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2023.08.17

食欲不振に負けるな！ナスとトマトのとろとろごはん[#犬の手作り食]

食欲不振に負けるな！ナスとトマトのとろとろごはん[#犬の手作り食]

暑さで食欲が低下している犬の様子が気になる方も多いはず。
今回は夏に旬を迎えるみずみずしいナスとトマトをとろとろに煮て、のどごし滑らかな食べ応えが夏にぴったりなメニューです。

ナスとトマトは皮をむき、トロトロになるまで煮込むので、するするっと食べやすくお腹にも優しくしました。鶏むね肉も入れて、シニア犬や子犬の流動食としても食べやすく仕上げました。
そのまま食べても、 ごはんにのせてしっかりごはんにしてもOK。

ナスはビタミン、ミネラル、食物繊維など、トマトはリコピンやカリウムなどが含まれています。どちらも94％前後と水分量が多い野菜なので、与えることで水分補給になり、夏バテ予防に最適です。

こちらもオススメ

*1 　ナスを犬に食べさせても大丈夫？秋に美味しいナスの栄養の"ナスニン"。

*2 　生トマトで作る犬のあらびきケチャップのレシピ[#季節の手仕事]

＜材料：2頭分＞

・ナス：1本
・トマト：中1個
・鶏むねひき肉：60g
・和風顆粒だし（※できれば自然由来のもの）：5g
・水：150g
・水溶き片栗粉：15g（5g片栗粉と10gの水で溶く）

作り方のご紹介

1.ナスとトマトの皮を剥いておく（ナスはピーラー、トマトは湯むき）ナス、トマトは5mm角に切っておく。

2.鍋に鶏むねひき肉、水、和風顆粒だしをいれ、火が通るまで煮る。1を加え、柔らかくなるまで煮る。中火で5分ほど煮る。

3.火を止め、水溶片栗粉を回し入れ、弱火にしてトロトロになるまで煮る（5分目安）

4.冷まして器に盛り、完成。

本日のメニュー『ナスとトマトのとろとろごはん』の栄養計算をしてみよう

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977）最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977）最低値と比較。(%)は充足率

調理時間約10分(冷まし時間を除く)
AAFCO栄養推奨係数で計算した代謝エネルギー：140kcal/1頭分(157g)


《三大栄養素》出来上がり1頭分
たんぱく質：9.8g
脂質　　　：0.8g
炭水化物　：31.0g

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977）最低値と比較。(%)は充足率

体重 5kg当り毎日の栄養要求量(NRC 1977）最低値と比較。(%)は充足率

《その他、気にしたい栄養成分》
食物繊維　：2.7g
カルシウム：34mg
リン　　　：130mg
鉄　　　　：1.1mg

DOG's TALK

POCHIのペット栄養管理士

POCHIのペット栄養管理士

旬の夏野菜をたっぷり使ったとろみが特長のレシピです。散歩のあとのクールダウンとして与えるなら、冷蔵庫で冷やしてから食べさせるのもオススメです。適度なとろみなので飲み込む力が落ち込んだ高齢犬への食事介助にも役立ちます。

■ 理栄養士のアドバイスと今回のレシピからとれる栄養素のちょこっとメモ

知っておくと役立つ栄養素：ナスとトマトの抗酸化成分
ナスとトマトのとろとろごはんに使われている、ナスとトマトそれぞれに抗酸化成分が含まれています。
まずは、トマトに含まれる「リコピン」。トマトの赤い色は天然由来の色素・カロテノイドの一種であるリコピンに由来するものです。
一方、ナスに含まれる抗酸化成分は、ポリフェノールの一種である「ナスニン」。こちらも天然由来の色素です。いずれも強い抗酸化力を持つ成分で、夏の強い紫外線による細胞のダメージやストレスなどへの対策にピッタリ。体を若々しく元気に保ちたいときに役立ちます。

★季節のレシピをどしどし更新中♪

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