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2018.11.21
実は犬の口の周りの汚れが原因かも?見落としがちなニオイの発生源!
犬たちと暮らしていると、ふとした時に気になってしまうのがニオイです。これから冬に向けて寒くなるとあまり強くニオイを感じなくなってしまいがちですが、それは実は毎日一緒にいるからゆえに“うちのコ”のニオイに慣れてしまい感じられないだけなのかもしれません。
完全にニオイを防ぐことはできなくても、ちょっとしたケアでずいぶん軽減することはできます。……とはいっても、犬たちが放つニオイの原因・理由は様々。
そこで、本日は犬たちとの暮らしの中で見落としがちなとあるポイントに注目して、ニオイ対策をご紹介します。
犬との暮らしの中のニオイの原因。
犬たちも生き物なので、ある程度のニオイを発してしまうのは仕方のないことですよね。具体的には、皮脂腺から出る体臭、耳や口、ウンチ・オシッコのニオイは、生きていくうえでは仕方のないもの。自宅でできるケアとしては、シャンプーをしたり、ハミガキや耳の中を拭きとったり、用を足した時には速やかに片付けること。
できれば、そのニオイの原因によって効果的なお手入れを知っておきたい。
その代表としては、犬たちが顔を寄せたときに感じるニオイの場所はいくつかあります。例えば、口、目元、耳など、手入れをきちんと行えば不快なニオイも軽減できますし、犬たちも清潔になって病気などの予防にもなりますので、正しい方法と対策を行っていきたいですね。脂漏症などの皮膚炎やかゆみといった皮膚のトラブル、外耳炎といった耳の病気がニオイの原因となっているケースもあるので、これらのトラブルの予防のためにもこまめなチェックを行っていきましょう。
おうちシャンプーにオススメ
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犬の顔周りのニオイ対策
以前、アレルギーや涙やけを特集した際にもご紹介いたしましたが、犬たちの目下がニオイを発してしまう時には、涙などが溢れて被毛が濡れ、そこに雑菌が繁殖してしまうことでニオイを発します。(詳細と対策アイテムはこちらからご確認ください)
また、耳がたれている犬たちの場合は、立ち耳の犬と比べて耳の中に湿気や皮脂汚れが溜まりやすく、ニオイを発しやすくなります。そのため、定期的に耳の中の拭きとりが必要になってくるのです。
さて、ここで口元のニオイの代表といえばやはり口の中のニオイ。犬たちが年齢を重ねたシニア期に入ると、歯垢や歯石もついてしまい、歯肉炎や歯周病などでニオイを発しやすくなります。そのほかにもデンタルケアはさまざまな感染症の予防にも繋がるため、大切にしておきたい習慣ですよね。
このほかにも、気をつけたい部分があります。
口の中だけではなく、「犬の口元のニオイ」気を付けてますか?
さて、私たち人間と異なり、犬たちは顔全体に毛が生えています。実はこの毛にさまざまなものが付着してしまい、ニオイの発生源となるケースが散見されます。プードルやシュナウザー、シーズーなどの顔周りの毛が伸びやすい犬たちは、特に口の周辺の毛がニオイを発生させるケースが多いようです。
犬たちは食器に鼻先や口を突っ込んで食事をしますから、どうしても口元が汚れやすく、また毛に汁気のある食べかすなどが絡み付いてしまい、時間が経てば経つほどなかなか取ることが難しくなっていきます。
これが猫であれば口元の汚れを前足で拭い取ることもできるのですが、犬たちは体の構造上前足を使って口元をぬぐうことが難しいので、どうしても汚れがこびりついてしまいやすいのです。
また、よだれが多い犬の場合は口元の毛がよだれで濡れた状態が続き、そこで雑菌が繁殖することでいやなニオイが発生することもあります。白っぽい被毛の犬の場合は、赤茶色に口元が汚れる「よだれ焼け」と呼ばれる状態になり、目立つことも。
対策としては、食後の犬たちの口元を速やかにふき取る習慣作りをする、トリミングで口周りを短くするなどがあります。
口元のしわになっている部分に毛が巻き込んでいないかも気にしたいですね。
今回は、この見落としがちな口周りのニオイ対策に適したアイテムをピックアップいたしました。
ぜひご活用ください。
口の周り、目の周りのケア
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ペット栄養管理士からひとこと
犬の体臭とされるものには、いくつか種類があります。それぞれのニオイの原因は別の場所やものだったりもするので、シャンプーをすれば解決!とはならないこともあるので、犬のどの部分のニオイが気になるのかをチェックしてみるのもオススメです。
シャンプーをすることで皮脂汚れなどを落とすことができますが、皮膚が弱く、かゆみがあったり脱毛が見られるときには、シャンプーによって皮膚のバリア機能が低下して皮脂が過剰に出てしまい、さらにニオイの元になることもあります。まずは犬の皮膚の状態のチェック、そして被毛がベタつく、かゆみがある、赤みがかっているなどの異常が見られたら、家庭でのケアと合わせて動物病院で相談してみてくださいね。