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2024.11.07
秋の味覚もおやつも全部、俺の流儀で食べさせろ!~柴犬あるある・食欲の秋編~
柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は『秋を実感する瞬間』についてです。
皆さまの家では「秋といえば」何でしょうか?運動?読書?やっぱり食欲?
秋に美味しさのピークを迎える食材は少なくありません。頑固でお殿様気質の柴犬さんにとっても、秋は食欲を刺激するシーズンのようで…?
秋はたくさんの美味しい顔、そして「おいおい」と思わずツッコミを入れたくなるような食欲にまつわるエピソードが豊富。
シニアに入ってからも相変わらずマイペースな柴犬さんの、思わずクスッと笑える日々をお届けします。
秋の味覚といえばこれ!
食欲の秋、秋の味覚を堪能する季節です。我が家の柴犬的・秋の味覚の代表がさつまいも。
茹でたり蒸したり、潰してスイートポテト風にして焼いたり、時にはひとつの焼き芋をわけあって一緒に食べたりします。
一口小僧の我が家の柴犬。最初のうちは「大きくて食べられないよ〜」と言って、一口サイズにしたおいもを食べていたくせに、おいしくて待ちきれなくなっちゃうのでしょう。
いつしか、反対の手に持った大きな芋に視線は釘付けに。
熱視線だけならまだしも、気がつくと「だるまさんが転んだ」みたいにジワジワと距離が近くなってきます。
それでも勝手にパクッと食べないからエライ! 我慢できずにペロリンしちゃうのは、ご愛嬌ですね。
トッピングは許さない
大好きな秋の味覚を、フードにトッピングしてあげる飼い主さんは多いのではないでしょうか。
我が家でも、大好きなさつまいもやカボチャをサイコロ状にカットしたり、焼いてほぐした秋鮭や秋刀魚をフードにまぶしてあげたり。
けれども、やっぱりここにもあるのが柴犬の謎スイッチ。
クンクンと匂いをかいだ後、突然ガチャーン! そうです、恒例のちゃぶ台返しです。
フードボウルをひっくり返した後に、トッピングだけ選んで食べる子もいるようですが、我が家ではすべて食べません。
大好きなさつまいも秋刀魚も鮭も、床に散らばったまま冷めていきます。
もちろん、フードも食べません。
そのため、基本はトッピングは別盛です。ごはんとおかずパターン。
それを交互に食べて満足そうなうちの子。牛丼よりは牛皿派、白飯が汚れるのがイヤなタイプなのかも…。
柴犬的知育玩具の使い方
食欲の秋、おやつを食べ過ぎないように知育玩具に入れてあげました。
転がすタイプの知育玩具を、最初はコロコロと遊びながら食べていた我が家の柴犬。
ふと見ると、パクリとくわえて飼い主を見ています。
目が合うと、知育玩具を運んできて、飼い主の前にポトリ。
「これ、出てこないよぉ」という声が聞こえてくるようです。
手伝ってあげようと、おやつが出やすいように調整して転がしてあげました。
一瞥するだけで、追いかけようとしません。じっと飼い主を見つめ続けています。
いやいや、これはおやつを出すのを楽しむための玩具なのよ? もぉ、甘えん坊さんなんだから。
大げさに「おいしいの入ってるよ〜。ほら、楽しい! 転がしてごらん」と話しかけながら、もう一度、うちの子の目の前で転がしてあげました。
あ、追いかけてくれた。よかったぁ。とホッとしたのも束の間、再びくわえて運んでくると、バーン! なんと飼い主の足元に投げ捨てるではありませんか。
どこからか、「いいから開けろ!」という心の声が聞こえてきます。
甘えん坊だったわけではなく、しもべという名の飼い主に「お前が出せ」と言っていただけだったようです。
柴犬らしさも増しましな食欲の秋
相変わらずマイペース、自分流ルールを貫く我が家の柴犬ですが、秋はおいしい顔が見られる機会が増える季節。ちょっと困った「らしさ」とかわいさが増しましの秋に、感謝する飼い主なのでした。