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2019.05.09
犬のマッサージでコミュニケーションを。心を通わせ癒しの時間に。
長い大型連休も終わり、お出かけや家族のイベントの片付けも終わると、どっと疲れを感じます。ふと目を向けると、私たち人間と同じように、犬たちもなんだか「疲れたな~…」とでも言いたそうにしていたり。
そんなお互い"ちょっぴりお疲れムード"の時には、意識的に犬たちも私たちもリラックスできる時間を作ってみてはいかがでしょうか。
楽しいおでかけの後、渋滞に巻き込まれてしまったりもしつつ、帰ってきた家では犬たちもまったりモード。
「やっぱり家が一番だね」と声をかけたりしながら、ちょっとした時間でもできるお互いのリラックス法といえば、犬たちのマッサージです。できるだけ、犬たちも興奮したりしているタイミングではなく、まったりしている時にしてあげると喜んでもらえそうです。
犬をマッサージする箇所とマッサージのポイント
私たち人間であれば、疲れが溜まりやすい場所は肩や腰、首など想像しやすいと思いますが、健康的な犬たちは私たちのように「こる」「張る」という症状が出ることはありません。
ただ、さまざまな姿をしている犬たちですから、犬種や体格によっては発達している筋肉に違いがあったりすることも。そんな違いも感じられるのがマッサージの楽しみでもあります。
基本的には、骨や皮膚ではなく、犬たちの筋肉などを中心に腕や足は軽く握るように、ほかの部分は体をくまなく触る、というくらいの心持ちでのマッサージがオススメです。犬があくび(「もうやめてほしいな~」のサインの一つ)をするようになったらマッサージは終了です。
また、怪我をしている可能性がある箇所や、過去にいためたことがある場所は触れられることを嫌がる犬がほとんどです。ある箇所だけ異常に触られるのを嫌がる、という素振りをみせたら痛みがあるのかもしれません。かかりつけの獣医師に相談してみてください。
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ペット栄養管理士 O
マッサージの力加減について。
犬たちの体の大きさにもよりますが、基本的には人間向けのマッサージよりもかなり弱めの力で行うようにしてあげてください。
揉んだり、押したり、リンパの流れを促進したりというよりは、手のひらや指でさすってあげたり、「手のひらの温度を伝えてあげる」くらいの意識で行うと良いかもしれません。
犬にマッサージをする時にオススメの場所
・背中
指の腹で軽く押してあげながら、背骨に沿って優しく撫でてあげましょう。普段からコミュニケーションを取っている犬であれば、あまり嫌がられることもないので、最初にマッサージするのにもオススメです。
・首~顔
犬たちの首周りには、人間と同じようにさまざまな神経や筋が通っているので、強い力でマッサージをすると嫌がられたり、いためてしまうことがあります。
手のひらで撫でさするように筋肉をほぐしてあげたり、口角や表情筋をムニムニと指の腹でマッサージしてあげると、ちょっと変顔のような顔にもなって思わずこちらも笑顔に。……あ、あんまり笑うと犬たちのゴキゲンを損ねてしまうかもしれませんので、ほどほどに。
・前脚、後ろ脚
シニア犬になると、こわばってしまったり曲げ伸ばしに苦労することも出てくる脚は、優しく曲げたり、伸ばしたり。ストレッチをするようにゆっくりとほぐしてあげると良いかもしれません。アキレス腱のある辺りを力を入れずに軽く揉んであげると、スタッフ犬は喜ぶそうです。
・肉球
犬も飼い主も笑顔になれるマッサージの定番、肉球。パピーの内はプニプニの柔らかな肉球は、いろいろな場所を歩いたり走ったりすることで徐々に固く、ガサガサしてきますよね。いうなれば、肉球は犬たちの思い出が刻まれた場所でもあるのかもしれません。
そんな肉球には、マッサージにもぴったりの保湿クリームを塗りながらぷにぷに、優しく揉み解してあげましょう。犬たちの肉球に刻まれた思い出を思い返せば、思わず笑顔になってしまうこと間違いなし。
ヒルトンハーブ フィトバーム
犬たちの肉球マッサージのオススメクリーム
シアバターをベースに、ハーブとプロポリスを配合したスキンクリーム。すばやく簡単になじみ、べたつかないので毛のある部分にも使えます。
●原産国:イギリス
●原材料:カレンデュラ ハイペリカム ステアリン酸グリセルSE プロポリス アーモンド油 グリセリン エチルアルコール