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2026.08.26
日常のギモンから 犬の心の動きを知ろう③《RETRIEVER + POCHI archive077》
イラスト=テメル華代
構成・文=RETRIEVER編集部
「RETRIEVER」は、ゴールデン、ラブラドール、フラットコーテッドを中心とした、レトリーバー種の専門誌。
陽気で明るい性格は家族に笑いをもたらし、豊かな表情は言葉が通じなくてもコミュニケーションを可能にしています。
何と言っても、人間に対する愛情がとても深い。そんな犬種との暮らしを紹介する「RETRIEVER」さんの素敵な記事をピックアップしてPOCHIバージョンでご紹介。
犬種が違っても読めばきっと皆さんのドッグライフがより充実したものになるはずです。(POCHI編集チーム)
人間と同じように、豊かな感情を持つ犬。 ただ、カラダの仕組みや習性は人間と異なる部分もあるため、飼い主が犬の気持ちを理解できないことも。 日常の行動に対する素朴なギモンから、犬の心の動きの特徴を理解しましょう。
小型犬が得意じゃないのはなぜ?
犬はカラダが大きくても、小型犬を怖がったり、怒ったりすることがあります。犬も同じ犬種のほうが動きやテンションが似ていて、行動を理解しやすいもの。逆に、動きや表情が理解しにくい相手には、怖がったり警戒したりすることがあります。子犬のころからさまざまなものに慣れさせる社会化で、苦手を減らしておきましょう。
なぜ食べ物じゃないものを食べてしまうの?
犬は木や石、靴下など、食べ物ではないものを口にすることがあります。かじり心地やにおい、味が気になる他、子犬や若い犬は口に入れて確認していることも。また、退屈しのぎや、くわえると飼い主が反応してくれるため、気を引こうとしている場合もあります。そんな時は、別の遊びや運動で発散させてあげましょう。
真剣にテレビを見ているけど理解しているの?
犬は狩猟をしていた名残から、動くものに敏感に反応します。テレビも内容を理解しているというより、画面上の動きを目で追っていることが多く、動物が映ると反応する犬もいます。ですが、近づいてもにおいがせず、動くものが消える経験を繰り返すうちに、興味を失うこともあります。
なぜ背中やお尻をくっつけたがるの?
人間の子どもが信頼する大人のそばで、背中をくっつけたり近くに座ったりして安心するように、犬も飼い主に体の一部をくっつけていると安心できると考えられます。正面から向き合わなくても、ガムをかじったり自分のことをしながら、飼い主に触れていることで「そばにいる」という安心感を得ているのです。一方で、独立心の強い犬は、飼い主から少し離れて一人で寝ることもあります。
寝ている時すぐ目を覚ますけど熟睡できているの?
人間は夜にまとめて眠りますが、犬はもともと明け方や夕暮れに活動する薄明薄暮性で、睡眠と覚醒の周期も人間より短いとされています。現代の家庭犬は飼い主の生活に合わせて過ごしていますが、一般的な睡眠時間は1日12〜15時間ほど。夜だけでなく、日中もこまめに昼寝をします。健康のためにも睡眠は大切なので、犬がゆっくり休める環境を整えてあげましょう。
出典:RETRIEVER vo.120/「日常のギモンから レトリーバーの心の動きを知ろう」
*1 イラスト=花島ゆき 水越美奈=みずこしみな。獣医師。日本獣医生命科学大学獣医学部獣医保健看護学科教授。日本獣医動物行動学会会長。優良家庭犬普及協会常任理事。7年間の動物病病院勤務後、アメリカで獣医行動治療学を学ぶ。監訳書『犬と人の絆:なぜ私たちは惹かれあうのか』(緑書房刊)他。


