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2026.02.12
見極めるのが難しすぎる!〜柴犬あるある・おやつの選り好み編~
柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は、柴犬さんのオヤツへのこだわりについてご紹介します。
これと決めたら譲らない! 柴流おやつのこだわり
粉もの大好きなうちの子。飼い主のおやつも狙ってきます。
わんこなら、みんな大好きおやつの時間。そんな常識も、柴犬相手には通用しません。なぜなら、柴犬の謎のこだわりは、おやつにも発動することも多いから。
仲良しの柴犬さんは、肉系おやつ以外には一切興味がありません。わんこボーロやクッキーを差し出しても、軽くニオイをかいで「フン!」と一言。冷めた瞳でこちらを一瞥すると、「お前はこんなものしか持っていないのか」とでも言いた気に去っていきます。
一方、別の柴犬さんは、むしろ粉もの大好き派。世の中の粉もののおやつはすべて自分のものだと思っているようです。
おやつの残りを鞄にしまうと、「宝探しですね!」とばかりに顔を突っ込んでフンフン。飼い主が食べているクッキーでさえ、なぜか自分ももらえると信じて、お利口アピール。もらえないと気づいた時の、裏切られたような表情に、飼い主は謎の罪悪感に苛まれるのです。
おやつの好みは、本当に十柴十色です。ある日のこと、散歩でよく会う柴犬さんに「ジャーキー好きなんだよね」と差し出すと、迷惑そうに顔を背けるではありませんか。飼い主さんいわく、お気に入りのメーカーのジャーキーしか食べないのだとか。
けれども、大好きな「ジャーキー」という言葉を聞いたのは、しっかり覚えている柴犬さん。まっすぐな目で「ジャーキーくれるって言いましたよね?」と、じっとこちらを見つめてきます。いや、えっと。今目の前にあるのがジャーキーなんだけど?
おやつをあげたいだけなのに、ただ、喜んで欲しかっただけなのに。なぜか使えない人間扱いされるシーンも多い柴犬のおやつ時間です。
なぜ食べぬ?同じオヤツのはずなのに
好きなおやつが決まっていても、状況によっては見向きもしないのも柴犬あるある。どうやら、飼い主には測りきれない「食べたいタイミング」があるようです。
例えば、拒否柴発動中もそのひとつ。「そんなものには騙されないぞ」とでもいうように、おやつを鼻で押し返してきたりします。
うちの子は、病院で獣医師さんがご褒美にくれるおやつも絶対に食べません。「こんなもので懐柔されるか」と、口をしっかり閉じて厳しい顔で顔を背けます。
普段は小さくしてあげないと食べないのに、お気に入りのクッキーは丸ごとパクリ!この後、指までたべられました 笑
オイシイとお耳がうしろにいっちゃうのです。
けれども、飼い主が受け取ったのは、しっかり覚えているらしく、病院から出ると「さっき、もらってましたよね? あれ食べましょう!」と猛アピールしてくるのです。
お散歩中、他の犬の飼い主さんから差し出されたおやつには、見向きもしない柴犬もいます。ところが、そのおやつを飼い主さんに渡すと、今度は何事もなかったかのようにパクリ。
「さすが和犬。飼い主に忠実なのね」と思ったのも束の間、別の日にはその逆のパターンも。飼い主からのおやつには見向きもせず、他の飼い主さんの前でだけ、全力でおやつアピール。柴犬のこだわり、まったく理解できません。
どこで食べるか、誰と食べるか
お友達とおやつの順番待ち。仲良しさんと食べるの嬉しいね。
どこで食べるか、誰からもらうか。その基準は、今日も柴犬のみぞ知るのです。
いつもは目もくれないおやつでも、仲良しの犬が食べているのをみると「どれどれ。そっちも食べてみようかね」というように、おやつの順番待ち。咥えてみたものの、やっぱりいらないと口からポトリと落とす時もあれば、「あれ?これおいしんじゃん」と新たな味に目覚める時もあります。そんな時は、一緒に食べている友達柴と、順番待ちする姿も楽しそうです。
どこで食べるか、誰と食べるかでテンションが変わるのも柴犬流。でもこのこだわり、実は人間と同じかも。同じメニューでも、気のあった相手と食べると、何倍もおいしく感じますもんね。


