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2024.10.24

イマイチ読めないシニアの残暑〜柴犬あるある夏の終わりのケア編~

イマイチ読めないシニアの残暑〜柴犬あるある夏の終わりのケア編~

柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は『これってシニアだから?それとも性格?』と疑問に感じる行動についてです。

犬も高齢になるとさまざまな行動に変化がみられるようになってきます。
たとえば、歩くのがゆっくりになったり、呼びかけへの反応が少し鈍くなったり。これまで苦手だった物音に対して、耳が遠くなったことで平気になったり…。
シニアになってからの変化というと、ついつい衰えというイメージを持ってしまいますが、必ずしもそうではないようで…?

シニアに入ってからも相変わらずマイペースな柴犬。思わずクスッと笑える日々がいとおしくなります。
皆さまもうちの子の様子を振り返りながらお楽しみください。

その不動柴、夏なの?加齢なの?

毎度のことながら、場所問わず発動する不動柴

毎度のことながら、場所問わず発動する不動柴

柴犬の13歳といえば、プレシニアを過ぎて、シニア期に入ったなと感じるお年頃。
柴犬あるあるな行動でも、「ひょっとしてこれってシニアになったから?」と心配になる場面も増えてきます。

そのひとつが、夏の柴犬の行動変化です。
ちょっと歩いては、ひと休み。用を足すと、すぐに帰ろうと訴える。日かげを見つけるとゴロンと横になって不動柴発動。

お馴染みの光景ですら、シニア期に入ると筋力が落ちて長い距離が歩けなくなってきたのでは?…と心配になってしまいます。

夏だから? シニアだから? 
それとも、ただ、柴犬だから?

なんとなく心配な気持ちで過ごす夏も終わり、秋になると足取り軽く歩く時間が増えました。
もちろん、季節問わずの不動柴も発動中。
「あの心配を返して」といいたくなるほどのマイペースに、ホッとして嬉しくなる飼い主です。

とはいえ、疲れが取れにくいシニア犬。
無理はせず、散歩の後のマッサージも定番になりました。

お水ごくごく、暑いの?加齢なの?

シニアだから疲れたの? 柴犬だからだらけてるの? どっち?

シニアだから疲れたの? 柴犬だからだらけてるの? どっち?

我が家の柴犬は、普段、あまり水を飲まないタイプです。
スープやヤギミルクをあげたり、水分補給もサポートが必要。

けれども、この夏、大きな変化が。
お散歩中も、帰宅後も、お水をゴクゴクと飲むではありませんか。
猛暑と言われる夏、そりゃ暑さで喉も渇くよね……と思いつつ、なんとなく心配になって検索してしまうのが、シニア犬の飼い主というもの。

「犬 たくさん 水を飲む」で調べると、シニア期に多いトラブルや疾患の可能性も。あぁ、心配。確かに最近、突然水をたくさん飲み出した気がする……。

暑いの? 加齢なの? それともなにか病気なの?

獣医師さんに相談したり、念の為に検査をしてみたり。
健康上の問題は見つからなかったので、様子を見ようということになりました。

結果、秋に入って涼しくなったら、ピタリと水を飲まなくなったのでした。
やっぱり、今年の夏は暑かったのねー! 喉乾くよねー! 人間もビールの量が増えたもの(ん?)。

犬の健康にとって、水分補給はとっても大切。
涼しくなってあまり飲まなくなった今だからこそ、おいしく楽しく水分補給。
夏の終わり、季節の変わり目、変化に合わせてケアしなくてはと思うのです。

寝てばかりだけど、元気なの?加齢なの?

シニア期は、ぐっすり眠る姿に癒されたり、心配したり。

シニア期は、ぐっすり眠る姿に癒されたり、心配したり。

夏は暑い時間を避けてお散歩するので、どうしても散歩が短くなりがちです。
つまり、おうち時間が長くなるわけですが、最近、我が家の柴犬はずっと寝てばかり。
日中はひたすら眠っている柴犬を見て、こう思うのです。

シニアになると、寝てばかりっていうもんなぁ。

ところが、家族が仕事から帰宅して全員揃うと、オモチャを振り回して大暴れ。
あれ? 元気いっぱいじゃん。
寝る時間になっても「もっと遊ぼう」のアピールが止まりません。

ひょっとして、昼間ずっと寝ているのは、家族が揃った時間にむけてのエネルギーチャージ? 

あの睡眠は、元気いっぱい健康のあかしなの? それとも加齢なの?

でも、まぁ、どちらでもいいか。いっぱい寝て、いっぱい遊んで、毎日元気に過ごそうね。

しっかりケアして元気な柴犬ライフ

イマイチ読めない柴犬のシニアポイント。
夏の間は、とくに判断が難しい! と思う場面が、若い頃に比べて増えてきた気がします。
来年の夏も暑いだけなの? シニアなの? と悩めるぐらい元気でいられるように、毎日のケアをしっかりしようと思った飼い主なのでした。