- 特集
- 季節_ピックアップ
2019.07.04
犬の食欲不振に悩んだら。食事に一工夫、食欲を刺激する小技アイテム
暑さが厳しい夏がやってくると、犬たちの食欲が落ち込んでしまうという悩みをお持ちの飼い主は多いのではないでしょうか。「食べて欲しいけれど、無理やり食べさせるのもちょっと……」という時には、犬たちが自発的に食事をとってくれるようにちょっとした工夫をしてみませんか?
タイプ別にオススメの"ちょこっと工夫"をご紹介しますので、犬たちの夏の献立選びにご活用ください。
気をつけたいミネラルバランスを崩さない、嗜好性を上げるトッピング
犬たちの食欲不振にすぐにできる対策のひとつとして挙げられるのが、いつものドライフードにトッピングを行うこと。POCHIのおかずトッピングは、犬たちが楽しんで食べてくれる食材たちを中心に、栄養バランスが偏り過ぎないようなレシピでいつものゴハンをちょっと特別にします。
犬たちの体調のお悩みや、体質、季節のお悩みに合わせてレトルトを選んだり、犬たちの好みを探っていく楽しみもありますよ。
-
水分が多めのスープタイプのトッピングであれば、フードをふやかす効果もあるので、食感が変わり犬たちが喜んで食べてくれる可能性もあります。また、フードに良く絡まるようなとろみのついたレトルトや冷やしても美味しいジュレタイプのレトルトもフードの喉越しが良くなり、食べやすくなることもあるようです。また、それぞれの犬たちの好みや健康面で気をつけたいポイントなどで選ぶことができるのもメリットです。ウチの子のための特別なゴハンに挑戦してみてくださいね。
食事をドライフードから総合栄養食タイプのウェットフードやエアドライのフードに切り替えてみる
犬たちの栄養バランスを考えた食事の軸としてドライフードを選択している方が多いと思いますが、食欲が低下している期間にはいつもの食事とは違うウェットフードやエアドライなどのフードをメインにすると食欲の良い刺激になってくれるかもしれません。
ウェットフードであれば、犬たちの興味をひくにおいもドライフードより強く、より犬たち本来の食事に近い形で栄養を取らせることができます。また、ウェットフードを主軸とすることで、水分不足を補うことができるメリットも期待できます。
エアドライのフードでは、お肉のジャーキーのような食べ応えからオヤツ感覚で楽しんで食べてくれる犬が多いようです。ジャーキータイプのオヤツが好きな犬たちには効果がありそうです。
ウェットフードもエアドライフードも、ドライフードの代わりに使用できる総合栄養食タイプのものが登場しています。ドライフードから置き換えて使用する場合は、総合栄養食タイプを選べば栄養バランスも崩す心配はありません。
ウェットフードタイプの総合栄養食
- 詳細を見る ナウフレッシュ テトラパックシリーズ 使い勝手の良いテトラパックの容器を採用した総合栄養食タイプのウェットフード。ヒューマングレードの工場で製造されています。
- 詳細を見る ナチュラルハーベスト リコピンプラスシリーズ 夏にぴったりのトマトが入った総合栄養食タイプのウェットフード。抗酸化作用があるリコピンの効果で紫外線対策としても。
- 詳細を見る アニモンダ フォムファインステン アダルトシリーズ 選り抜きの食材を絶妙なレシピで組み合わせた豊富な商品ラインアップが魅力の「フォムファインステンシリーズ」。嗜好性が高い人気シリーズです。
- 詳細を見る アルモネイチャー DOG デイリーメニューシリーズ 色々な味が楽しめる、毎日あげたいソフトタイプのウェットフード。お手ごろ価格のデイリーメニューとAB認証 (agriculture biologique) の100%オーガニックメニューがあります。
エアドライタイプの総合栄養食
- 詳細を見る ジウィピーク エアドライ ドッグフード NZグラスフェッドビーフ 肉原材料を増量! 新鮮な生肉、内臓、緑イガイを98%配合。エアドライ製法でつくられたノーグレインフード。
- 詳細を見る ジウィピーク エアドライ ドッグフード トライプ&ラム トライプ&ラムに使用されているグリーントライプは非常に嗜好性が高く、消化しやすいのが特徴。ラム生肉と、生レバー、生キドニー、生ハート、生ラングなどの内臓をバランスよく配合しています。
- 詳細を見る ジウィピーク エアドライ ドッグフード NZマッカロー&ラム NZマッカロー&ラムはニュージーランド近海で獲れる天然のマッカロー(サバ)を使用。マッカローはフィッシュオイルを豊富に含み、嗜好性が高く、オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸源が豊富な魚です。マッカローにラム生肉と、生レバー、生キドニー、生ハート、生ラングなどの内臓をバランスよく配合しています。
- 詳細を見る ジウィピーク エアドライ ドッグフード NZフリーレンジチキン ニュージーランドで、放し飼いで育てられた高級な鶏肉を使用。チキン生肉のほかに、生レバー、生ハートなどの内臓をバランスよく配合しています。
一回の量を減らし、1日分の量を分けて食べさせる回数を増やしてみる。
色々な工夫をしたけれど、どうしても犬たちが食べてくれないこともありますよね。そんな時に無理やりに食事を食べさせたり、栄養バランスを考慮せずに好きなものばかりを食べさせてしまうと好き嫌いの激しいワガママ犬になってしまうことも。特に夏の期間は暑さによっていつも以上に体調を崩しやすいタイミングです。無理な食事のメニューで体力を消耗してしまうことは避けたいですよね。
哺乳類である犬たちは、冬のような寒さの中では体温を一定に保つために多くのエネルギーを必要とします。しかし、暑い夏には犬たちは体温を維持するためのエネルギーはあまり必要としません。そのためにブリーダーたちは、夏の給与量を減らすこともあるようです。
そんな時には一日あたりの給与量の目安を、より細かく分けて一日の食事の回数を増やしてみるのもひとつの手です。犬たちが一度に無理なく食べられる量を観察し、その分だけを食べさせることを繰り返してみてください。
飼い主が増やしたぶんの犬たちのゴハンの時間に家にいられないようであれば、自動給餌機などを活用してみると良いかもしれません。
-
犬たちに無理に食べさせるよりも、食べられる量をしっかりと食べてもらうことを意識すると良いかもしれません。
また、暑さが厳しいため運動量が減ってしまいがちな夏の期間は基本的には適温の室内であれば犬たちもあまり高いエネルギー量を要求しません。そのため、秋や冬と比較すると食欲が低下するのも理にかなっていることだともいえます。犬たちの食べる量やペースが落ちてしまっても、あわてず少し様子を見ながら一緒に夏の食事スタイルを模索してみてくださいね。