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2023.11.15
読書?スポーツ?行楽?アート?季節を満喫!〜柴犬の〇〇の秋編
柴犬のちょっと不思議な生態を不定期にご紹介する、「柴犬あるある」シリーズ。
今回は『柴犬にとって秋とは?』です。
秋と言えば、「食欲の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」「行楽の秋」…いろいろな物事との相性が良い季節。
実際に犬と一緒にさまざまなことにチャレンジしているという飼い主さんも多いのではないでしょうか。
そこで、今回はマイペースな柴犬にとって「秋」ってどんな季節なんだろう?と改めて考察してみることに。
振り返ってみると、季節の移り変わりを感じるだけではなく、秋だけの笑顔がありました。
今回は、マイペースな柴犬と歩く秋の風景のお話です。
柴犬的アウトドアの秋
運動会や体育の日など、やっぱり秋といえば「スポーツの秋」ですよね。暑さで動かなかった柴犬たちが、元気いっぱいに動き出すこの季節。
我が家の柴犬も、子犬時代はよくドッグスポーツのイベントに参加していました。ルアーコーシングやアジリティ体験、タイムレースなど、まさに「スポーツの秋」を満喫!参加している犬たちも「楽しくてしかたない」という表情で、スポーツを楽しんでいたのが印象的でした。
今ではすっかりガウガウ犬見知り犬になったうちの子。犬の多いスポーツイベントへは行かなくなりましたが、運動大好きの魂は当時のままです。秋の気配を感じるころから、暑い季節は封印していた大好きなフライングディスクが復活!思い切り走り回れるこの季節の大きな楽しみです。
柴犬的インドアの秋
秋と言えば「芸術の秋」ですが、柴犬だって満喫しています。
我が家の柴犬は、現代アート作家のごとく、常識にとらわれない色々な作品を生み出します。
ぬいぐるみやチラシなどが、お得意のガブガブ、ビリビリで新たな作品に大変身です。
それにしても、おもちゃを破壊した後の犬って、なんであんなに自信満々な表情なんでしょうね。
まさに大作家先生といった風情です。
そしてもうひとつ、柴犬といえば忘れちゃいけない「睡眠の秋」
涼しくなって思い切り動いた後は、散歩道でぐっすりと。
あれ?インドアでもなければ、秋にかぎった話でもないような……。
やっぱりこれだね!柴犬の秋は「食欲の秋」
柴犬的「〇〇の秋」といえば、やっぱり外せないのが「食欲の秋」ですよね。
春も夏も冬も食欲もりもりな気もしますが、それはまぁ、置いておいて。
秋の味覚が大好きな子も多い柴犬。
うちの子もさつま芋が大好きです。
とくにホクホクに焼いた焼き芋は大好物!甘くて柔らかい焼き芋は、シニア期になっても安心してあげられるおやつのひとつ。
焼いていると、鼻をクンクンとさせて待ちきれない様子でやってきます。
実は、うちの子が焼き芋好きになったきっかけのエピソードがあります。
ある日の散歩中のこと。横を走りすぎていった焼き芋屋さんが車をとめ、声をかけてくれました。
「犬って焼き芋大好きだよな。食べるかい?」と、なんと焼き芋を丸ごと1本プレゼントしてくれました。
料金を払おうとすると「いらないよ」と受け取ってくれません。
そして、美味しそうに焼き芋を食べる様子を嬉しそうに見つめ、こう話してくれました。
「うちの柴もお芋が大好きなんだよ。だから食べて欲しくてさ」
よほど美味しかったのでしょう。
うちの子は、その時もらったあったかくて甘い焼き芋の魅力にどっぷりハマってしまったようです。
それ以来、散歩中に焼き芋をもらった場所を通ると不動柴が発動、しばらく動かなくなっていました。
あの日の焼き芋屋さんのおかげで、大好物がひとつ増えました。
お芋屋さん、ありがとう!秋の味覚・焼き芋は、我が家の柴犬の「食欲の秋」のメインディッシュかもしれません。
飼い主は柴犬の秋を満喫!
飼い主目線では、なんと言っても「換毛の秋」です。柴犬飼い主が俳句を読んだら、季語として登場する率No.1ではないでしょうか。今日も全国で、多くの飼い主さんが舞い散る抜け毛を眺めながら「すっかり秋だねぇ」と季節を感じていることでしょう。