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2019.09.03

今摂りたい栄養素「ビタミンB1」。豚肉が夏バテにいいといわれる理由とは?

9月になり暑さもひと段落かと思いきや、全国的に平年より気温が高くなるとの予報も出ており、もうしばらく残暑が続きそうです。 この残暑を乗り越えれば、過ごしやすく犬たちとの行楽にもぴったりの秋がやってきます。 そんな秋を思いっきり楽しむためにも、今のうちにしっかりと「夏バテ」や食欲の低下をケアしておきたいところです。
そこでポチでは疲労回復の強い味方「ビタミンB1」に注目。 「ビタミンB1」を多く含む豚肉が夏バテにいいといわれる理由をご紹介します。

エネルギーを作るのに欠かせないビタミン豚肉に豊富に含まれる「ビタミンB1」

豚肉に含まれるビタミンといえばまっさきに上がる栄養素が「ビタミンB1」。ビタミンB1は「チアミン」とも呼ばれる、水溶性のビタミンです。 糖からエネルギーを作るのに欠かせないビタミンとして知られており、そのことから疲労回復に役立つ栄養素といわれています。牛肉と比較するとその含有量は約10倍ともいわれ、食品類の中でもトップクラスの含有量を誇ります。ちなみに、ビタミンB1を効率的に摂取するには食材を煮たり蒸したりする調理法が損失率が少なくすむようです。
また、ビタミンB1は他にも中枢神経や末梢神経の機能を正常に保つ手助けをします。

もうひとつ豚肉に豊富な栄養素「ナイアシン」

ナイアシンはビタミンB1と同じ「ビタミンB郡」に分類される水溶性のビタミンで、「ビタミンB3」とも呼ばれます。 エネルギー生産、脂質やアミノ酸の代謝などに必要なビタミンです。犬たちの体内では必須アミノ酸であるトリプトファンから合成されますが、それだけでは1日に必要な量には満たないので、食事から摂取する必要があります。このナイアシンも豚肉には比較的多く含まれています。

豚肉は本当に「ビタミンB1」が多いのか肉類の比較から見る栄養素

豚肉にはビタミンB1が多く含まれるとは言われているものの、実際にはどの程度含まれているのか、文部科学省のデータから牛肉、鶏肉、馬肉との比較しながらご紹介します。ここではわかりやすく共通部位で比較するため、各「もも肉」(馬肉は部位共通)で比較しています。

■ 肉類の栄養素比較

 

豚肉 (もも 脂身つき 生) 牛肉 (もも 脂身つき 生) 鶏肉 (もも 皮つき 生) 馬肉 (赤肉 生)
エネルギー(kcal/100g) 225 165 204 110
タンパク質 (g/100g) 19.5 19.6 16.6 20.1
脂質 (g/100g) 15.1 8.6 14.2 2.5
ビタミンB1 (mg/100g) 0.90 0.08 0.10 0.10
ナイアシン (mg/100g) 7.2 5.0 4.8 5.8
カルシウム (mg/100g) 4 3 5 11
リン (mg/100g) 190 170 170 170
亜鉛 (mg/100g) 2.0 3.8 1.6 2.8

※文部科学省 日本食品標準成分表2015年版より

肉類の栄養素を比較すると、豚肉の「ビタミンB1」は100gあたり0.90mgとなっており、牛肉(0.08mg)・鶏肉(0.10mg)・馬肉(0.10mg)と比べても約10倍近くと、かなり高い含有量であることがわかります。

「ビタミンB1」のポイントまとめ
■糖からエネルギーを作るのに欠かせないビタミン
■水溶性で水に溶けやすいが、豚肉は洗うことが少ないのでビタミンB1を比較的失わずに摂取可能
■豚肉の「ビタミンB1」は100gあたり0.90mgと高い含有量

「ビタミンB1」が直接エネルギーになるわけではありませんが、他の肉よりも豚肉を食べることで効率よく糖の代謝を促し、エネルギーを作る手助けをすることができます。
夏バテ気味の犬たちの元気を取り戻すためにも、暑さが残るこの時期にはいつものフードのトッピングに豚肉を加えてみてはいかがでしょうか。


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希少部位である豚のバラ軟骨を柔らかく仕上げた「豚バラ軟骨柔らか煮」は、ポチのレトルトの中でも高い人気を誇ります。
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トロトロで柔らかく、トッピングに使うと大喜びです
柔らかいので、シニアの子にも向いていると思います」などなど、嬉しいお声をいただいています。

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