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2020.07.13

あると便利な手ぬぐいで、犬と粋に涼やかな夏の暮らし。

あると便利な手ぬぐいで、犬と粋に涼やかな夏の暮らし。

暑い夏は犬もぐったりして見え、元気がなさそうに感じることが増えてきます。散歩の時間を夜にしても、日本の夏は熱帯夜になることも多く、熱中症も心配になりますよね。
そんな時にあると便利なアイテムとして、日本の伝統的な手ぬぐいがあります。本日は夏にオススメの手ぬぐいの活用法についてご紹介します。

あるとちょっと便利かも。手ぬぐいの活用術。

◆冷えた保冷剤を巻いて犬の首からひんやり。簡単クーラー

被毛に全身を覆われている犬たちはやはり暑さが苦手。暑さのために体調を崩してしまうこともあるので、エアコンなどで室温に気を付けている方がほとんどだと思います。しかし、散歩のときは、その温度差に犬の体力の消耗が気になりますよね。
人間ではポータブル扇風機なども発売されていますが、犬用に利用となるとなかなか難しいところがあります。

犬の暑さ対策として手軽にできる方法に、手ぬぐいに保冷剤を包んで首に巻き付けるという方法があります。保冷剤を入れるためのポケットがついていたり、冷感素材で作られた犬専用のスカーフも発売されていますが、日本手ぬぐいは濡れても乾きやすいので、保冷剤を用意するだけで簡単にクールバンダナの代わりになります。

使い方は、縦に半分に折った手ぬぐいに保冷剤を入れ、さらにもう一度縦に折り込んで細長くした状態のものを犬の首に巻き付けるだけでOK。きつく巻きすぎるのではなく、少し余裕を持たせることがポイントです。
保冷剤も手ぬぐいも何度も繰り返し使えるので、環境にも優しい暑さ対策になりますよ。

◆さっと使えるタオル代わりにも。

水をこぼしてしまった時など、ちょっとした汚れが気になった時にも犬の首に巻いておいた手ぬぐいが活躍します。日本手ぬぐいは薄いですが、綿で作られているので吸水性が高いことも特長。汚れてしまっても、水でざっと洗えるので気軽に使えてしかも丈夫です。
濡れた手ぬぐいもしっかり絞って水気を切ってから、再び保冷剤を包んで犬の首に巻いてみるのもオススメです。水分が蒸発するたびに熱を逃がしてくれます。
より熱を逃がしたい時には、散歩に出る前から手ぬぐいを濡らしておき、保冷剤を包んで首に巻くとより涼しく感じられると思います。


◆種類もさまざま。ちょっと粋な夏の装いに。

手ぬぐいは、種類や色もさまざま。夏の日本らしい装いだけではなく、可愛らしいポップなデザインの手ぬぐいも登場しているので、ウチの子に似合いそうな柄や色のものを選ぶのも楽しそうです。
繰り返し使ってボロボロになってしまっても、手ぬぐい2~3本をしっかりねじってから編むだけで、丈夫なロープおもちゃにリメイクすることもできます。

おわりに

今回は犬と過ごす夏にあると便利な日本手ぬぐいについてご紹介しました。手ぬぐいは江戸時代には濡らして首からかけることで涼しく感じられる便利アイテムとして活用されていた歴史があります。
また、人々は思い思いのデザインや色味の手ぬぐいを首に巻いてオシャレをしていた、とも言われています。江戸っ子たちの粋を表すアイテムでもあった手ぬぐい、今年の夏は犬たちと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。