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2019.09.05
栄養は消化酵素でしっかり分解、ちゃんと吸収【犬の健康メモ】
犬の健康管理のために役立つ成分は色々ありますが、今回取り上げるのは消化酵素について。
消化酵素、とはどんなものなのか、犬の健康とどのようにかかわるものなのか改めてご紹介します。
どれだけ栄養がたっぷりのごはんを食べていても、きちんと消化吸収ができなければ意味がありません。栄養を消化、吸収するために役立てたい消化酵素のお話です。
犬たちの疲労にレバーがオススメの理由
レバーには豊富なビタミンB群や鉄分が含まれており、野生で暮らしていた犬たちも、狩りをした獲物の部位の中で真っ先にレバーを探して食べようとするほど嗜好性が高い食材として知られています。「疲労回復に効果的なビタミンB群や鉄分」と「低下した食欲を刺激する嗜好性」だけでも、夏の疲労を感じている犬たちに与えたい食材。それから、レバーが疲労に効果的な理由はもうひとつ。
豊富なアミノ酸がバランスよく含んでおり、犬たちの体を構成する細胞の原材料となるほか、エネルギーとしても活用されます。また、与えすぎは良くありませんが、レバーに多く含まれているビタミンAを適度に摂取することで眼の健康の維持に役立ち、抗酸化作用もあると言われています。
亜鉛などのミネラル類もバランスよく摂取できるので、犬たちの手作り食はもちろん、ドライフードのトッピングとしてもイチ押しの食材です。
■ ビタミンAについて
ビタミンAは、ビタミンB群とはことなり水溶性ではないので、過剰摂取による害もあるといわれています。しかし、犬にレバーを与えた場合では、レバーをたくさん食べすぎたことによる下痢は見られてもビタミンA過剰摂取による健康被害に結びつくケースは稀、という見解を出している専門家もいます。
「レバーで栄養補給」のその前に、お腹の調子はどうですか?
そんな嬉しい食材のレバーですが、もちろん体内にそれらの栄養素がきちんと摂取できなくては、せっかくの成分もあまり意味がありませんよね。
納豆菌やオリゴ糖などで腸内細菌のバランスを整えつつ、消化酵素で消化吸収を助けるアイテムはいかがでしょうか。
本来であれば、犬たち自身が持っている消化酵素ですが、夏バテなどで産生できなかったり、十分に働ける環境ではない状態になってしまっていることがあります。消化器系の働きが悪くなると必要な栄養素がきちんと分解できないので、さらにお腹がゆるくなったりするほか、体力も消耗してしまします。
消化酵素をプラスすることで、消化器系を助け体力を回復するサポートにつながります。季節の変わり目、栄養満点の食材レバーをトッピングするときは、消化吸収を助けるサプリメントと一緒にいかがでしょうか。
栄養たっぷり レバーの力を引き出す
POCHI HP・MAX
○複合消化酵素(ドリセラーゼ)
プロテアーゼ・・・タンパク質分解酵素
セルラーゼ・・・セルロース分解酵素
ペクチナーゼ・・・ペクチン分解酵素
タンパク質の利用効率を高めます。
●原材料
海草粉末 DLメチオニン 塩酸Lリジン 微生物由来生成物(ドリセラーゼ) 納豆菌 酪酸菌 フラクオリゴ糖 トルラ酵母 キトサン
●給与量(1日)
子犬・子猫・小型犬・猫 ティースプーン1/4杯~1/2杯 中型犬 ティースプーン1/2杯~1杯 大型犬 ティースプーン1杯~2杯 *ティースプーン1杯は約3g程度
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ちなみに、私たち人間のサプリメントやエナジードリンクなどでも使用されている「肝臓水解物」も、牛や豚などの家畜のレバーに消化酵素を加えてアミノ酸やペプチドの形にして、吸収を良くしたものを指しています。
せっかく犬たちに食べさせるのであれば、美味しく楽しい食事にしたいもの。犬たちのオヤツやごはんにプラスしたレバーの美味しさはそのままに、手軽に消化酵素をプラスするこちらは普段のお腹のサプリとしてもオススメなので、継続してお試しいただくのも良いと思います。