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2019.06.05

犬の外耳炎の症状、かゆみやニオイ。簡単ケアで対策スタート。

犬の外耳炎の症状、かゆみやニオイ。簡単ケアで対策スタート。

6月に入ると、日本列島の各地からどんどん梅雨入りの知らせが届くようになってきます。少し前から湿度が高い状態が続き、季節の進みを感じる場面が増えてきています。
梅雨に入る頃から増えてくるお悩みといえば、犬たちの耳に関するもの。抱っこしたり、犬の顔に近づくと耳のあたりから「ぷ~ん…」と強いニオイを感じたり、耳の中をかゆがるなど外耳炎のサインに気が付いたりします。そこで、耳の清潔を保つための工夫に簡単お手入れアイテムをご紹介します。

ニオイのもとになりやすい「犬の外耳炎」について。

大人しく耳を見せてくれた双子のスタッフ犬の片割れ。もう一頭の兄弟は……。


犬の外耳炎のような耳のトラブルは、コッカー系やレトリバー、シーズーなどたれ耳の犬たちに特に多いことが知られていますが、その中には「間違った手入れのしすぎ」が原因で起こってしまっていることもあります。
特に耳の中に毛が生えているシーズーなどでは、無理な毛抜きや手入れを繰り返すことで、耳の中の皮膚に負担がかかり炎症が起きたことがきっかけで犬の外耳炎が発生することもあるようです。
犬たちは私たち人間と違い、耳の中の皮膚はかなりデリケートです。また、耳のなかにかゆみがあったり痛がったりしていても、その患部を掻いたり舐めたりすることができないため、外耳炎になると強いストレスを感じるというケースも。
そのイライラから耳の付け根を掻き壊したり神経質になったりすることもあるようなので、犬たちの普段の様子と比べて「ちょっと様子が変だな」と感じることがある時には、外耳炎の可能性があると獣医師に相談してみるのも良いかもしれません。

DOG's TALK

POCHI スタッフ OKAPY

犬たちの外耳炎を引き起こしやすい菌としては、マセラチアがありますが、これはもともと皮膚に存在する常在菌。何かしらの原因で体調を崩したり、皮脂が多く出るようになったりすることで皮膚表面でマセラチア菌が繁殖します。その際に強いニオイを発生させるので、耳の中から異臭を発したり膿が出るようになったりします。
マセラチア菌が増えすぎることで外耳炎だけではなく、皮膚全体にトラブルが出るケースもありますので、かゆみが出やすい体質の犬たちの場合は耳のチェックも行ってあげるようにしたいですね。

外耳炎予防の犬の耳のお手入れポイント

飼い主なら一度は犬たちの耳の様子を覗き込んだり、たれ耳の犬であれば耳をひっくり返して遊んでみたりと触れる機会があると思います。ニオイのチェックや外耳炎のサインなどの異変にいち早く気が付くためにも、犬たちとの触れ合いの中で耳に触れてみるのは大切なことです。
実際によくよく観察してみると、犬たちの耳にはひだがいくつもあったり、太めの毛が生えていたりとかなり複雑な構造をしていることが分かります。そのため、ムレて雑菌が繁殖しやすく、外耳炎を引き起こすきっかけになるわけです。
犬たちの耳を見ていると、たまにかさぶたのような黒ずんだ汚れを見つけることがあります。犬たちの皮膚から出る皮脂や角質のほか、雑菌や耳ダニの分泌物でもあることも多く、耳の表面なら柔らかいコットンにクリーナーをしみこませて、優しくふき取ってください。耳の中、奥の方の汚れや耳毛抜きは、プロにお任せするほうが無難です。

なるべく簡単に、犬たちへの負担も少ない方法でニオイやトラブル対策を行っていきたいですね。

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犬たちの外耳炎の治療には、抗生物質が使用されることがあります。この抗生物質は菌を殺してくれる心強いお薬ですが、獣医さんで治療を受けている場合は「少しよくなったから」「かゆみがなくなったから」といって、飼い主の判断で服用をやめてしまったりすると、抗生物質に耐性のある菌が生まれてしまうこともあります。そうなると、以前と同じお薬では菌を殺せなくなってしまうので、別の薬への切り替えが必要になったり、何度も外耳炎を繰り返してしまうことも。獣医師さんからお薬を処方されている場合は、きちんと指示された用法・用量を守り、薬を飲みきるようにしてください。
また、抗生物質を投与することでお腹の調子が悪くなり、下痢などを引き起こす犬もいますが、その際にはお腹の調子を整えるお薬を一緒に処方してもらうと良いですね。

犬の外耳炎予防にオススメアイテムご紹介

この時期オススメ、お手軽イヤークリーナー

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シュアリンプウ イヤークリーナー

犬たちの体にも安全な納豆菌の仲間、BB菌が気になる耳の臭いやかゆみの発生源である各種感染菌の増殖をおさえます。

●使用方法
よく振ってから、耳に本液を2~3滴注入します。
そのままでふき取り不要です。
耳の汚れ具合や状態に応じて、その都度適量をご使用下さい。
予防としては週2~3回を目安にご使用することをお勧め致します。

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■ BB菌ってなに?という方へ

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3:《安全性》BB菌は飲んでも吸い込んでも、傷口から入っても皮膚につけても大丈夫。納豆菌の一種であり、気管内、経口、経皮投与試験において安全は確認されています。

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