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2020.03.30
犬のダイエットのコツ!我慢のストレスを軽くする食事回数
ポチのコンサルティングサービスでもたびたび寄せられるのが、犬のダイエットに関するお悩み。犬のダイエットの基本的な考え方は、消費カロリーを摂取カロリーよりも大きくすることです。少しでも運動量を増やし、消費するカロリーを増やしてあげることを第一として、同時に食事を工夫することも大切です。
犬の体重管理を行う際の食事の工夫のひとつとして、ダイエット用フードに変えても痩せない、という時にはどんなことが出来るのでしょうか?
今回は、犬たちのダイエットを成功させるためのちょっとしたポイントとして、食事回数を変える方法についてご紹介します。
犬のダイエットはストレスのコントロールがコツ。
実際に取り組んでみると実感される方も多いのですが、犬のダイエットはなかなか難しいものです。犬自身は「そろそろ痩せたほうがいいかな?」と考えることはありません。そして、ダイエットが必要な犬のほとんどは「おいしいものが大好き」ですから、おいしいごはんやオヤツはできるだけ多く楽しみたい、と思っているはずです。
飼い主が強い意志を持って、ドッグフードの内容をダイエット向けのものに変更して、オヤツもなし!にしたからといっても、犬は健康を気にする飼い主の気持ちは理解できません。「なんだかごはんが変わったぞ」「オヤツがもらえない!」ということだけが強調されて、食事の内容が気に入らなかったり、物足りなかったり、オヤツがもらえないことで犬は当然ストレスを感じます。ストレスによって問題行動を起こしたり、散歩中の拾い食いのほか、人の食べ物を盗み食いするようになったりして、飼い主が根負けしてしまう…というケースもあるようです。
そんな時、1度に与える食事の量を減らし、何度かに分けて食事を与えることで、「今日もごはんが多くもらえるかも!」と犬にとってワクワクする回数が増えることで、ストレス軽減につながります。
犬のダイエットで食事回数を増やすときの心得。
食べるのが大好きな犬のダイエットにおいて、食事回数を増やすために心がけたいことがいくつかあります。
・一度の食事の量は少なめにする
以前と同じ量で回数だけを増やすと、ダイエットどころかますます太らせてしまうことになります。1日2食から3食に増やすのなら、1日分の食事をそれまでよりも少し減らし、1日に与えていた量を3等分するようなイメージで分けてください。食事の回数を増やすことで、犬が満足してくれるようであれば、そこからさらに少しずつ1食当たりの量を減らします。
・食事と食事の間の時間を空けすぎない
犬もお腹が減るとイライラしたり、強いストレスを感じてしまいます。そういった事態を防ぐためにも、食事の回数を増やすことは効果的です。1食あたりの量が減ってしまうので、犬は空腹を感じるサイクルが早くなることが考えられます。犬がお腹が減ってきそうなタイミングで食事を設定することができればストレスも軽減できるはずですし、理想的ですね。
・食事内容をしっかりと把握しておく(その日によってコロコロ変えない)
飼い主は犬の食事の内容をきちんと知っておくことが基本です。朝にはコレをこれくらい、昼にはコレをこれくらい、夜にはコレをこれくらいの量、といった具合で大丈夫です。
日や状況によって内容をこまめに変えてしまうと、どのくらい食べさせているのか混乱して、食事の管理が難しくなります。飼い主のストレスを軽くするためにもオススメです。
おわりに
犬の健康には適切な体重を維持することはとても大切です。しかし一方で、ダイエットをさせなければ、と思うあまりに犬を無理やりコントロールしようとして犬も飼い主も強いストレスを感じるようになってしまうと、犬との絆にヒビが入ってしまうようなことになってしまうかもしれません。
犬たちは美味しいものと同じくらい飼い主との楽しい時間が大好きです。食事の量を減らし、回数を増やしてあげる時には、ちょっとしたゲームやトレーニングの要素をプラスすると、犬も気が紛れて、楽しみながらダイエットに取り組んでくれるようになるかもしれません。元気で体力のある犬であれば外での遊びや運動を組み合わせるとより効果的です。
犬と飼い主、二人三脚で取り組んで、ストレスなくダイエットを成功させたいですね。
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