうは問屋が下ろしません。だって、相手は柴犬ですから。
川の中ではしゃぐわけでもなく、ただじっと立ち涼をとる柴犬。
まるで足湯を楽しむように、足先を冷やして涼んでいました。
今回の旅行、最後まで驚きのエピソードが。帰宅途中で休憩予定だったSAの気温が、まさかの41℃!
飼い主でも数歩歩くだけで「もう無理!」となり、休憩は諦めてそのままドライブを続行しました。
柴犬との旅行、雨か激熱猛暑って、極端すぎるだろー!
柴犬とならなんでも楽しい
出発前に立てた旅行プランは、ほとんど役に立たなくなる程の猛暑でしたが、それもまたよし。
ホテルの滞在時間が長い分、一緒にいる時間を蜜に過ごせたような気もします。
結論、うちの子と一緒ならどんな旅行でも楽しいのです!