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2020.04.08
日本国内では希少。アレルギー対策にもウズラ肉のドッグフードはいかが?
世界のさまざまな地域で作られたドッグフードが次々に登場し、ドッグフードに使用される原材料も多様化しています。
少し前で、なかなかお目にかかれなかった食材など割と珍しい食べものが、犬の食物アレルギー対策としてドッグフードの材料という形で実は知らずに与えていたりすることがあります。
本日はそんなドッグフードではちょっと珍しい原材料の中から「ウズラ肉」についてご紹介します。
ドッグフードに使用されるウズラ肉ってどんなもの?
最近、ポチで取り扱っているドッグフードの中でもちらほらと見かけるようになった原材料のひとつがウズラ肉。多くはヨーロッパ系のドッグフードに使用されています。
ウズラ、というと日本では卵のほうが身近ですよね。でも、世界的にはウズラのお肉を楽しむ地域の方が多いのだとか。
特に食文化の発展と狩猟が深くかかわってきたヨーロッパでは、昔からなじみ深い食材であり、大切な自然の恵みだったといわれています。ヨーロッパの猟犬にルーツを持っている犬たちの中にも、ウズラ猟で活躍していた犬もいたんでしょうね。
現在では、ジビエとして狩猟されるだけではなく、家畜と同じように安全性が高く衛生的な環境で飼育されるケースも増えてきています。日本国内でも、フランス料理やドイツ料理などではウズラ肉を使った料理を楽しめるお店があるようです。
■ 童謡、マザーグース
イギリスやアメリカの有名な童謡、マザーグースの中にも「クリスマスの十二日」という歌に最後のプレゼントとして登場するのがウズラです。ちょっと特別な日のごちそう、という感覚だったのかもしれません。
ウズラ肉ってどんな特徴があるお肉なの?
ウズラ肉は、卵の身近さに比べるとなぜかあまり出回らず、なかなか手に入りにくい食材ですね。
ウズラ肉は、鶏肉と比較すると、タンパク質含有量が多く、鉄分も多い優秀な肉。鶏肉とは違う味わいのはずですし、少し肉の匂いが強く感じられるそうなので、犬の食欲を刺激するのにいいかもしれませんね。
また、チキンやビーフなどの日常的に食べることが多い肉と比較してちょっと珍しい肉でもあるので、アレルギーリスクを抑えることを目的として取り入れる場合もあるようです。
ウズラ肉のドッグフードをお買い物
ヨーロッパで人気!ウズラや山鳥(キジ)を使ったドッグフード
日本で暮らす私たちと犬にとっては少し馴染みが薄い食材かもしれない、ウズラ。ですが、ヨーロッパなどの地域ではちょっぴり特別な日に食べるごちそう、として馴染みある存在なんですね。
ちなみに、ウズラと同じくジビエ肉として人気があるものにフェザントと呼ばれるものがあるのですが、これは日本でも良く知られた山鳥・キジのお肉のこと。まだまだちょっぴり希少に感じるお肉も、今後は犬の食事という形で一足早く手に取ることができるようになっていくのかもしれません。
ドッグフードクイズの答え
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フェザント=キジ肉のことです。英語では"pheasant"と書きます。
正解した方は、きっとドッグフードマニアを名乗れるだけの知識の持ち主!犬に自慢しちゃいましょう。