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2021.06.03
犬にミツバチポーレン(花粉)を与えても大丈夫?花粉症にはならないの?
季節の変わり目になると、自律神経が乱れたりして食べなくなるという犬も多くなってきますが、やはり食事は体作りの基本ですから、栄養が不足していないか心配になることも。
そういった時に役立つのがサプリメント。草花がイキイキと咲き誇るこの季節にご紹介したい自然由来の成分をメインにしたサプリメントのひとつにポーレンがあります。
ポーレンはミツバチが集めた花粉のこと。ヨーロッパでは健康に役立つ食材としてとてもメジャーな存在です。
本日は、犬の健康管理に役立つ食材としてのポーレンについて、オススメのポイントと使い方、そして多くの方が気になる「犬の花粉症」についてご紹介します。
栄養豊富なビーポーレン(ミツバチ花粉)を試してみよう。
アーガイルディッシュ ネイティブポレン 50g
●保証分析値
粗タンパク質 27.9%以上 粗脂肪 1%以上 粗繊維 6.9%以下 粗灰分 2.3%以下 水分 5.1%以下 炭水化物 56.8%
○代謝カロリー 320kcal/100g
スタッフのおすすめポイント
■ポーレンのスゴイ栄養について
ハチミツを作るために花から花へと飛んでいくミツバチですが、同時にせっせと集めているものがポーレン(花粉)です。ミツバチが集めたポーレンは巣の中に運ばれて、保存食として大切に使われているそうです。
ミツバチの食事として皆さんがイメージするものといえば、ハチミツだと思います。ご存知の通り甘いハチミツの成分のほとんどは糖類で、すぐにエネルギー源として使用できるメリットがあります。
一方で、ポーレンはというと、タンパク質やミネラル類、ビタミン類がとっても豊富。ミツバチは、エネルギー源としてのハチミツと体を作るための栄養豊富な花粉の両方を食べて毎日休みなく働いているわけです。
このポーレンには、犬の必須アミノ酸すべてが含まれているほか、疲労回復に役立つビタミンB群、抗酸化成分としてお馴染みのビタミンEやビオチンなどのビタミン類などが含まれています。
さらに注目したいのが、ミネラル類。中でもポーレンには犬に不足しやすい亜鉛が100g中6.6mgも入っています。この数字は、亜鉛が豊富なことで知られている豚レバー(6.9mg/100g)に匹敵する量。
レバーと異なり一度に食べられる量が少ないとはいえ、レバーと同等の栄養がギュッと詰まっていることがよく分かりますね。休まず頑張るミツバチたちの元気の源といえるかもしれません。
■こんなふうに活用してみよう
ポーレンには犬にとって基本的な栄養素がほぼすべて含まれていますので、食が細くて「栄養が十分にとれているか心配…」という犬の栄養を補うためにプラスするのもオススメです。
また、花粉を丸めて固める時にミツバチが分泌する酵素も含まれていて、健康維持に役立つ様々な酵素を自然な形で取り入れることもできるといわれています。これらの酵素の中にはデンプンの消化吸収をサポートするアミラーゼやジアスターゼなどのほか、肝臓で解毒を行う際に使用するカタラーゼという酵素も含まれています。
また、ポーレンには核酸(DNA・RNA)が含まれていますが、核酸は新しい細胞を作り出すために必須となる成分のひとつです。
皮膚の健康維持のためには、新しい細胞を作り続けるサイクルの維持がカギ。皮膚のトラブルが気になるという犬にも、オススメしたいサプリメントのひとつです。
ただし、ポーレンは一度に大量に食べられるものではありませんので、手作り食などで亜鉛を意識するのであればポーレンだけではなくレバーや緑黄色野菜などを組み合わせてしっかりとミネラル類を摂取することが大切です。
■チャレンジしやすい価格
ポチでお取り扱いしているポーレンを使ったアイテムでは、アーガイルディッシュ ネイティブポレンがあります。こちらは価格もお試ししやすい(1,452円/税込)こともオススメのポイントです。
もちろん、チャレンジしやすい価格でありながら、品質も重視しています。原材料は西オーストラリア州からニュー・サウス・ウェールズ州にかけての雄大な自然の中で育った季節ごとの花から集めた花粉で、安全性にも配慮して製造されています。
これだけの品質のポーレンを、この価格でお試しできるのはちょっとスゴイことかもしれません。
小食や皮膚の健康などのお悩みがある犬だけではなく、犬の将来のために健康維持にできることを探しているという方にもいいと思います。とくに肝臓で解毒を行う時に使用される酵素、カタラーゼを含むのでフィラリアの予防薬の投薬が続く間などの健康維持に期待したいですね。
ちょっと気になる…という方はぜひこの機会にお試しください。
花粉を与えて犬が花粉症になることはないの?
多くの人間が悩んでいるといわれる花粉症ですが、犬は花粉症にならないのでしょうか?
厳密にいうと、犬も花粉がアレルゲンとなって発生するアレルギーを見せることがあります。でも、人間のようにくしゃみが止まらなくなったり、鼻水が止まらなくなるというような症状でみられることはあまり多くありません。
犬が花粉をアレルゲンとしてアレルギー反応を見せる時、皮膚が赤くなってかゆみが出るなどの皮膚トラブルで見られたり、目が出ている短頭種の犬の場合は涙が止まらなくなるなどの形で症状が出ることが多いようです。
今回のビーポーレンのような花粉をサプリメントとして使用する場合、食べ物として取り入れられますので花粉症の症状がみられることはほとんどないといえます。食べ物として普段から花粉を頻繁に食べている、という犬はほとんどいないはずですので、免疫細胞が反応する可能性は非常に低いためです。
栄養補給のためのサプリメントとして花粉を活用することを考えると、花粉症のようなアレルギー反応を心配する必要はあまりないといえると思います。