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2023.10.30
「余は満足じゃ」殿様柴も大満足〜トッピングフレンドリーにチャレンジ編
柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は『食にこだわりが強めの柴犬がトッピングレトルトを試したら…?』です。
犬たちにとって毎日のお楽しみと言えば、やっぱり散歩とごはん。その中でも、食事は「体作りの基本」ともなりますから、やはり健康にも良いものを選びたいもの。最近年齢を感じるようになったシニアならなおのこと。
でも、食にこだわりが強いうちの子のために、美味しいものも楽しんでほしい…。
そこで、気になっていた「トッピングレトルト」を試してみました。
今回は、食事に関してただならぬこだわりを持つ柴犬と、トッピングフレンドリーの出会いのお話です。
シニアになって健康面が気になるように
我が家の愛犬は12歳、シニアと呼ばれる年齢です。
元気そうにみえても、ちょっとしたことで「あぁ、シニアになったんだなぁ」と感じる場面があります。
食事も気になるポイントです。
喜ぶからといって若い時と同じではダメとわかっていても、具体的にはどうしたらいいのかイマイチわからない……。
今、気になることのひとつが、7歳上のシニア犬は発症率が上がるといわれている慢性腎臓病です。
初期は症状が現れにくく、ほとんどの飼い主さんは気づかないといいます。
腎臓病の犬はリンの摂取量を制限する必要があるといいますが、リンが多めのトッピングをしてしまうかもしれません。
シニア犬にとって「少しでも腎臓に優しい食事」にしたい、でもうちの子は食事へのこだわりもあるからなぁ…と、なんとなくですが、少しずつ考えるようになりました。
毎日の食事でも予防できるような選択をしたいけれど、うちの子は頑固な柴犬。食事に関しても美味しいものでないとフードボウルをひっくり返して抗議するような困ったおじいちゃんです。
健康のためとはいえ、病気でもないのに急に味気ない食事になるのもなぁ…と思っていたので、とりあえずトッピングフレンドリーを試してみることにしました。
リンとカルシウムのバランスを意識したトッピング
食欲がない時や特別な日のごはんで、ドッグフードにウェットフードをトッピングすることはあります。
けれども、ドッグフードはそれだけで必要な栄養素がすべて取れる優秀な食事。ということは、トッピングすると余分な栄養になっちゃうのではないかと、ちょっと心配していました。
我が家のメインのフード、POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモンは総合栄養食です。そしてトッピングすることを前提に作られているそうです。
トッピングフレンドリー「Topping Friendry®」の表示があるトッピング用のレトルトとの組み合わせなら、カルシウムとリンのバランス(リンの量が過剰にならないように)が調整されているとのこと。
これならトッピングしても、極端にリンが過剰になる心配がありません。
つまり、トッピングフレンドリーの表示があるレトルトなら、たくさんの種類のトッピングからうちの子の好みに合わせて自由に選べます。今回、うちの子が好きそうなものを選んで、トッピングしてみました。
飽きずに続いています。基本の総合栄養食
POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン/1,980円~
●保証分析値
タンパク質 30%以上、脂質 10%以上、粗繊維 7.4%以下、灰分 7%以下、水分 10%以下、カルシウム 0.93%、リン 0.80%、タウリン 0.7g/kg、EPA 2.5g/kg、DHA 4.5g/kg
○代謝カロリー 315kcal/100g
●粒サイズ
小粒サイズ:約7-8mm 厚さ約5mm
●原産国名
オランダ
■ POCHIスタッフより:トッピングフレンドリーについて
トッピングフレンドリー「Topping Friendry®」レトルトは、『栄養食のバランスを邪魔しない、副食のおかずレトルト』です。
犬にとって大切なリンとカルシウムのバランスを調整し、手作り食などでは不足しがちな亜鉛を配合しています。このちょっとした一工夫がポイント。
手作り食ではカバーしきれない栄養面への配慮は、犬たちのこれからの元気のためのもの。目には見えにくい腎臓にも配慮しています。
まだ腎臓の変化が見えていない犬でも、リンが過剰にならないように配慮した食事を与えることができます。毎日の積み重ねは、犬たちの将来の元気につながるはず。
実食!トッピングフレンドリー
■エゾ鹿ダイスカット
エゾ鹿ダイスカットには、ゴロゴロとした大きなお肉がたっぷり入っていました。これは食べ応えがありそうです。
フードにトッピングしてあげると、まずはお肉だけ一気に完食。「フードは残してしまうかな」と思ってみていると、今度はフードも一気に食べてしまいました。
スープが染み込んで、いつものフードも何倍も美味しくなっていたようです。牛丼の汁のしみこんだごはんが美味しいという感じでしょうか。めっちゃ、わかります!
■ポークカレー
ポークカレーは封を開けた瞬間、本格的なカレーのよい香りがしてビックリ!「飼い主用のカレー?」と間違えてしまいまいそうです。
スパイシーな香りは「クミン」、カレーらしい色合いはターメリック(ウコン)を使用しているのだとか。香りにつられて愛犬が台所まで見にきてしまったほどでした。美味しそうなカレーの香りは、人間だけでなく犬もお腹が減ってしまうようです。
あっという間に完食してお皿までピカピカに。いつもは「お野菜だけ上手に残す派」の我が家の犬ですが、柔らかく煮込まれたじゃがいもと人参も完食!
■ミネストローネ
ポチのミネストローネも思わず飼い主のスープ皿によそってしまいそうになる美味しそうなビジュアルです。スープとフードでわけて準備してあげたら交互に食べていました。
しかし、ここで意外な展開に。ミネストローネには大豆や枝豆、金時豆など栄養たっぷりのお豆が入っているのですが、よく見るとお豆だけを残そうとしています。
そこでスプーンで潰してスープに混ぜてあげると、大喜びですべて食べてくれました。お豆はかなり柔らかく煮込んでありますが、つぶしたことで食べやすくなって、美味しさに集中できたようです。
■豚バラ軟骨柔らか煮
コラーゲンとコンドロイチンが入った豚バラ軟骨柔らか煮、これはもう飼い主が食べたい!お肌もプルプルになりそうです。
被毛や皮膚、骨や関節のケアなど、シニア犬にとって大切な栄養素を美味しく楽しく摂取できそうなのが嬉しいです。
今回、どれも喜んで食べてくれたのですが、この豚バラ軟骨柔らか煮はとくにお気に入りだったようで、食べる前からよだれがポトポト。食べはじめてからは、ほとんど顔もあげずに一気に食べ終わっていました。
うちの子のお気に入り『Topping Friendly®』マークの入ったレトルト
決められないので全部推しで!
今回お試ししたトッピングは、うちの子はどれも大満足で完食してくれました。食べる前からワクワクした顔で見上げてくるので、飼い主まで嬉しくなってしまいます。
いろいろな味を食べられるのが楽しかったようなので、柴犬的には「選べないので全部推しで!」という感じでしょう。特別な日のごはんに、あるいは日常の中でトッピングフレンドリーがあればうちの子の満足度も爆上がりしそうな気がします。
カロリーや過剰な栄養など、なにかと健康面が心配になってしまうシニア犬の飼い主にとっても、安心して与えられるご馳走はありがたいなぁと思いました。
今回、お試ししたトッピングフレンドリーは、グルメなお殿様である柴犬も大満足だったようです。うちの子的には「いろいろな味があるのが嬉しい!」「フードにかけても美味しいのがいい」という感じでしょうか。
飼い主的には、常温で保存できるので、食欲がないなど思いついた時にサッと用意できるのがいいなぁと思いました。