- コラム
- スタッフコラム
2022.07.19
どう使う?いつ与える?J&C馬肉パーフェクトレトルトの使い方#How to
暑さが厳しくなってくると犬の食欲が低下して、いつものフードを食べなくなってしまうというお悩みが増えてきます。
だから犬の食欲を刺激したい、少しでも食べてくれるものを与えたいと思って色々なフードを試す飼い主さんも少なくありません。
「とにかくよく食べるものを探している」「少しでも栄養補給をさせたい」という方にオススメしたいのが、J&C 馬肉パーフェクトレトルトです。その魅力と犬に与えるタイミング、オススメの与え方についてご紹介いたします。
-
この記事を書いた人:POCHIのペット栄養管理士 岡安
ペット栄養管理士です。犬ぞりやフリスビーなど、犬とできるアクティビティが好き。大型犬を見るとテンションが上がります。
ドッグフードの原材料としての馬肉の特長
まず、原材料としての馬肉の特長をご紹介いたします。ドッグフードや犬の食事における馬肉の特長としては「高タンパク」「低脂肪」「嗜好性が高い」ということがあります。
文部科学省のデータベースによると、馬肉はタンパク質は20.1g/100g。原材料に含まれる水分を引いた乾物計算上では、84.1g/100gとなります。同じく乾物計算を行った鶏もも肉は、79.4g/100gとなりますから、鶏肉よりも多くのタンパク質が含まれています。一方で脂質は乾物計算上では10.4g/100gとなり、17.3g/100gの鶏もも肉の約2/3です。
だから、脂質をなるべく抑えたい、体重管理が必要な犬や肝臓・膵臓などにトラブルがある犬など、脂質が低めのドッグフードを選びたい飼い主に人気がある動物性タンパク源です。
また、馬肉に含まれている犬の健康維持に役立つ成分で、注目なのがグリコーゲンです。
グリコーゲンは、糖原質(とうげんしつ)という別名を持っている成分です。その名の通り糖として体内で使うことができ、一時的に肝臓で貯蓄することが可能です。
グリコーゲンは速やかに糖に代わり、エネルギーに代謝されるという特長があります。
一般的に糖は植物性の食材に含まれることが多いのですが、グリコーゲンは馬肉などの動物性の食材に含まれることから動物デンプンと呼ばれ、速やかにエネルギーに代わるため、小食や食欲不振で元気がない時の栄養補給としてぜひ取り入れたい成分のひとつです。
それから、馬肉は非常に嗜好性が高いことでも人気です。食欲が低下した犬でも興味を持ってくれることが多い食材で、食欲の起爆剤として与えているという飼い主さんからの声もあります。
馬肉パーフェクトは他のフードとココが違います!
赤身、内臓、骨をバランスよく配合し、馬肉の栄養と美味しさを丸ごとレトルトに!
J&C 馬肉パーフェクトレトルト 200g
●原材料名
馬肉、馬心臓、馬肝臓、馬肺、馬腎臓、馬脾臓、馬骨、馬軟骨、馬スジ
●保証分析値
タンパク質 21.3%以上、脂質 5.0%以上、灰分 2.0%以下、水分 71.3%以下
ナトリウム 0.17%、カルシウム 0.66%、リン 0.59%
○カロリー 132kcal/100g
馬肉パーフェクトは、人気の食材である馬肉の赤身部分と様々な内臓(ハツ、レバー、肺、腎臓、脾臓)、軟骨(スジ、血管、管)、さらに馬骨ミンチも入り、限りなく完全栄養食に近づけ、保存に便利なレトルトにしています。
多くのドッグフードでは肉や内臓の部分を中心に使用していますが、馬肉パーフェクトは、軟骨、骨のミンチまでも含めてすべて使用しているホールフードであることが特長です。
犬にとって大切なリンとカルシウムのバランスも1:1.1でばっちり整っていて、しかも動物の内臓は嗜好性をアップさせるごちそうのようなもの。また、先ほどご紹介したグリコーゲンをもっとも多く含む肝臓(レバー)も使用されていますので、より多くのグリコーゲンを摂取することができます。
レバーをはじめとする内臓系にはミネラルやビタミン類も豊富に含まれますので、偏食や好き嫌いで不足しやすい栄養素を補う目的でもオススメです。
夏バテ対策では、栄養バランスを見直すことがポイントです。
小食や偏食傾向、ドッグフードの好き嫌いが激しい犬の栄養補給として取り入れてみてはいかがでしょうか。
いつ与える?どう与える?犬に馬肉を与えるタイミング
では、具体的にどのようなタイミングでどう与えるのがオススメなのでしょうか?
■どんな時に与えるのがオススメ?
・暑さやストレスの影響で食欲不振になっている
・食が細い犬に少ない量でしっかり栄養補給させたい
・病気の療養中などで体力を維持させたい
・筋力を維持しつつ、低脂肪の食事を与えたい老犬
■オススメの与え方
・ドッグフードのトッピングとして
・手作り食のタンパク源として
おわりに
今回は馬肉だけで作ったレトルト、馬肉パーフェクトレトルトについてその特長についてご紹介いたしました。
暑くなり、食欲が低下する犬が多いのですが、そんなときの犬の食欲応援や栄養補給の手段として非常にオススメです。
量もたっぷり入っていますので、小型犬であれば多頭飼いの家庭でも仲良くみんなで食べることができます。
*1 筆者について詳しく