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2019.11.21
嬉しい不飽和脂肪酸が豊富な美味しいニシンはいかが?
春夏秋冬のおいしいものがある国、日本。秋から冬にかけて美味しくなる食材の中から、今回はニシンをご紹介します。
国内では、日本近海や北太平洋で水揚げされている魚で、比較的寒冷な海を好むといわれていて、欧米のニシンはヘリング(herring)と呼ばれています。
そんなニシンは、11月頃から春先にかけてスーパーでも見かける機会が増えるお魚。犬たちの食事のちょこっとトッピングとしてもオススメの栄養を含んでいるので、見かけたら挑戦してみてくださいね。
旬のニシンは嬉しい不飽和脂肪酸がたっぷり。
お魚の脂肪分には犬たちの健康に嬉しい不飽和脂肪酸が豊富なことは良く知られています。その中でも、DHAやEPAに代表される不飽和脂肪酸は、犬たちの関節や皮膚などの炎症に嬉しい効果があり、食事の中で意識的に摂取したり、サプリメントの形で取り入れている方も多いですよね。
ニシンはイワシやサバなどの青魚の中でも比較的多くの脂肪を含む魚です。つまり、青魚で不飽和脂肪酸を効率的に摂取するなら、ニシンがオススメ。
オメガ3系脂肪酸やオメガ6系脂肪酸は、犬たちが体の中で合成することができないため、必須脂肪酸と呼ばれることがあり、特にパピーなどではドッグフードの栄養基準にも必須量が指定されています。
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ニシンのように、冷たい海で過ごす魚は脂肪が多く含まれる傾向があるようです。同じニシンでも、より冷たい海で水揚げされたものの方が脂肪がより多く含まれています。寒い海では魚たちも体温を維持するために脂肪を蓄える傾向があるから、なのかもしれません。
DHAやEPAのような不飽和脂肪酸の融点が低く、冷たい海でも体を動かすために役立ちます。また、魚類は基本的に変温動物といわれていますが、体温は一定に保たれています。
ニシンを美味しく楽しむなら。
ニシンを犬たちに与えるなら、その美味しい魚油成分を無駄にせずに楽しんでもらいたいです。
この季節にオススメの調理法は、ニシンの切り身と、犬たちが食べやすいひと口サイズにカットしたえのき、にんじん、セロリなどと一緒にアルミホイルで包んで、25~30分ほどホイル焼きに。ニシンから出た自然のオイルが、野菜にも染み込んで美味しさをそのまま楽しめます。
ドッグフードにトッピングする前に、軽く身をほぐしてあげてくださいね。
ホイル焼きをパパッと時短。ほぐし身のレトルトを活用しよう
POCHI Marche ニシン骨ごとフレーク 80g
●原材料
ニシン
●保証分析値
タンパク質 16%以上 脂質 17%以上 粗繊維 0.1%以下 灰分 2%以下 水分 66%以下
○カロリー 201kcal/100g
●原産国:日本