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2021.01.21
犬の下痢や便秘などのお腹のトラブルに。ハーブとベントナイトのサプリメント
冬になると毎年のように下痢や軟便に悩む犬もいます。下痢は消化能力の低下につながり、せっかくの食事も栄養として取り込めていない状態です。
消化器の健やかな働きを維持するための毎日のケアに植物の力を。ハーブとベントナイトを使ったサプリメントをご紹介します。
日々の健康維持には、おなかのケアから始めよう。
ドクターハーヴィーズ ランズビーダン(消化器の健康維持)
●原材料
カボチャ ベントナイト スリッパリーエルム樹皮 リンゴペクチン ジンジャー プランテン マシュマロウ根 フェンネル バナナ カモミール
●1日の給与目安量
体重 0.9kg~9kg 添付スプーン 1杯
9kg~22.5kg 添付スプーン 2杯
22.5kg~42.7kg 添付スプーン 3杯
42.7kg~67.5kg 添付スプーン 4杯
※添付スプーン1杯は2.6g
※1日量を食事の回数で分けて、毎回の食事に混ぜて与えてください。
スタッフのオススメポイント
冷え込む季節にこそ犬の消化器系ケアを。
秋から冬にかけて気温がぐっと低下していきます。これは寒いというだけではなく、体温を維持するためにしっかりと栄養を摂取する必要がでてきたというサイン。栄養をしっかり摂取するためには、消化器系の働きを健康的に維持することが基本です。
消化器は、食道、胃、小腸、大腸、そして肛門まで繋がる器官です。胆汁を分泌する胆嚢や消化酵素を出す膵臓、栄養素を合成する肝臓も含まれますが、とくに意識したいのが消化器系の中で腸に住んでいる細菌たち。いわゆる腸内細菌のバランスです。腸内環境が適切な状態であれば、健康維持に必要な働きを持つ菌類が活発になり、しっかりと食べ物から取り入れた栄養を吸収できるようになるだけではなく、ちょっとしたトラブルなどに発展しにくくなると言われています。
腸内環境を整えることは消化吸収だけではなく、免疫系の維持にもつながりますから、厳しい寒さに備えるためにもしっかりとお腹の調子を整えておきたいところです。
普段からお腹が弱い傾向の犬だけではなく、食事から犬の健康のためにできることを探しているという方も、まずは消化器系のサポートから始めるのがオススメです。
消化器系に嬉しい野菜、フルーツ、ハーブとは?
腸に住んでいる有用菌のエサになる食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類があります。それぞれを含む食材は色々ありますが、ベースとなるドッグフードにプラスする形で摂取させようとすると、食材に含まれる量が限られているためどうしても与える量が多くなってしまいます。小型犬や食が細い犬の場合は手作り食やトッピングの形で犬に食べさせるのも現実的ではありませんし、効果を実感するのが難しいことも。
ドクターハーヴィーズ ランズビーダンは、犬の消化器に嬉しい成分を含む食材やハーブを乾燥させ、粉末状にしています。スプーン1杯からさまざまな食物由来の食物繊維を摂取することができますし、フードにかけたり、手作り食のスープに混ぜるなど使い方も様々です。
使用されている原材料もカボチャやリンゴ、ジンジャー、バナナといった身近な食品と、ヨーロッパでは消化器の健康維持に役立つことで知られるハーブ・スリッパリーエルムの樹皮、粘膜の維持に役立つマシュマロウ、カモミールといったハーブを組み合わせています。
中でもマシュマロウのぬめり成分は下痢などで荒れてしまった腸粘膜の維持に役立ち、タンニンが腸内に分泌される適切な水分を維持するので、長くお腹の不調が続いている犬には嬉しいハーブになっています。
お腹のサプリメントに入っているベントナイトとは?
ドクターハーヴィーズ ランズビーダンの中に入っているベントナイトとは、アメリカの限られた場所でしか取れない粘土のことです。
「えっ!粘土をサプリメントにするの?」と思われる方もいるかもしれませんが、このベントナイトは吸水、吸着性が高いので、便の水分を吸収してウンチを安定させるのに役立ちます。もちろん、天然由来のミネラル成分で有害な物質は含まれていません。
人間用の食品でも、お腹の調子を整えるサプリメントやダイエット用のフードに使われるほか、ワインや梅酒の濁りを取り除く工程でも使用されています。
余分な油脂を吸収するともいわれているので、脂質が多い食事やオヤツ(リブボーンなど骨のオヤツも意外に脂質が高いです)などを食べさせた時に、うんちが緩くなる傾向がある犬にもおすすめです。