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2026.05.20
犬に与えてもOK!NZでは定番なのに日本では珍しい野菜5選~南半球のDog's letter~
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世界の様々な地域に順応して暮らしている犬たち。
ところ変われば犬とのライフスタイルも変わります。日本とはちょっと違う?!共通してるかも?!と思える目新しいドッグライフ情報。今回は、日本では珍しいNZの定番野菜についてご紹介します。


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この記事を書いた人:グルービー美子
ニュージーランド・オークランド在住のトラベルライター。JAL機内誌やガイドブック「地球の歩き方」などに寄稿。子供の頃から柴犬と暮らし、現在はサビ猫のお世話係。趣味はサーフィン。
NZで見られる野菜とは?
農業大国のニュージーランドでは野菜の種類が豊富で日本に比べると全体的にサイズも大きめ。キャベツ、玉ねぎ、じゃがいもといった世界でおなじみの野菜はもちろん、近年は大根、青梗菜、もやしなどのアジア野菜もよく流通するようになりました。また、スーパーマーケットやファーマーズ・マーケットへ行くと、日本ではあまり見かけない珍しい野菜も並んでいます。今回は、その中から犬も食べられる野菜を5つご紹介。ただし、アレルギーなどの個体差があるので、犬に与える前に獣医師に相談するのがおすすめです。
“白いにんじん”のようなパースニップ
「パースニップ(Parsnips)」はヨーロッパ原産の根菜で、にんじんを白くしたような見た目が特徴。食用としての歴史はにんじんよりも古く、何と古代ローマ時代から栽培されていたそうです。
ビタミンB1、B2、ミネラル、食物繊維などをふんだんに含み、加熱すると甘味が増すことが魅力。煮崩れしにくいため、煮込み料理やスープにもぴったりです。
犬にパースニップを食べさせるなら、茹でたり蒸したりしてから細かくカットする、またはつぶしてマッシュにするとよいでしょう。ただし、葉や茎の汁にはフラノクマリンという毒性物質が含まれているため、扱いには注意が必要です。
北欧原産のスウィード
「スウィード(Swedes)」はアメリカで「ルタバガ(Rutabaga)」と呼ばれるスウェーデン原産の根菜。カブとキャベツを交配させて生まれた野菜で、ニュージーランドで市販されているのはほとんどが根のみですが、葉の部分も食べられます。
茹でたり焼いたり揚げたりとさまざまな調理法に適し、新鮮なものなら厚めの皮をむいて生食も可。ビタミンCを多く含んでおり、時折与えることで犬の免疫力アップも期待できます。
“マオリ定番の野菜”カモカモ
「カモカモ(Kamokamo)」は「クミクミ(Kumikumi)」とも呼ばれるカボチャの一種。19世紀後半にヨーロッパから持ち込まれ、先住民マオリの間に広がって食卓の定番食材になりました。ラグビーボールのような形状が特徴です。
12~4月のみ入手できる季節野菜で、肉や油と相性抜群。食感はズッキーニに似ており、焼いてもローストしてもスープにしてもおいしくいただけます。犬にもズッキーニやカボチャと同じ感覚であげれば、基本的に問題ありません。
家庭菜園でもおなじみなチョウコウ
「チョウコウ(Choko)」はスペイン語で「チョヤテ(Chayote)」、日本語で「ハヤトウリ」と呼ばれる中央アメリカ原産のウリの一種。ニュージーランドでは家庭菜園でもよく栽培されている野菜です。
アクを含んでいるので、皮をむいてスライスしたものを水にさらしたり塩でもんだりしていただくのが一般的。大根のようなシャキシャキ食感が楽しめ、サラダや浅漬けに合います。冬瓜のようにスープにするのも人気。アク抜き処理して加熱したものなら犬も食べられます。
超メジャーな葉野菜シルバービート
ニュージーランドのスーパーマーケットでほぼ1年中流通している「シルバービート(Silverbeet)」。ほうれん草の仲間で、日本では「スイスチャード」や「フダンソウ」と呼ばれています。
ほうれん草よりも葉が固めですが、おひたし、スープ、炒め物、煮込みなどに利用可能。アクがあるので生食には向きませんが、下茹でしてから調理するとおいしくいただけます。
犬へは加熱したものを少量与える分にはまず問題ありませんが、シュウ酸が含まれているため、腎臓疾患を持っている場合などは避けたほうが無難でしょう。


